マイケル・オーウェンとは、イングランド出身の元プロサッカー選手である。
概要
チェスター出身・1979年生まれ・身長172cm・体重67kg。ポジションはフォワード。
18歳で1998年のイングランドのA代表に選ばれ、フランスワールドカップのアルゼンチン戦で
圧倒的なスピードでディフェンダー2人を抜き去って決めたゴールが世界に衝撃を与え、
「ワンダーボーイ」と呼ばれた。
以後イングランド代表として通算89試合に出場、歴代4位の40得点を記録した。
プレミアリーグでは1997年にリヴァプールでトップチームデビュー、いきなり得点王に輝く。
その後も活躍を続け2001年にはバロン・ドールを獲得、ヨーロッパ年間最優秀選手の称号を手にする。
90年代の終わり頃から度重なる怪我に悩まされるようになるが、リヴァプールで通算158得点を記録し、
2004年にレアル・マドリードへ移籍。さっそく16得点を決めてその実力を証明する。
しかし翌シーズンにはプレミアへ復帰し、マンチェスター・ユナイテッドなどを経て2013年に引退。
選手生活を振り返ったオーウェンはやはり98年のワールドカップが印象に残っているようで、
「あのゴールが人生を変えた」と語っている。今も若々しく端正な顔立ちのワンダーボーイにとって、
自らの特徴である爆発的なスピードを活かし、世界が注目する中で決めたゴールは、
サッカー少年の夢を叶えた瞬間と言えるだろう。
競馬好きで有名だった彼は、2017年にチャリティーではあるが38歳にして騎手デビューを果たした。
チャールズ皇太子も観戦する中で2着となったオーウェンは、引退後も注目を集めている。
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