カチコチドラゴンとは、遊戯王OCGのカードである。アニメ・漫画「遊☆戯☆王ゼアル」にも登場している。
「遊☆戯☆王ZEXAL 第1巻」(2011年6月3日発売)の付録カードとしてOCGに登場した。
エクシーズ・効果モンスター
※「遊☆戯☆王ZEXAL 第1巻」収録のカード(YZ01-JP001)による
ランク4/地属性/ドラゴン族/ATK 2100/DEF 1300
レベル4モンスター×2
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、もう1度だけ続けて攻撃する事ができる。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
素材にレベル以外の縛りはないので、容易に揃えられる。同じドラゴン族であれば「デブリ・ドラゴン」でレベル4モンスターを特殊召喚する(ドラゴン族では対象になるのは「ゴーレム・ドラゴン」、「幻木龍」の2体)方法がある。
連続攻撃は便利だが、他のランク4に比べて攻撃力が低めなのが難点。同じ素材で攻撃力2500~2600(「No.39 希望皇ホープ」や「ジェムナイト・パール」など)が出せることを考えると、少々物足りない。
このカードが活躍できるのは、相手フィールド上に攻撃力2100未満のモンスターが複数存在する場合だろう。それらのモンスターをまとめて蹴散らすことができるので、優先してエクシーズ召喚できる。しかし、返しのターンにこのカードが戦闘破壊されてしまうリスクは考えなければならない(素材2枚消費で相手モンスターを2体破壊できたなら元は取れたとあきらめる考え方もあるが)。
攻撃力不足を補うことができれば、連続攻撃の効果を存分に発揮できる。
デッキをドラゴン族で統一して「一族の結束」を使用すれば、攻撃力2900となり、かなりのモンスターとの戦闘で勝てるようになる。ドラゴン族以外が使用できなくなるため、汎用性の高いカードを採用できずに困ることもあるのでそこには注意が必要。
もう1度だけ「続けて」攻撃できる効果のため、効果使用後に別のモンスターの攻撃を挟んだ場合、もう1度攻撃することはできなくなる。
また、「破壊し墓地へ送った時」発動できるので、宝玉獣のように墓地へ送られない場合や、「マクロコスモス」などが発動していて墓地へ行かずに除外される場合は発動できない。トークンやペンデュラムモンスターを戦闘破壊した場合も同様である。
アニメでは、チャーリー・マッコイとデュエルした男が使用していた。
「サンダーエンド・ドラゴン」、「ダイガスタ・フェニクス」と共にフィールドに並んでいたが、「ドリーム・ダイス」の効果で攻撃力を0にされた。
アニメZEXALで遊馬が使用した永続罠「パワー・チェンジ・バリア」のイラストに描かれている。中央で小さくなって「パワー・チェンジ・バリア」に守られている。
「パワー・チェンジ・バリア」の効果は、「ターン中、自分攻撃表示モンスター1体の攻撃力を600下げることで、そのモンスターに対する魔法・罠・モンスター効果の発動を無効にする」というもの。ただでさえ攻撃力の低いこのカードにはあまり使いたくない。
漫画では、月からの使いである瑠那が使用する。
VS凌牙で登場。「月の魔術師」と「ムーン・ガードナー」をオーバーレイ・ユニットにエクシーズ召喚された。
効果を使用して「ライトハンド・シャーク」と「レフトハンド・シャーク」を戦闘破壊したが、返しのターンに総攻撃を受けて破壊された(このカードを破壊したのは「ブラック・レイ・ランサー」か「バハムート・シャーク」のどちらかだが、どちらかははっきりしない)。
攻撃の際は、地面が隆起し、相手モンスターを襲う。
シャーク(大地が隆起!?) 驚くところそこかよ……
あるカードがOCG出身かアニメ・漫画出身かということを考えるとき、はっきりと分類しにくいカード。
初出は漫画付録の「OCGカードとして」であるので、OCG出身と分類することもできるが、デザインが漫画作者によるもので、さらに漫画の付録となっていることや、後に漫画本編にも登場していることから、漫画版出身と分類することもできる(ただし、OCG登場から漫画への初登場まで約1年とかなり開きがあるため、OCGからの逆輸入とも考えられる)。
しかし、しつこくどちら出身かを考えること自体、野暮なことかもしれない。いずれにしても「遊☆戯☆王」カードであることに変わりはないのである。
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最終更新:2024/05/05(日) 10:00
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