小川Pとは、VOCALOIDを用いて、バッハ作品を中心とする楽曲を作成するプロデューサーである。
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→MikuMikuDanceのプロデューサーの一覧
概要
Bachを和訳すると小川であり、P名の由来となっている。ベートーヴェンは「バッハ(小川)でなく大海なのだ」とバッハの音楽の豊穣さを語っている。
現在、マタイ受難曲第1部を完成させており、氏の代表作となると思われる。
「人間が歌う以上そこに音の揺れはどうしても入ってくる。ところがミクが歌う『マタイ』のコラールは、人間には不可能な有無を言わせぬ機械的なノンビブラートによって、この限界を容易に超え、衝撃的なまでの非情な透明さを実現する」
未クラシック、魅クラシック―「ボカロクラシカ」における「萌えの構造」― 大杉重男、ユリイカ12月臨時増刊号 総特集 初音ミク ネットに舞い降りた天使、青土社 より
ここで言及されている『マタイ』とは小川Pの作成しているマタイ受難曲のことである。
小川Pのマタイ受難曲の特徴として、コメントによる歌詞和訳や、楽曲解釈があることである。
そのわかりやすく丁寧なコメントから小川Pに対する大きなリスペクトが感じられる。
→小川P専属パティシエ
マタイ受難曲の16番目の動画からMikuMikuDanceが導入された。
モーション付けではなく、一枚絵として使われているが、髪型を変えるなどの工夫が見られる。
関連動画
マタイ受難曲第1部第1曲。12の動画作品にて第1部は終了する。
いよいよ第2部も製作開始された。 MMD使用
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関連項目
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