光収容とは、自宅とNTTとの通信経路が光ケーブルで結ばれていることである。
概要
これまで、NTTの交換局から自宅(加入者宅)までの間はメタル線という金属の電線で接続していた。
2000年頃から、NTTが新設工事をする際は全て光ファイバのケーブルを使い始めており、電話の音声やインターネットの通信データは、マルチプレクサと呼ばれる装置で1つにまとめられ、光ケーブルを通ってNTTの交換局へ向かう。これは一戸建ても集合住宅や商業ビルでも同じである。光収容の由来は「光」ケーブルをそのまま交換機へ「収容」するところからきている。
1戸の通信ケーブルを1本の光ケーブルにまとめられるため、NTTにとっては費用削減、加入者にとってはブロードバンド開通までの期間が短縮されるが、一方でBフレッツすら提供が開始されていない地域でも光収容となっている場所があり、ADSLは規格上使うことができないため、ディジタルデバイドの被害を被る場合もある。(そういった地域ではISDNやダイアルアップなどのナローバンドかケーブルテレビ提供のインターネットを利用することになる)
関連項目
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