X(ゲーム)とは、1992年に任天堂が発売したアクションゲームである。機種はGB。
概要
戦闘機「VIXIV(ヴィクシヴ)」を操り、司令官から送られてくるミッションを次々とクリアする。
ジャンルはアクションゲームとなっているが実際は3Dシューティングゲームに近く、GBでありながら、ワイヤーフレームによるリアルタイム3Dを実現させている。
当時のCMでは「Xという少々厄介なソフトをご紹介しよう」「マニアの方だけに、おすすめする」と任天堂ソフトのCMらしからぬ文言が使われていた。
知る人ぞ知る隠れた名作といった作品だが、『大乱闘スマッシュブラザーズX』にて本作のトンネル内BGMが採用されたり、クラブニンテンドーのサウンドコレクションにも収録されていたりとBGMの評価は非常に高い(作曲者は当時まだ入社初期だった戸高一生)。詳しくはトンネルシーン(X)の記事を参照。
2010年6月30日からDSiウェアで、続編である『X-RETURNS』が配信されている。
ちなみに当時のゲームボーイ作品として「起動時に上から降りてくるNintendoロゴのデモ」においてさらに「presents」のロゴが追加される唯一のソフト。これは起動デモが異なるSGBやGBCやゲームボーイプレーヤー(GBA)でも見れる。これらを使うとわかるのだが、実は通常の起動デモの後に瞬時に同じNintendoロゴが表示された画面に切り替えて行っていたのである。起動から芸の細かいところを見せているのもこのソフトの魅力であろう。
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関連項目
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