耳年増とは、主に性的な事柄について、聞きかじりの知識だけが豊富な若い女性のことである。
耳(≒聞きかじりの知識)だけが発達した女性(≒年増)という意味だが、慣用的に性知識に関して用いられる。
耳だけが年増でなければいけないので、必然的に若い女性、それも基本的には処女に限られる。
特に幼い耳年増は「マセガキ」とも呼ばれるが、逆に、条件(女か否か、性的にマセているか否か、未経験か否かなど)によって、マセガキが必ずしも耳年増とは限らない。
「処女」と「エロい」という、通常は相反する二つの要素を自然に結びつけるキーワードであり、どちらを前面に出すかによって、方向性が分かれる。
つまり、処女性を表層とする「清純そうに見えて実は性に興味津々」なムッツリスケベタイプか、エロキャラを表層とする「エロ・下ネタ発言しまくりだけど実は純情」な経験豊富気取りタイプである。
ムッツリスケベタイプは、男が処女に求める清純なイメージを保ったまま、エロさも両立して欲しいという願望。
経験豊富気取りタイプは、エロ発言によるフランクさやオープンな色気を求めつつ、一方では未経験でいて欲しいという願望によるものだろう。
そのため、前者はいざという時には積極的で、後者は怖気づいたり、大人しくなったりする場合が多い。
「エロを連想する言葉や物に過敏に反応してしまう」のは耳年増の基本となる。
何も知らない無垢な子との対比により、さらに光るだろう。
また、実体験がないゆえの勘違い、「間違った性知識」を使ったシチュエーションも、耳年増の専売特許。
知識と現実との違いに困惑し羞恥する様子や、知ったかぶりしたことが経験者によって訂正されるという屈辱的な状況など、「百聞は一見にしかず」ということを思い知るのである。
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最終更新:2024/04/28(日) 08:00
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