クサレ脳ミソとは、ド低能を怒られないように改変した罵倒語である。
概要
ジョジョの奇妙な冒険第五部「黄金の風」の登場人物パンナコッタ・フーゴの印象的な台詞である「ド低能がァーーッ」が、文庫版収録の際に「クサレ脳ミソがァーーッ」に変更されてしまう。
文庫版で変えられた台詞は「何をするだァーッ」といった誤植の修正のほかに、当時では問題にならなかったが現在では「差別用語」に該当する台詞を修正されており、今回は「低能」が引っかかってしまった。
これに関して文庫版第30巻のあとがきに「もめ事を起こしても仕方ないからとりあえず従っておく」といった「自主規制」への葛藤が書かれている。ちなみに単行本の方も第38刷からはクサレ脳ミソに修正されている。
・・・が、いざ改変すると「クサレ脳ミソ」という「ド低能」よりもっと酷いのではないかという台詞になり、さらにナランチャの台詞に「人を見下す言い方は良くない!」と今回の修正を皮肉ったかのような台詞が追加され、そのままフーゴにナイフを突き付けて「殺してやる!殺してやるぜ~~~~フーゴ」と続けたため、道徳的な台詞を言いながらナイフを突き付けるという余計にヤバいシーンとなってしまった。
さすが荒木先生!おれたちにできないことを平然とやってのけるッ そこにシビれる!あこがれるゥ!
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 9
- 0pt