トヨタ・スプリンターシエロとは、トヨタ自動車が1987年から1991年にかけて生産していた小型車である。
概要
90系スプリンターの5ドアリフトバックモデルとして1987年に登場。
80系で設定されていたカローラ5ドアリフトバックの実質的な後継車であるが、販売店はスプリンターを販売するオート店のみであった。
基本的なプラットフォームはスプリンターセダンと同じであったが、エンジンは4A-GE(1600cc EFI スポーツツインカム)/5A-FE(1500cc EFI ハイメカツインカム)/5A-F(1500cc ツインカム)の3種で、1300ccやディーゼルの設定はなかった。
1989年にはマイナーチェンジを実施、外装デザインが大幅に変更された。
キャブレターエンジンが廃止され、セダンのSEサルーンGに搭載されていたものと同じ4A-FHE(1600cc EFI-S ハイメカツインカム)が追加された。
もともと日本は5ドアリフトバックが売れない市場なので、このクルマも例に漏れずマイナー車の仲間入りを果たしている。
1991年には生産を終了、日本市場では後継車は設定されなかった。
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関連項目
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