おしりターボとは、一部の温水洗浄機能付き便座についている洗浄機能・ボタン・ダイヤル表示の1つである。
概要
強(6段階目の6番目)よりも、さらに強い水勢で洗浄します。
「おしり洗浄」中におしりターボ[入/切]を押すたびに、「おしり洗浄」と「おしりターボ洗浄」が切り替わります。
2023年時点ではLIXIL(INAX)の一部の温水洗浄機能付き便座[1]に搭載されている機能。
ボタン式のものとダイヤル式のものがあり、ボタン式の場合は押すと直ちに最大出力で水を噴射できる。機能の名前は「おしりターボ洗浄」だが、ボタンの表示には「おしりターボ」とのみ書かれている。
「きれいになる」という声もあるが、「痛い」「裂ける」「貫通するかと思った」という感想もあるので、初使用や痔持ちの際は注意。もう1回「おしりターボ」のボタンを押すと元の水勢に戻すことができる。
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なお、おしりターボの最中にさらに「洗浄強さ」の「+」を押した場合は、おしりターボ機能が解除され、「(おしりターボを押す前の水量のいずれか)+1」の水量に戻る。「おしりターボ+」にはならない。
ダイヤル式の場合は一番右まで回せばおしりターボとなる。中にはスピードメーターをモチーフにして、「TURBO MAX」とかっこよく(?)書かれているものもある(Kシリーズ エクストラ、現在は販売終了)。少なくともこのKシリーズエクストラの場合、人がいないと3mにわたって水が飛ぶようだ(座らないと作動しない)。他の人も使う場所のトイレであれば、使用後は必ず弱い水量にダイヤルを戻しておこう。
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恐らく「おしり洗浄」のボタンの意味で「おしり」というボタンが先にあり、その強さを表すために「ターボ」をつけているものと思われる。「ターボ」のもともとの意味は「乱流」や「渦」だが、ターボチャージャーから転じて「パワーアップする」という意味も付加されており、「おしりターボ」の場合はこの意味と思われる。
余談
他にもLIXILの一部の便座には「おしりパワフル」「おしりマイルド」「おしりマルチフィット」等、似たような名前の機能が存在する。
ちなみに、「おしりパワフルの弱」「おしりマイルドの強」が選択できる場合もあり、どちらが強いのか使用者から疑問に感じられる場合もあるようだが、2015年当時の製造メーカーの担当者によると「どちらも水圧は変わらないが、マイルド強は2つの穴から水が出るのに対し、パワフル弱は1つの穴から出る」ということらしい。
関連動画(おしりパワフル)
関連静画
関連リンク
- LIXIL「KAシリーズ WEB取扱説明書 ノズルまわり > おしりを洗う」
- トイレプラザ「LIXIL INAX シャワートイレ Kシリーズ CW-K45A」
- 現場監督佐々木の奮闘記「おしりターボ洗浄」(善光建設株式会社, 2017/03/11)
- 千徒馬丁「シャワートイレ「おしりマイルド強とおしりパワフル弱」はどちらが上か徹底解明」(ガジェット通信, 2015/06/28)
関連項目
脚注
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