Gabba単語

• 概要
• 関連動画
• 関連項目
• 掲示板

 Gabba(GABBER)とは、ハードコアテクノのひとつである。

概要

オランダで比較的犯罪率が高いことでも知られるオランダ・ロッテルダム地方で生まれたテクノミュージックの１ジャンル。Gabbaと呼ばれる前はRotterdam technoと呼ばれていた。特徴として、

• リズムマシンTR-909のバスドラム音を歪ませた音を使う
• 声ネタや既製曲とマッシュアップすることが多い
• ブ厚いシンセ音が使われる(この音はオランダ製ダンスミュージック(ニューエナジー、ニュースタイル、ダッチトランス(俗称サイバートランス)等)全体で顕著に見受けられる。ノコギリ波を大量に重ねた音で、シンセサイザーJP8000にはSupersawとして標準搭載されている)
• bpmは160～300？と幅広い（bpm160未満だと上記の条件を全て満たしてもgabbaには含まれない）

近似している（およびGabbaの影響も受けているであろう）音楽ジャンルは他にスピードコア・ブレイクコア・ナードコア等がある。Gabbaを聴かない人からは「暴力的で頭の悪い人が聴いてそうな曲」と思われている恐れもあるので注意。

日本では石野卓球が細川ふみえに提供した曲「だっこしてチョ」、リッジレーサーの「Rotterdam nation（細江慎治（SamplingMasterMega）による）」、beatmaniaの「HELL SCAPER」(但しジャンル名は製作スタッフの勘違いによりGABBAH)などが有名だがメジャーリリースは圧倒的に少ない。その一方インディーズ・同人ではアーティストも根強いファンも多く、数多くのGabbaトラックが登場している。 

関連動画

関連項目

• 音楽関連用語の一覧

関連記事

親記事

• ハードコアテクノ

子記事

• なし

兄弟記事

• なし