こぐま座単語

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こぐま座 Ursa Minor
略符	UMi
象徴	the Little Bear
起源	古代　プトレマイオス
概略位置	赤経：15 赤緯：+75
正中日時	6月25日21時
広さ	256平方度(56位)
3.0等以上の恒星数	2
最輝星	ポラリス(2.005等)
メシエ天体数	0
隣接する星座	りゅう座 きりん座 ケフェウス座

こぐま座とは、トレミーの48星座の一つ。

日本など北半球の地域からは1年中見ることができる。

概要

小さなひしゃく型の星の並びは、おおぐま座の北斗七星に対して小北斗七星とも呼ばれる。

α星のポラリスは天の北極に非常に近く、北極星として広く知られている。
2102年に天の北極に最も近づき、将来はケフェウス座の星々へその役目を渡す。

主な天体

恒星

• α：ポラリス(Polaris)
  • こぐま座の最輝星で、16世紀頃から北極星として機能している。
    3重連星で、主星は黄色超巨星。
• β：コカブ(Kochab)
  • 紀元前1500年頃から西暦500年頃にかけて北極星であった。
    水素を使い果たし、ヘリウムを燃焼する段階に入っている。
• γ：フェルカド(Pherkad)
  • コカブとともに北極星として機能していた。

データ

名称		視等級	絶対等級	距離(光年)	スペクトル型	変光星型	変光幅	備考
α	ポラリス	2.005	-3.608	432.36	F7:Ib-IIv	脈動変光星 ケフェイド	僅か	北極星 黄色超巨星
β	コカブ	2.078	-0.940	130.87	K4III	変光星
γ	フェルカド	3.027	-2.843	486.57	A3Iab	脈動変光星 たて座δ型	±0.05
ε	こぐま座ε星	4.21	-0.92	346	G5IIIvar	爆発変光星 りょうけん座RS型
ζ	こぐま座ζ星	4.29	-1.02	376	A3Vn
δ	こぐま座δ星	4.35	0.61	183	A1Vn
η	こぐま座η星	4.95	2.58	97	F5V

ギリシャ神話

ギリシャ神話による由来はおおぐま座の神話を参照。

この星座は、紀元前6世紀の古代ギリシャの天文学者タレスが設定したとされる。
また、近くにりゅう座があることから「ドラゴンの翼座」とも呼ばれていた。

関連コミュニティ

関連項目

• 星座の一覧
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• 北極