第一宇宙速度(first astronautical velocity)とは、物体が衛星として存在するための最低初速。地球の半径ではおよそ7.9km/sで水平に物体を飛ばせば、そのまま地面に落ちることなく地表スレスレを飛行しつつ、地平線の向こうに落ち続けて地球を周回する理論値ということになっている。
しかし、現実には大気の抵抗で徐々に減速してしまうし、地球はきれいなツルツルの球体でもないのでその通りにはならない。現在の人工衛星は大気が薄くなる200km程度よりも高い高度をそれよりも遅い速度(高度200kmならば約7.8km/s)で周回している。
ちなみに高度200kmの円軌道はパーキング軌道と呼ばれていて、人工衛星などを投入するときはこの軌道にいったん投入した後に、任意の位置に陣取れるようにタイミングを計って別の軌道に遷移するために使用したりする。なお、この高度でも放っておくと大気の抵抗により数日で地球に落下する。
この第一宇宙速度の上限を超え、地球の引力にひかれず脱出する初速度を「第二宇宙速度」、さらに太陽(太陽系)の引力から脱出できる初速度を「第三宇宙速度」という
掲示板
16 ななしのよっしん
2018/03/17(土) 11:05:59 ID: FhXjKywkNX
光速を超えて別次元に行く見たいな意味じゃないかな
光速を超える方法があればだけど
17 ななしのよっしん
2020/03/01(日) 14:57:19 ID: lSmsPDz9/s
>>15
我々の宇宙の外に、さらに無数のビッグバンで生まれた宇宙があるって説があるんだよ
18 ななしのよっしん
2023/09/10(日) 23:24:03 ID: E592KGUE4z
非常に誤解が多い数字
1.第一宇宙速度は常に一定ではなく、天体の規模や高度によって異なる。
2.あくまで「水平方向」に「初速のみ」で必要な数値なので、これより遅くても宇宙空間に出られるし、地球圏を離れる事もできる
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最終更新:2024/05/04(土) 18:00
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