ウマ娘 シンデレラグレイ とは、漫画:久住太陽、脚本:杉浦理史&Pita、漫画企画構成:伊藤隼之介(原作:Cygames)による漫画作品である。集英社刊「週刊ヤングジャンプ」にて2020年28号より連載中。
Cygamesによるメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の一作。「ウマ娘」については当該記事を参照。
概要
ウマ娘「オグリキャップ」を主人公とする完全新作漫画。雑誌媒体で連載されるウマ娘の漫画作品は本作が初となる。脚本にアニメ『ウマ娘 プリティーダービー』でシリーズ構成を務めた杉浦理史、漫画企画構成として同じくプロデューサーを務めた伊藤隼之介が名を連ねており、同作と同じく実在の競走馬の物語をモチーフとしたストーリーが展開される。
オグリキャップが東京のトレセン学園に転入する前から物語がスタートするため、これまであまりスポットが当たらなかった中央以外のトレセン学園が第1R(1話)から大きく登場している。また現存する全国15場の地方競馬場に対し、ウマ娘の世界でも同じ場所に地方レース場が存在することが改めて明示された[1]。地名の表記はカサマツとサガのみカタカナになっている。
メディアミックス作品なのに『プリティーダービー』の名を冠していないタイトルとなっており、ファンの間からはその熱い作風と相まって「プリティーじゃない方」と呼ばれる事もある。作画担当の久住曰く「いかに公式に寄せるか、可愛く描くか等を思案していたが、リボンの武者とはねバド!読んで吹っ切れた」らしい。
あらすじ
地方で開催されるエンターテインメントレース「ローカルシリーズ」が開催される岐阜県羽島郡のカサマツレース場。設備も人員もウマ娘も中央(トゥインクルシリーズ)とはレベルが違うと言われるそこはレース当日も閑古鳥が鳴いており、トレーナーの北原穣は心の底から応援したくなるようなスターの不在を嘆いていた。
そんなある日、「ローカルシリーズ」で活躍するウマ娘を指導・育成するカサマツトレセン学園(正式名称:岐阜ウマ娘カサマツトレーニングセンター学園)に食費を押し付けられた入学した常識外れの新入生オグリキャップ。その走りを見た北原は彼女こそが待ち望んでいたスターだと確信し、一緒に天下を取ろうとスカウトする。
登場人物
登場人物名横のCVは本作のPVで登場したキャストのみ記載。ベルノライトや北原穣などといった本作オリジナルキャラのCVは単行本PVにて付けられたものである。
またメジロアルダン、サクラチヨノオー、シリウスシンボリ、ヤエノムテキは本作でウマ娘として初登場した。
カサマツレース
- オグリキャップ(CV:高柳知葉)
- 主人公。桁外れの大食い。学園やレースのことをよく知らないなど、クールに見えてどこかずれているが純粋な性格。
生まれた時は立ち上がれないほど膝が悪く、母に毎日数時間もマッサージをしてもらって歩けるようになった。レースに出走することや勝つこと以前に走れることに喜びを感じている。柔軟な膝が生み出す超前傾姿勢の走りが持ち味。
基本的にジャージ姿であるが人一倍朝練や鍛錬を行っているせいで常に泥で汚れており、これが理由でノルンエース、ルディレモーノ、ミニーザレディの3人からは後にノルンがオグリの実力を認めるまで「泥ウサギ」と馬鹿にされていた(当のオグリ本人は全く気にしてはいなかったが)[2]。
前述のとおり、幼少時代の経緯から走れる事を喜びとするあまりレースでの勝負事には無関心だったが、新バ戦でフジマサマーチに敗れたことやマーチから「お前の目標は何だ?」と問いかけられた事をきっかけにマーチへのライバル心を抱くようなり、ジュニアクラウンでのマーチとの2度目(史実上では5度目)の対決で互いの実力を認め合う間柄になり、共に東海ダービーへの出場を約束する。
しかし、その後に出場した中京盃での圧勝を目にしたシンボリルドルフから中央への勧誘を受ける事となるが、オグリは東海ダービー出場という北原の夢とマーチとの約束を理由にこれを拒否。それでも移籍させるかべきか躊躇する北原から「勝ったら中央、負けたら東海ダービー」という条件の下でゴールドジュニアの出場を告げられる。
中央移籍後は北原の叔父である中央のトレーナー・六平のチームに所属する。 - 作者の久住氏はオグリの髪型を結構こだわっており、Twitter上で6パターンもの髪型の候補があったのを打ち明けている。
- ベルノライト(CV:根本京里)
- オグリと同じカサマツトレセン学園の新入生。身長148cm、毛色は栗毛(髪:茶 眼:茶)。
「B」のヘアピンを2つ髪に付けている。
クラスで隣の席になったオグリを気に掛けており、オグリに誘われてチームメイトになった。
北原からは「ベル」、オグリからは「ベルノ」の愛称で呼ばれている。
実家はウマ娘専門のスポーツ用品店で、シューズや蹄鉄に詳しいことからオグリのシューズの調整を自ら買って出ている。
オグリが出場するジュニアクラウンの日に新バ戦に出場したが明確な描写は描かれず、惨敗を喫した模様。 - オグリの中央移籍の際、サポートウマ娘として学ぶ為オグリともに中央のトレセン学園に転入した。
ヘアピンのデザインや同じ栗毛色という点からツインビー[3]がモデルと推測され[4]装蹄師の三輪勝氏の要素も取り入れられていると噂されている。 - フジマサマーチ
- クラスメイトの一人。身長170cm、毛色は芦毛(髪:薄浅葱 眼:赤)。
特待生として多くのトレーナーから注目される有力選手。性格は走ることに対して非常にストイックで、東海ダービーを目標としており、北原に東海ダービーも夢ではないと言われたオグリとデビュー戦から激突し、ライバルとして強く意識することになる。
そしてジュニアクラウンでのオグリとの再戦で接戦の末に惜敗、オグリから一緒に東海ダービーへの出場を約束するも、間もなくオグリの中央移籍の勧誘が発生。移籍するか否かの条件にオグリとの約束を天秤に掛けられた事に対してオグリを殴り飛ばすほどに激しく激高した。
しかし、ゴールドジュニアでオグリに敗北後は「オグリよりも長くレースを走り続ける」事を決意し、オグリの中央移籍を快く受け入れた。
オグリが中央に移籍後は自身の目標だった東海ダービーに出走するも4着に終わり、電話にてオグリに弱音を吐露するもオグリの励ましの言葉を受けて立ち直り、同時に目標を失っていたオグリに「日本一のウマ娘になれ」と励ましの言葉を送っている。
尚、本編では終始シリアスな姿を見せている一方で、久住氏のTwitterでの裏話では新バ戦でのウイニングライブでライブ衣装を着るも顔を赤らめて羞恥に耐える姿を見せたり、ルームメイトのウォークダンサーに話しかけるタイミングを探るあまり不本意ながら長時間睨み続けてしまうといった茶目っ気が散見される。
また、東海ダービーでの結果を報告する第30Rでは髪を短く切っているが、この点の経緯が第2巻巻末のおまけページで描かれている。
モデルはオグリの笠松競馬場時代のライバルだったマーチトウショウ。「トウショウ」だが血統も生産もトウショウ牧場とは無関係。モデル馬はオグリキャップに続き中央競馬に移籍するが勝利を上げることができず、笠松に戻った後高知競馬へと移籍し、オグリキャップの引退翌年の1992年夏に引退、以後は愛媛の牧場で乗馬用として余生を過ごした。 - ノルンエース
- クラスメイトの一人。身長167cm、毛色は鹿毛(髪:薄茶 眼:黒)。制服やジャージを緩く着崩している。
ベルノ曰く地元では有名だが、何故有名なのかは不明。一人称は「あーし」を意識的に使っている。
本来オグリのルームメイトだったが、荷物が片付いていないのを理由に彼女を物置部屋で寝かせた。悪目立ちしたオグリが気に入らずにいじめていたが、レースで対戦して実力差を思い知り、同時にウイニングライブで抜けた所を見せられて毒気を抜かれ、部屋に戻るように促して謝罪した(上述の通りオグリは彼女の悪意に気づいておらず、物置も快適な個室だと思っていたため残念がっていた)。
チームメイトのルディレモーノ、ミニーザレディとは幼馴染で、その頃からよくつるんでいる。親がダンス教室を開いており、オグリに謝罪する際にダンス教室の回数券を渡している。ジュニアクラウンのオグリのウィニングライブではルディ、ミニーと共に観客の最前列でオグリにダンスのアドバイスをしている。
また、オグリとの和解後は寝起きのオグリの髪を整えてやったり、ゴールドジュニアでの物販ではオグリのぬいぐるみを購入する等、オグリに対しての好意が見え隠れしており、それを見たルディとミニーから「デレが顕著」とつっこまれている。
なおノルンエース・ルディレモーノ・ミニーザレディの3名については元ネタの存在しないオリジナルウマ娘である。 - ルディレモーノ(CV:西川舞)
- クラスメイトの一人。身長は165cm、毛色は月毛(髪:金 眼:黄)。
ギザっ歯でニンジンのワッペンをつけたスカジャンを着ている。すぐに耳を絞って怒るいかにもな不良だが、レース後に様子がおかしいノルンの手を握っていたり、ミニーの卑劣さには引く面もある。絵は壊滅的だが字は上手い。 - ミニーザレディ
- クラスメイトの一人。身長は147cm、毛色は青鹿毛(髪:黒 眼:緑)。
小柄でメンコをつけている。ルディレモーノのルームメイト。
3人組の中では学業優秀で分析力もあるが、嫌がらせにばかり頭を使っている。
ジュニアクラウンのオグリのウィニングライブではノルンと共にカンペを使ってオグリにアドバイスをしている。 - ウォークダンサー
- フジマサマーチのルームメイト。ストレートロングヘアで顔の右半分が前髪で隠れており、左耳に十字とリボンの耳飾りを付けている。
オグリ、マーチと同じ新バ戦でデビュー。新バ戦ではレース中盤のカーブで遠心力で押し出されてオグリと接触している。
久住氏のTwitterでの裏話で話しかけるタイミングを探るマーチに後ろから睨まれ続け、涙目になる姿が描かれている。
モデルはリードウォーク。 - オーカンメーカー
- オグリ、マーチと同じ新バ戦でデビューしたウマ娘。ジェットメーカーとはルームメイト。
セミロングで右側の髪の一部が白く、右耳に小さな王冠を被せている。
ジュニアクラウンでは3枠3番で出場、サウスヒロイン以来の「無理ぃー!!」を口にした。
モデルはフェートオーカン。 - サウスヒロイン
- 同上。黒いショートヘアで白いハチマキ、右耳に小さい星の飾りを2つ付けている。
新バ戦では道中先頭でレースを引っ張ったが、ペース配分を誤った為に最後の直線に入った所でバテてしまい、直後にフジマサマーチに抜かれ、アニメ版でお馴染みの「無理ぃー!!」を口にした。オグリの2戦目にも出場し、新バ戦同様に終盤にかけて先頭を引っ張ったがスパートをかけたオグリに抜かれてしまった(久住氏のTwitterの裏話ではこの2戦目の後のサウスの様子が描かれていて、また負けたことに悔しさのあまり自身のジャージを引っ張りながら大泣きしている)。
モデルはノースヒーロー。 - セカイトーハー
- 同上。ロングヘアで前髪をオールバックにしてデコ出しにヘッドフォンをしている。
モデルはニッポンセイハー。 - ベーテシュガー
- 同上。ボブカットで右耳に小さいリボンを付けている。
モデルはベンテンシャトー。 - ジョイメーカー
- 同上。ショートカットで切り揃えた横髪の右側の一部が白くなっている。
モデルはフェートジョイ。 - ウルトライチバン
- 同上。黒髪のツインテールで赤いハチマキ、左耳にリボンの付いた円形メダル型の飾りを付けている。
モデルはスーパーイチバン。 - ロイヤルチェリー
- 同上。ぼさぼさのショートカットにそばかす、左耳にサクランボの耳飾りを付けている。
モデルはチェリーロードか。 - ジェットメーカー
- クラスメイトの一人。オーカンメーカーとはルームメイト。
黒いロングストレートの髪を真ん中分けにしており、殿上眉をしている。
第1話では名前のみだったが、第8話のジュニアクラウンにて登場(枠番は7枠7番)。
モデルはフェートジェット。 - テンザンターフ
- 第8話のジュニアクラウンに1枠1番で出場。黒髪で切り揃えた前髪を残してこめかみから下の髪を後頭部に結い纏め、四角いヘッドホンをかけており、右耳には丸いピアスを付けている。また、瞳はハイライトが描かれていない。
モデルはヤマニテンザン。 - ネヴァーエヴァー
- 同上、2枠2番で出場。ざんばら髪のショートヘアで頭頂部の一部が白く、おっとりとした目にデフォルメされた頬をしている。
モデルはミサトネバー。おそらくネーミング由来は葛城ミサト。 - フジタカプラント
- 同上、4枠4番で出場。ロングヘアで前髪が白くオールバックになっている。目は三白眼で左頬に絆創膏を貼っており、左耳に鎖のピアスを付けている。
モデルはウィンプロント。 - ドラゴンメーカー
- 同上、6枠6番で出場。ショートヘアで左目が前髪で隠れており、左右の横髪の一部が龍の角のように白く尖っている。目尻のまつ毛が長く、ギザッ歯、右耳には数珠状に繋がった4つの丸ピアスを付けている。
モデルはトミシノシェンロン。 - ナントウイチバン
- 同上、8枠8番で出場。ウェーブかかったロングヘアで両目が前髪で隠れており、右耳にはリボン付きのメダルを付けている。
モデルはホクセイイチバン。 - ヤマノサウザン
- フジマサマーチが主役の番外編に登場したウマ娘。今回のトウカイダービー優勝者。オグリキャップが中央に去った後のフジマサマーチのことが気に食わず「お前にはオグリしか視えてないか」と挑発して奮起させようとしている。後に重賞レースの岐阜王冠賞で再びフジマサマーチと対戦する。
モデルは恐らくフジノノーザン。 - 北原穣(キタハラ ジョウ)(CV:中村章吾)
- オグリとベルノのトレーナー。身長185cmの壮年くらいに見える男性。キャップ(頂点)と言う名前を気に入り、オグリキャップを「キャップ」と呼び(中京盃以降は「オグリ」と呼ぶようになる)、ベルノに対しては「ベル」と呼んでいる。
中央でトレーナーを務める六平(むさか)を叔父に持つ。かつては以前の仕事を辞め、パチンコに明け暮れ、自室に籠ってテレビでウマ娘のレース映像を眺め続ける荒んだ日々を送っていたが、六平に連れられて「東海ダービー」を生で見たことで「東海ダービー」への憧れを抱くようになり、六平の口利きでカサマツトレセンのトレーナーとなるという過去を持つ。
一部読者の間では「アンカツ」こと安藤勝己騎手がモデルとする説と[5]「東海ダービー」に対する想いから鷲見調教師である説がある。その一方、「穣」の文字を訓読みすると「ゆたか」になる為、一部読者から「武豊騎手もモデルとして入ってるのでは?」とも推測されている。 - 柴崎宏壱(CV:柴崎哲志)
- マーチのトレーナー。オールバックの男性。
マーチに度々助言をするも、自身に対して不遜な態度をとるマーチの言動に頭を悩ませている。第77Rでフェイスノーモアのトレーナーでもあることが分かった。
一部読者の間では同じく笠松競馬場出身の柴山雄一騎手がモデルと噂されている[6] - 川村日和(カワムラ ヒヨリ)
- ノルン、ルディ、ミニーのトレーナー。そばかす顔の女性。
男性陣の不作法や不真面目な教え子達のおかげでしかめっ面をしていることが多い。
最初はマーチをチームに加えようと勧誘したがマーチは柴崎の方に加わった為、半ば消去法でノルン達3人をチームに加えたが、当の3人が練習をサボるといった素行不良に頭を悩ませている。
長らく名前不詳だったが第2巻にて名前が判明し、柴崎とは幼馴染で元ヤンキーだったという設定も追加されている。 - 巌唯一
- サウスヒロインのトレーナー。角刈りの男性。オグリの新バ戦の時、北原に出走表を持ってきたのもこの人。
中央
- タマモクロス
- キービジュアルで登場が示唆され、本編では第7Rから登場する。レースに負けた腹いせに名古屋できしめんを食べに向かったはずが電車を乗り間違えた事でカサマツにたどり着き、その足でオグリとマーチが出場するジュニアクラウンを観戦。この時のオグリの逆転劇を見て彼女を一目置くようになり、オグリへの対抗心を抱くようなる。その後、オグリへの対抗心をバネに連勝の山を重ね始める。
幼少時代は日本一を目指すために河川敷で「おっちゃん」の指導を受ける日々を送っていたが、後に母親と共に住居を転々するように引っ越した過去がある。 - スーパークリーク
- キービジュアルに登場。本編には第17Rより登場。
初登場は地方から転入してきたオグリキャップを興味ありげに見つめるシーン。ヤエノムテキら同期組とも良好な関係であるが、彼女のみ心理描写がほとんど描かれていないなど一際目立たないよう描かれ方をしており、菊花賞戦にてそのスタミナと長距離にもぶれない判断力により本格的な活躍を見せ始める。 - イナリワン
- キービジュアルと白い稲妻編ラスト(76R)にて登場。
本編には永世三強編(第77R)より登場。 - シンボリルドルフ
- ルナスワロー、ゴールドシチー、メリービューティーらが出場した中央の日本ダービーを、マルゼンスキーとミスターシービーと共に観戦席から観戦し、ゴールドシチーの走りを分析していた。
その後、中京盃をマルゼンスキーと共に観戦し、オグリの圧勝を目撃。北原を呼び出してオグリを中央へのスカウトを申し出た。
オグリの中央移籍後は彼女のダービー参戦問題に会長として振り回される事になり、当初はオグリの直談判に対してはにべもなくこれを拒否。後に騒ぎが大きくなると立場上の関係もあって中立を貫いていたが、発起人の藤井泉助の直談判や既存のクラシック制度でかつてダービー出走の夢を絶たれたマルゼンの本音をきっかけに、自身もオグリのダービー参戦に賛同し、中央諮問委員会委員長にオグリのダービー出走の特例及びクラシック制度改定を申し出るに至る。 - マルゼンスキー
- シンボリルドルフと共に日本ダービーを観戦していたウマ娘。オグリが出場した中京盃にもシンボリルドルフと共に観戦する。
オグリがクラシック未登録だった事に端を発するダービー参戦問題では、かつてその制度で自身も夢見ていた日本ダービーに参戦できなかった過去に対しての本音をルドルフに吐露し、それまで中立的な姿勢を貫いていたルドルフを動かすきっかけとなった。 - ミスターシービー
- 同上。アニメ版に1カットだけ登場して以来の再登場となった。
- ゴールドシチー
- オグリ達の入学と同時期に中央で開催された日本ダービーに出場したウマ娘。直線でルナスワローをかわして先頭に立ったが、メリービューティーの豪脚に6バ身差の圧勝を許す。
- メリービューティー
- ゴールドシチーの走った日本ダービーを6バ身差で勝利したダービーウマ娘。
- 元ネタはメリーナイス。
- ルナスワロー
- 日本ダービーでゴールドシチーを抑えてメリービューティーの2着に入ったウマ娘。後に68Rの有マ記念にも登場している。
- 元ネタはサニースワロー。
- 六平銀次郎(ムサカ ギンジロウ)
- 中央でトレーナーを務めている北原の叔父。北原からは「六平(ろっぺい)さん」と呼ばれている。
北原がトレーナーになる前、北原を心配する両親からの頼みで自身の口利きで北原をトレーナーに勧誘、中京レース場の東海ダービーを生で見せた事で北原に東海ダービーへの憧れを作るきっかけとなった。
オグリのジュニアクラウンの時は長期休暇を利用して帰省ついでに観戦に訪れており、オグリの実力を知るとレース場を去る前に北原に遠回しの忠告をするも、北原がその忠告を無視した為にオグリと北原の「東海ダービー」出場の夢が潰える事態を招いてしまう。
その後オグリが中央移籍後は北原の願いで彼女を自らのチームに引き入れ指導する事になる。ヤエノムテキのトレーナーとは飲み友達…に見えるが単行本おまけページに載っている両者が見ているメニュー表にはパフェがある。
元ネタは中央で実際にオグリキャップなど多数の競争馬に関わった故・瀬戸口勉調教師と言われる(というかかなり似ている)。 - イワノフラッシュ
- 第11R冒頭に名前だけ登場する有馬記念を勝ったウマ娘。元ネタはイシノヒカル。
- ディクタストライカ
- 第17Rより登場するウマ娘。初登場時には4戦3勝の成績を上げていて名前の表記の上に『栗毛の弾丸』という二つ名がつけられている。日本ダービー出走時は足にケガを持ちつつも出走。元ネタは1988年にマイルチャンピオンシップを勝利したサッカーボーイ(父:ディクタス)と目されている。ちなみにサッカーボーイの甥にはアニメウマ娘1期にモブのウマ娘として登場したステイゴールド(アニメではキンイロリョテイの名で登場)がいる。
- サクラチヨノオー
- 第17Rより登場するウマ娘。初登場時には、『ど根性ヒロイン』という二つ名と共に4戦3勝の成績が名前の上に書かれている。地方から転入してきたオグリの存在に心の中で気合いを入れ直していた。皐月賞で敗れはするものの晴れ舞台・日本ダービーでは己の限界を超えた魂の激走を見せる。マルゼンスキーとは史実通りに・かつアプリでも見せる浅からぬ縁がある。
- メジロアルダン
- 第17Rより登場するウマ娘。初登場時はまだ未出走で名前の表記の上に『名門メジロ家令嬢』という二つ名がつけられている。ペガサスステークス時はスーパークリーク・ヤエノムテキと共にテレビでオグリ達のレースをお茶会を開きながら観戦していた。なおメジロ家関係者としてアニメ等にはメジロドーベル・メジロパーマーが既に存在しているが現在シンデレラグレイに彼女たちはまだ登場していない。
- ブラッキーエール
- 第17Rより登場する黒髪のウマ娘。初登場時には既に8戦4勝・しかも3連勝を果たしていて名前の表記の上に『黒い闘士』という二つ名がつけられている。地方から鳴り物入りで来たオグリを気に入らずカサマツでの12戦10勝という成績を「田舎の砂遊び」と吐き捨てるように言うが…。荒々しい口調と攻撃的な目つきだが子供に優しくパドックでのファンへの愛想も良い。元ネタはオグリキャップやヤエノムテキなどと戦ったラガーブラックか。
- ヤエノムテキ
- 第17Rより登場するウマ娘。初登場時は未出走で名前表記の上に『剛毅朴訥武道少女』という二つ名がつけられている。オグリの転入時に正々堂々と闘う事を誓い彼女と左手で握手を交わす。実際オグリの事は実力者である事を見抜いており、初対決の毎日杯では対策を練り相手を策に陥れる事に成功する。授業の際に真っすぐ上に腕を挙手したり、ペガサスステークスをテレビで視聴する際は両手を太腿の上に揃えていたりとやたらと折り目正しい所作が目立つが、これは武人然としたトレーナーの影響も大きく見える。
一方で気性難でデビュー戦が遅れたという史実を反映してか、幼少時代はバットを片手にケンカに明け暮れたという粗暴な性格だった模様(作者の久住氏のTwitterにて、幼少時代のヤエノのイラストが投稿されていたが、現在は削除されていて閲覧不可)。 - バンブーメモリー
- 第17Rより登場するウマ娘。名前こそ表記されていないが16ページ目にてオグリのカサマツでの戦績にクラス中がザワつく中に存在が確認されている。第94Rで遂に名前付きで登場。安田記念覇者。
- メイクンツカサ
- 第19Rより登場。六平チームに所属している先輩。快活優等生先輩。作者曰く「ツカサ先輩は先輩後輩の垣根無くフレンドリーに構ってくれる」とのこと。
- クラフトユニヴァ
- 第19Rより登場。六平チームに所属している先輩。内気世話焼き先輩。作者曰く「ユニヴァ先輩はオグリとベルノに会う度にアメちゃんをくれる」とのこと。
- ゴッドハンニバル
- 第19Rより登場。六平チームに所属している先輩。ミステリアスなポンコツ先輩。作者曰く「ゴッド先輩はよく道に迷って行方不明になる」とのこと。
- シュガースティール
- 第21Rに名前だけ登場。序盤先頭に立つ。
- 元ネタはレース展開からすると、アグネスカノーバ(父スティールハート)。
- ディクタアース
- 第24Rに登場。皐月賞2着。毎日王冠では7着だった模様。
- 元ネタはディクターランド。
- ダブルインター
- 第28Rに名前だけ登場。日本ダービー3着。
- 元ネタはコクサイトリプル。
- アキツテイオー
- 第29Rに登場するウマ娘。短中距離ナンバーワン、マイルの帝王と称され宝塚記念1番人気で逃げを打つが、最終直線でタマモクロスに差し切られる。元ネタはニッポーテイオーで漫画では未登場のハルウララの史実上の父。
- ミスレディ
- 第29Rに名前だけ登場。宝塚記念で先行を決めようとするが、アキツテイオーに抜かれていく。
- 恐らく元ネタはミスターボーイ。
- 小宮山勝美(コミヤマ マサミ)
- タマモクロスのトレーナー。タマモクロスとは幼少期から出会っており(推定10年?)、お互いにタマちゃん、コミちゃんと呼ぶ仲。
- 六平の一番弟子を自称する。
- 元ネタはタマモクロスの調教師であった小原伊佐美と、主戦騎手の南井克巳。
- ヤエノムテキのトレーナー
- ヤエノムテキのトレーナー。名称はまだ不明。甘い物好きな師範代。六平とは飲み仲間である様だ。
- シリウスシンボリ
- 第31Rから登場。日本ダービー優勝後、欧州で活躍した実力者。毎日王冠では、出走前にダンスを踊ってロードロイヤルとダイナムヒロインにぶつかり、ロードロイヤルが出走停止になった。レースではオグリキャップの横を走る。オグリキャップが仕掛けたと同時にその後ろを進み、オグリの体力切れを予測して仕掛けるが、オグリキャップが更にスパートしたことで敗北する。天皇賞(秋)では、4コーナーでトップシュンベツのペースが落ちたところを狙って外から仕掛けるが、更に大外から来たオグリキャップに抜かされた。
- なお、作者の投稿したTwitter画像(削除済み)では、シンボリルドルフ会長の幼馴染らしい。
- ダイナムヒロイン
- 第31Rから登場。先行勢の一頭。レースでは、オグリキャップに抜かされないよううまくコース取りをするが、オグリキャップは誰にも触れられない最大外を走っていった。天皇賞(秋)では、同様に、集団前目に付け、4コーナーから仕掛けていった。1600Mの日本レコードホルダー。
- 元ネタはダイナアクトレス。
- ロングリヴフリー
- 第32Rに登場。天皇賞(春)ではタマモクロスの2着。
- 元ネタはランニングフリー。
- ロードロイヤル
- 第32Rに登場。毎日王冠では、レース前に、シリウスシンボリのダンスに巻き込まれ、1枠1番だったが鼻血を出して出走停止。天皇賞(秋)では、逃げウマとして後続の体力切れも見込んだレースを展開するが、直線、坂の手前でタマモクロスに捉えられた。なお、前年の天皇賞ではアキツテイオーに惜敗したといっている。後に、有馬記念、毎日王冠、秋の天皇賞などで再戦している。
- 元ネタはレジェンドテイオー。生産牧場である出口牧場の初の重賞馬であり、24年後に誕生した後輩の重賞馬がゴールドシップである。
- マッシヴバイキング
- 第32Rに登場。7戦5勝の注目ウマ娘。
- 元ネタは恐らく、ボールドノースマン。
- メシアオブマイン
- 第33Rに名前だけ登場。毎日王冠のレースで序盤先頭に立つ。
- 元ネタはマイネルダビテ。
- トップシュンベツ
- 第36Rに登場。先行してレースを引っ張るとしながら考えすぎて出遅れ、その影響か4コーナーではペースを落としていった。
- 元ネタは恐らくトウショウサミット。
- 奈瀬文乃(ナセ フミノ)
- 第44Rにて姿だけ登場、その後第45Rで名前が判明した女性。
「偉大」とまで言われる功績を持つトレーナーの父を持ち、自身も若手ながら天才と呼ばれ若い女性ファンから黄色い声援を浴びるトレーナー。
チームに抱えている多数のウマ娘の中でも特にスーパークリークに才覚を見出して期待を抱いており、その間には並々ならぬ親交関係がある様子。
元ネタは武豊。(CM出たりウマ娘レース解説者やったり天才女トレーナーになったり大忙しですね)
「たけ」を50音表でそれぞれ1つ左にずらすと「なせ」になり、「豊」は「ぶんの」とも読む→文乃、
また「偉大な父を持つ」「天才と呼ばれる」「若い女性ファン多数」「スーパークリークの素質を見抜く」「好きなものは寿司」と共通点は余りにも多い。
一人称は「僕」。 - 小内忠
- 第63Rに登場。ディクタストライカのトレーナー。方正謹厳。身長208cm。普段は部室にいるらしい。
元ネタはサッカーボーイの主戦騎手であった河内洋。 - メイクンオーカン
- 第65Rに登場。函館記念で逃げていた。元ネタはメイショウエイカン。
- フェイスノーモア
- 第77Rに登場。全日本ウマ娘カップ(史実での全日本サラブレッドカップ)で、イナリワンを差し切り勝ち。柴崎の担当。
元ネタは中央から笠松に転籍し、以降東海地域を中心に18戦14勝2着2回を挙げた1980年代後半のダートの強豪フェートノーザン。 - 檮原龍子
- 第78Rに登場。大井におけるイナリワンのトレーナー。
元ネタは、大井におけるイナリワンの調教師福永二三雄氏。弟に騎手の福永洋一氏、つまり甥に騎手の福永祐一氏がおり、高知県梼原町出身である。 - ロマンスバブリー
- 第77Rに名前が登場。第78Rに登場。大井所属11戦8勝。1枠1番1番人気。
枠こそ違うが元ネタはアエロプラーヌ(父マルゼンスキー、母ロマンギヤル)と思われる。 - フユノナカスミ
- 第77Rに名前が登場。第78Rに登場。2番人気。大井所属25戦4勝。
元ネタはアラナスモンタ(父アラナス、母フユノアダルト)と思われる。 - タカラノホシ
- 第78Rに登場。
元ネタはダツシユホウシヨウと思われる。 - 檮原太郎
- 第83Rに登場。中央におけるイナリワンのトレーナー。梼原龍子の長男。アメリカ帰り。
中央でもイナリワンの調教に関わった福永二三雄氏の中央要素と、イナリワンの後半の主戦騎手柴田政人騎手が元ネタと思われる。 - 天利サキ
- 第83Rに姿だけ登場。第84Rで名前も登場。メジロ家のメイド。
元ネタは厩務員の宮崎利男氏と思われる。 - ウインディミオ
- 第86Rに登場。
元ネタはウインドミル。 - ミアミケラ
- 第86Rに登場。
元ネタはマイネルダビデ。 - サープリムミック
- 第91Rに登場。スーパークリークの京都大賞典に出走。
元ネタはウマ番からすると、ミスターシクレノン。 - フィリップザスノウ
- 第96Rに登場。2度目の天皇賞(秋)の出走表に描かれている。上着を脱いで腰に巻くという作中でも上位に来る程のかなり薄着の勝負服で、鍛えた腹筋がかなりよく見える。実はモブウマ娘としては70Rの有マ記念にも出場しており、追い込みをかけるタマモクロスに追い越される描写が存在する。2度目のジャパンカップにも引き続き出場。120Rではスタート直後の姿が見開きの中央にくる形で大写しになっている。
元ネタはフレッシュボイス。 - カイラーサアメン
- 第96Rに登場。2度目の天皇賞(秋)の出走表に描かれている。実は1度目の天皇賞(秋)の時点でも出場している。
元ネタは恐らくカイラスアモン。 - ツリーエナジー
- 第96Rに登場。2度目の天皇賞(秋)の出走表に描かれている。次走のジャパンカップにも引き続き出場。
元ネタはキリパワー。 - ティトロライド
- 第96Rに登場。2度目の天皇賞(秋)の出走表に描かれている。目隠れやデカリボン、和風ドレスの勝負服などモブウマ娘にしては属性過多な気がある。
元ネタは恐らくダイゴウシュール。 - 奈瀬英人
- 第94Rに登場。奈瀬文乃の父。
元ネタは武邦彦(武豊の父親)。名前からすると親戚の調教師である武英智も要素に入っているかもしれない。 - 武邦彦は「ターフの魔術師」と呼ばれた往年の名騎手で、武豊もデビュー当初は「タケクニの息子」「親の七光り」などと揶揄されていたが、「豊の父のタケクニと呼ばれるようにしたい」と抱負を述べて数年で本当にそうなってしまったなど、父であると同時に騎手としての目標でありライバルの関係であった。
- 梅永
- 第94Rに登場。バンブーメモリーのチームのサブトレーナー。元ネタはバンブーメモリーにも騎乗した松永昌博
- メテオセレナス
- 作画担当の久住太陽先生のツイッターで初登場した後、第111Rで本編に登場。マイルチャンピオンシップでオグリと対戦する。ブレイクダンス好きな陽キャウマ娘。
元ネタは恐らくホクトヘリオス。 - ミルワカバ
- 第139Rでの後姿を経て、第148Rで本編に登場。安田記念でオグリと対戦する。瞳バッテンに角カチューシャが特徴の褐色ウマ娘。
元ネタは恐らくオサイチジョージ。 - ブライトロック
- 第148Rで本編に登場。
糸目に関西弁が特徴の褐色ウマ娘。
元ネタは恐らくホワイトストーン。
海外
- トニビアンカ(Toni Bianca)
- 第47Rで登場。26戦15勝内GI6勝の凱旋門賞ウマ娘。イタリア代表。欧州王者。
元ネタはトニービン。 - オベイユアマスター(Obey Your Master)
- 第47Rで登場。第48Rで名前が判明。他の出走ウマ娘と比べて、GI勝利がなく、特段の実績もないウマ娘。日本語は喋れる模様。身長182cm(推定)。
- 元ネタはペイザバトラー。ペイザバトラー(執事に給料を払え)とオベイユアマスター(主人に従え)と対立した意味になっている他、メタリカの楽曲・Master of Puppetsの歌詞が元ネタ説も。
- ムーンライトルナシー(Moonlight Lunacy)
- 第48Rで登場。23戦10勝。英仏のGI2勝。イギリス代表。英国の貴婦人。ベルノライトの調査ノートには、トニビアンカに勝利したこともあると記されている。藤井泉助の取材には冷淡だったが後日ベルノライトが訪れた際には照れながら応じた事から実はいい人?という感想をベルノから持たれる。
元ネタはムーンマッドネス。 - ミシェルマイベイビー(Michelle My baby)
- 第48Rに登場。アメリカ代表。アメリカの巨神。褐色肌に筋肉質な体。藤井が取材したときにはスリーポイントラインからダンクシュートを決めて、藤井に尻もちを突かせていた。
元ネタはマイビッグボーイ。 - エラズリープライド(Ellerslie Pride)
- 第48Rに登場。37戦18勝。オセアニア・チャンピオン。誇り高き美貌。ニュージーランドのみならずオセアニア、更には南半球の威信をかけてJCに挑む。藤井の取材時には新宿の花園神社にお参りしていた。ゴールドシチーのファン。
元ネタはボーンクラッシャー。 - シャーリースカイ
- 第53Rに登場。イギリス代表。ジャパンカップで一時的に先頭に立ったが、ミシェルマイベイビーに狙われて「ヒィイイ!!」と悲鳴を上げていた。
- 元ネタはシェイディハイツ。
- クラリッザ
- 第52Rに登場。ドイツ代表。単行本6巻にて名前が判明。元ネタは恐らくコンドル。
- スクールロード
- 第52Rに登場。アメリカ代表。単行本6巻にて名前が判明。元ネタは恐らくセーラムドライブ。
- オベイユアマスターのトレーナー
- 第55Rでオベイユアマスターの回想に登場した後、第117Rに本人が登場。アメリカで苦戦していたオベイユアマスターに創設して間もない海外レースであるジャパンカップ出走を勧めた。
梼原太郎がアメリカ留学時に、シンボリルドルフも昔世話になったらしい。彼らからは先生と呼ばれている。 - シーフクロー
- 第108Rに登場。アメリカ代表。作中2度目のジャパンカップのために来日した前回覇者オベイユアマスターを破り芝2400メートルの世界レコードを記録した優勝候補筆頭。高い実力によるものか尊大な口調が目立つ。
- 元ネタはホークスター。
- フォークイン(Folkqueen)
- 第113Rに登場し、115Rで名前が判明。ニュージーランド代表。オグリがレースの疲れを癒す為立ち寄った健康ランドで遭遇しなにかと世話を焼いた結果「健康ランド師匠」というあだ名を付けられた。前回敗れたエラズリープライドの雪辱を果たしオセアニア勢初の優勝を果たす為ジャパンカップに挑む。
元ネタはホーリックス。 - キャリーズルーム
- 第114Rに登場。イギリス代表。今回参加する凱旋門賞ウマ娘。メディア露出の少ないミステリアスな王子様として知られているが、実際には人見知りで取材が苦手な為逃げ回っているだけである。私服、勝負服問わずサングラスをかけている。
- 元ネタはキャロルハウス。
- イブビンティ
- 第114Rに登場。イギリス代表。目下4連勝中の欧州中距離チャンピオン。超ポジティブ思考の勘違い系お嬢様。日本語は話せるものの時々英語が混ざる独特の喋り方をするためかなりの変人に見えるが、家柄は本物の貴族家系。
元ネタはイブンベイ。 - ラントゥザトップ(Run to the top)
- 第116Rに登場。フランス代表。そばかすが似合う笑顔がチャーミングなスラリとしたモデルのようにも見えるウマ娘。勝負服はテニスプレイヤー風になっている。
- 元ネタは恐らくトップサンライズ。
- サティアス
- 第116Rに登場。アメリカ代表。大柄な体格が多い海外ウマ娘の中では小柄な方で、目つきの悪さとギザ歯が特徴。勝負服は日本の特攻服風で、何故か漢字で「天下無双」「最速最強」「亜米利加代表砂帝阿栖」などと刺繍されている。
元ネタは恐らくアサティス。 - トミー
- 第125Rに登場。ニュージーランドのマスコミ関係者。いつも大きなカメラを携えている。雑誌記者の1人として自国のスターウマ娘の活躍を期待しているが、その期待から出た言葉は結果的にフォークインを悩ませることになってしまった。
そのトミーという名前と風貌から別のフリーのカメラマンを思い浮かべる読者も存在する。
その他
- 赤坂美聡(CV:明坂聡美)
- アニメでもおなじみ実況アナウンサーのお姉さん。さすがに中央のみらしくカサマツの実況は別の人が担当してる模様。ちなみに1話の彼女の横には解説の細江純子さんらしき人もいる。
- 井川
- 解説者。ペガサスステークスで赤坂の隣で解説をしていた。
- オグリキャップの母
- オグリの母で元競走ウマ娘。デビューが決まったオグリに現役の頃に使っていた髪飾りを贈り、オグリの新バ戦ではラジオでレースを見守っていた。モデルは生産者の稲葉牧場の人達+オグリキャップの母ホワイトナルビーか(作者が誕生日に触れている)。
- 駿川たづな(CV:藤井ゆきよ)
- オグリとベルノが中央のトレセン学園にやって来た際に応対した理事長秘書。オグリは彼女に何らかの違和感を覚えたらしいが…? 単行本PVではナレーションを務める。
- 藤井泉助
- マスコミ関係者。黒縁眼鏡と大きなカメラが特徴的な男性。オグリキャップの才能に惚れ込み、その熱意でダービーに出られないオグリを出せるように多くの記事や署名などでウマ娘ファンを煽った。一連のオグリのダービー出走問題が終息後は純粋にウマ娘記者としての視点でレースを見届ける立ち位置となっているが、騒動をかき回した原因だからか六平からは嫌われている。なお、第48Rではジャパンカップに出走する面々を取材し、英語やイタリア語を流暢に操るハイスペックな一面が見られる。アイちゃんという彼女がいるがデート途中で出くわしたオグリ達への取材に暴走してしまった為フラれてしまったようだ。
モデルは史実当時は競馬評論家として活躍し、クラシック制度の改定を求めて運動を行った故・大橋巨泉氏と推測されている。 - タマモクロスの母
- タマモクロスの母。タマモクロスが良い環境で走れるよう、走る場所に近い住まいを探していたが、なかなか見つからずにいた。
- モデルはグリーンシャトーと推測され、史実に沿うとタマモクロスが連勝の山を重ね始める前に死去している。
- おっちゃん
- タマモクロスの幼少期に走りを教えた人物で、タマモが天皇賞(秋)出走に向けた調整中に病で倒れてしまう。
モデルはタマモクロスが生まれた錦野牧場の錦野昌章代表ではと推測されている。 - 遊佐よしこ
- マスコミ関係者。第114Rからウマ娘部署に配属され藤井泉助の助手として登場したが、本人は元々ファッション誌に関する部署に配属志望を出していたこともありウマ娘のことについては詳しくなく、ジャパンカップのことも何かすごいレースということくらいしか把握していなかった。所謂一般人枠として解説役の藤井泉助とコンビを組む。
各話タイトル
基本的に、サブタイトルは作中の登場人物の台詞が基になっている。
序章 カサマツ篇 | ||||
話数 | サブタイトル | アオリ文 | 掲載誌 | 単行本 |
---|---|---|---|---|
1R | ここにいる | 伝統の最高峰、そのクライマックス――!! | 2020_28 | 1巻 |
それは少女が"怪物"に至る道、シンデレラストーリー、開幕!! | ||||
2R | 私をレースに出して | 伝説の始まりの始まり。 | 29 | |
その一歩目は…躓き | ||||
3R | 信じていいかも | デビューレース、その一歩目、初めて見る景色は――後ろ姿。 | 30 | |
デッドヒートに水差す一歩…。 | ||||
4R | 今度は勝つ | まだ負けられない、もう負けれられない――アイツにだけは。 | 31 | |
その少女、性ワルにつき…。 | ||||
5R | 次元が違う | 一人向けるその視線は…悪意。 | 32 | |
その意地悪さは必死さから、その潔さは強さから。 | ||||
6R | 頂の景色 | カサマツ駆ける衝撃と新報――。 | 33&34 | |
7R | ジュニアクラウン | やるきいっぱい、初出走! | 35 | |
8R | 想定外 | ただ――勝ちたい。 | 36&37 | 2巻 |
目前の背は、あまりにも遠い。 | ||||
9R | 2度目 | "独"りで"走"る。今までも、これからも――。 | 38 | |
進むべきは、次の舞台(ステージ)。 | ||||
10R | 国内最高水準 | "王"は黙し、背中で語る――。 | 39 | |
強すぎた故、その波乱は想像を超える。 | ||||
11R | ライセンス | 立ち止まる。夢と理想の狭間で――。 | 40 | |
これからの…二人の話。 | ||||
12R | 一番の選択 | 沈黙は語る。言いたいことも 言えないことも――。 | 42 | |
勝っても―、負けても―、 | ||||
13R | だったら私に勝て | 苦渋の選択――。 | 43 | |
気に入らない――、その目が、驕りが、半端さが!!!! | ||||
14R | なにやってんだよ | 行く先の見えないレースが始まる…。 | 44 | |
その叫びは救いとなるか――。 | ||||
15R | 怪物 | 視えた目標(さき)へ、ただ駆ける。どれだけ汚れようとも――。 | 45 | |
その歓声は、救いだ。 | ||||
16R | ありがとう、カサマツ | 高らかな凱歌! | 46 | |
"中央"、伝説への幕開け。 | ||||
第一章 中央編入篇 | ||||
話数 | サブタイトル | アオリ文 | 掲載誌 | 単行本 |
17R | トレセン学園 | 始めまして、"中央"へ!! | 47 | 3巻 |
知らなかったのか? | ||||
18R | クラシック登録 | さあ、誰と走(や)る? | 48 | |
邪魔する"灰"は、振り払うまで!! | ||||
19R | 初戦 | 励む鍛錬、心は何処(いづこ)。 | 49 | |
立ちはだかる"中央"の壁。黒きその影をつかむすべは如何に…。 | ||||
20R | 武者震い | 目つきが気に入らねェ…!! | 50 | |
気合十分 | ||||
21R | 本物 | 戦いの幕(ゲート)が開く…!! | 51 | |
勝利の影に、佇む不安。 | ||||
22R | 毎日杯 | 脳裏を過ぎる豪脚。 | 52 | |
ようやく、私を見たな。 | ||||
23R | 並のウマ娘なら | 龍虎相見える。 | 2021_2 | |
微笑(わら)う横顔、何思う。 | ||||
24R | 夢なき者に理想無し | 完璧だった、ただ敗けた。 | 3 | |
無冠の帝王いずくんぞ皇帝の志を知らんや。 | ||||
25R | 品格 | キャベツの入ってないお好み焼きはお好み焼きではない。 | 4&5 | |
皇帝は、大器を夢見る…。 | ||||
26R | 日本ダービー | その言葉は、ただ夢の為に。 | 6&7 | |
"灰被りの怪物"、ゲートイン!!! | ||||
27R | 最高峰 | その鼓動は、嵐の前に、静かに熱く――。 | 8 | 4巻 |
それは、強さも速さも超えた何か…。 | ||||
28R | 私は私の道を往く | この道を覇道とするのは…!? | 9 | |
この後ろ姿は…!? | ||||
第二章 白い稲妻篇 | ||||
話数 | サブタイトル | アオリ文 | 掲載誌 | 単行本 |
29R | 最強 | 10 | 4巻 | |
"最強”の白い稲妻…!! | ||||
30R | 日本一のウマ娘 | "最強"が"最強"になる前。 | 11 | |
目標(ゴール)は見えた。 | ||||
31R | 夏休み | つかぬ間の休息――! | 12 | |
夏休み最速記録更新。 | ||||
32R | 毎日王冠 | Are You Ready? | 13 | |
標的、補足。 | ||||
33R | 誰にも触れられない | 緊張の一瞬――…。 | 14 | |
触れることすら敵わない―… | ||||
34R | カサマツの星 | 優雅な午後のひとときを… | 15 | |
突然の入電――… | ||||
35R | 勝負服 | 魅せつける最強!駆け抜ける閃光!その鮮烈に目が眩む!! | 17 | |
”本物”と”怪物”がぶつかる――…。 | ||||
36R | 今回は違う | 見据える先は勝利のみ―― | 18 | |
この時間(レース)、楽しもうか。 | ||||
37R | 天皇賞(秋) | ついに待ち望んだ瞬間(レース)――!! | 19 | 5巻 |
タマモクロスの思惑とは…? | ||||
38R | 前へ! | ここは少し昔の記憶(シーン)―― | 21&22 | |
ただ誰よりも先へ――。 | ||||
39R | 今日この日の為に | 奇跡なんて望んでない、自分の力で彼奴(アイツ)を超えたい。 | 23 | |
”怪物”の足音は重く響く―― | ||||
40R | 怪物の足音 | シリーズ累計35万部突破!!!勢い止まらず大驀進中!!! | 24 | |
絶対、逃がすものか。 | ||||
41R | 白い稲妻 | 他者の猛追をも許さぬ走り――…!! | 25 | |
この先は、限られたウマ娘の領域。 | ||||
42R | 領域 | 更なる高みへ――… | 26 | |
風か光か。 | ||||
43R | 日本一 | 聳え立つ”最強”の壁は高く――… | 27 | |
いづれ再び、相まみえる時まで。 | ||||
44R | 私が勝ちたいのは | ただひたむきに強さを求め、 実直に走り続けた。 本当は誰よりも負けが嫌いだから。 |
29 | |
祝! 紙&電子累計100万部突破!! | ||||
新たな風、波乱の予感…? | ||||
45R | 奇跡 | 少し落ち着かない、 今日のグラウンド |
30 | |
祝! 紙&電子累計100万部突破!! | ||||
"思いっきり"走っておいで。 | ||||
46R | 運命の菊花賞 | 運命の菊花賞スタート!! | 31 | |
紙&電子累計100万部突破!! | ||||
誰にも止めることはできない。 | ||||
47R | 強くなります | 深い青に差し込んだ、一筋の光… | 33&34 | |
待たせすぎたかもしれないですね。 | ||||
48R | 世界レベル | 大注目の夢の競演――!! | 35 | 6巻 |
立ちはだかるは世界か。それとも――…。 | ||||
49R | 私のエネミー | 仲良くしましょう きっと誰よりも、お友達になれると思うの | 36&37 | |
愛すべき“シンデレラ”へ | ||||
50R | 歴史に名を | 次に来るマンガ大賞2021ノミネート!! | 38 | |
早く、早く、一緒に踊りましょう。 | ||||
51R | ジャパンカップ | On your mark!! | 39 | |
[次に来るマンガ大賞2021] ノミネート!! | ||||
挑む先は世界だ。 | ||||
52R | ポジション争い | 次に来るマンガ大賞2021第2位!! | 40 | |
え、大丈夫そ? | ||||
53R | GOGOGOGO!! | 次に来るマンガ大賞2021第2位!! | 41 | |
代償はあまりにも大きく…。 | ||||
54R | 気配 | 前へ前へ、ただ足を動かすだけなのにーー…。 | 42 | |
さあ、幕が上がる時間だ。 | ||||
55R | WILDJOKER | 44 | ||
誰にも主役は譲らない。 | ||||
56R | 来れるもんなら | 45 | ||
思惑アリ。 | ||||
57R | デンジャラスゾーン | 不動故に、最強。 | 46 | |
諦めるわけがない。 | ||||
58R | 自分を証明するために | レース前に交わした、六平との約束… | 47 | 7巻 |
遠くはない、もう少し。 | ||||
59R | 似た者同士 | こちら舞台裏よりお届けです♪ | 48 | |
2人が見据えるその先は――…。 | ||||
60R | ただの敗北にしない為に | 君に出会えてよかったーー | 49 | |
むさか………なっ!? | ||||
61R | 未知の"領域" | 朝、一日の始まり。 | 51 | |
見覚えある名前…? | ||||
62R | スクーリング | キミに見せたい景色ーー | 52 | |
神妙な面持ち… | ||||
63R | 諦めるのはやめた | 何度でも走って、あなたに挑む。 | 2022_1 | |
何故…? | ||||
64R | 世界一分かっているのは | 宿敵からの告白ー―… | 2 | |
仲良く、ね。 | ||||
65R | こっち側 | LOOK AT ME! | 3 | |
ぶつかり合い、爆ぜる。 | ||||
66R | 答え | 限界まで走り続け、 限界まで追い求める、 互いを宿敵と認めるためにーーー |
4&5 | |
決戦はクリスマスで。 | ||||
67R | Take it easy | それぞれの思いと共に。 | 6&7 | |
さあ、始めようか。 | ||||
68R | 有馬記念 | 8 | 8巻 | |
運命が疾り出す。 | ||||
69R | 自分らしく | 運命のレースが、始まる。 | 10 | |
最悪なタイミング。 | ||||
70R | ヌルい | アクシデント発生・・・!? | 11 | |
"本気"で獲らせてもらう。 | ||||
71R | カウントダウン | 各位、背後注意。 | 12 | |
"怪物"見せてもらおうか。 | ||||
72R | 弾丸蹴脚 | 火花散る真っ向勝負!! | 13 | |
覚醒し(起き)ろ。 | ||||
73R | 灰の怪物 | 少女が❝灰かぶり❞と呼ばれるもっと前の事… | 15 | |
運命から、宿命へ。 | ||||
74R | ウチと走ろう | 強く、深く、踏み込む。 | 16 | |
宿敵(友)と走るから。 | ||||
75R | 新しい時代 | 最後の瞬間まで全力で。 | 17 | |
今はただ感謝を。 | ||||
76R | おかえり | しばしの別れ… | 18 | |
第二章 白い稲妻篇 完 | ||||
第三章 永世三強篇 | ||||
話数 | サブタイトル | アオリ文 | 掲載誌 | 単行本 |
77R | 大井の最終兵器 | 走ることが大好きだ。たとえそれが宿命でも。 | 23 | 9巻 |
知らねえなら覚えてけ。 | ||||
78R | 東京大賞典 | 雑踏に紛れる、小さな声…… | 24 | |
あと一歩。 | ||||
79R | 新時代 | ここから始まる___…。 | 25 | |
お久しぶりだよ? | ||||
80R | 代償 | 手の届く限り、もっと先へ。 | 26 | |
アロハでやんす? | ||||
81R | ハワイデヤンス | ここは一体、どこでやんす…!? | 27 | |
追う者から、追われる者へ。 | ||||
82R | 復活 | 目指すは一つ。挑ませていただきましょう。 | 28 | |
そこは言わねぇ約束だ!! | ||||
83R | 望むところだ | 今週も頭上から失礼します! | 30 | |
忘れてもらっては困ります。 | ||||
84R | メジロ家 | その眼差しは、誰よりも真実を捕らえ。 その姿は儚くも誰よりも強さに憧れた。 |
31 | |
頂を迎えに行きましょう。 | ||||
85R | 追われる立場 | スーパーアツい!大勝負!! | 32 | |
さあ、お時間です。 | ||||
86R | レースは終わらない | ファンサービスだって、お手の物♪ | 33 | 10巻 |
楽しませてもらおうか!! | ||||
87R | 癖 | 勝負が、動く。 | 34 | |
光を掴め。 | ||||
88R | 篝火狐鳴 | 好機を掴め、光を手繰り寄せろ______…。 | 36&37 | |
支配される。 | ||||
89R | 今度は離さねえ | 脅威的追い上げ…!! | 38 | |
"怪物"か"超新星"か――…。 | ||||
90R | やられた! | 赫く、煌めく、不屈の焔 | 39 | |
ここにも一人…。 | ||||
91R | 黄金時代 | ピースが揃う。 | 41 | |
舞台は整った。 | ||||
92R | 世間 | 新時代の到来の瞬間――!! | 42 | |
懐かしい顔ぶれ…。 | ||||
93R | 確実に | 今宵は大人の時間です…♪ | 43 | 11巻 |
能ある鷹はなんとやら…? | ||||
94R | 奈瀬英人の娘 | 天才の子。 | 44 | |
お寿司、好きなんですね。 | ||||
95R | 開幕 | 静かに忍び寄るのは、嵐か、それとも――…。 | 45 | |
"最強"を担う者として――。 | ||||
96R | 憧れ | その背中を超える為に。 | 47 | |
「自分」を証明する為に。 | ||||
97R | 別人 | 開幕を告げる鬨の声!! | 48 | |
勝機を逃がすな。 | ||||
98R | 先の先 | 勝負所の第3コーナー突入!! | 49 | |
その笑みの真意は…。 | ||||
99R | 支配下 | 仕掛ける際は、お気をつけて。 | 50 | |
勝負は最後の直線へ。 | ||||
100R | ルーティーン | 走り抜けた青春、伝説へ駆けあがれ!!! | 51 | |
大河は静かに唸りを上げる | ||||
101R | 私のトレーナー | 譲れない最終直線!!!! | 52 |
|
娘の雄姿、父の思惑。 | ||||
102R | ハロウィン | 激戦から一夜明け…。 | 53 | 12巻 |
偶然か、必然か。 | ||||
103R | マイル王 | 凸凹すぎる、名コンビ…!? | 2023_3 | |
真っ直ぐすぎる宣戦布告。 | ||||
104R | 連闘 | 聖なるベルの、ひびく夜♪ | 4&5 | |
因縁アリ…? | ||||
105R | 悔いのないように | 走りたい、その願いの為に。 | 6&7 | |
選択の時は近づく──…。 | ||||
106R | 否定する材料 | 期待と不安、葛藤と決断—。 | 8 | |
未来のために。 | ||||
107R | 可能性 | 夢を預かった日ー。 | 9 | |
信じているから。 | ||||
108R | 勝ちに行くっス!! | 久方ぶりの登場…!! | 10 | |
手加減無用!! | ||||
109R | マイルCS | 今を走る。夢を乗せて。 | 12 | |
諦めるにはまだ早いだろう? | ||||
110R | 夢 | 怒涛の第3コーナー突入!! | 13 | |
夢を一緒に見よう。 | ||||
111R | 信じてる | 両者一歩も譲らぬ、熾烈な先頭争い——…‼ | 14 | 13巻 |
もう一度、君に夢を預けよう。 | ||||
112R | 全部使って | 最終直線、持てる全てを出し切って。 | 15 | |
憧れで、宿敵で。 | ||||
113R | 新たなマイル王 | 怪物は走る。勝利と羨望を背負いながら。 | 17 | |
この少女は一体…? | ||||
114R | きっとまた | 両者一歩も譲らぬ、熾烈な先頭争い——…‼ | 18 | |
楽しみね。 | ||||
115R | こっちじゃフェアだよ | 最終直線、持てる全てを出し切って。 | 20 | |
それは、もちろん…。 | ||||
116R | 鬼にcan not bow! | さあさあ皆様、お見知りおきくださいませ! | 21 | |
負ける気は、ない。 | ||||
117R | 絶好調だ | ジャパンカップへ挑む、日本陣営達は…? | 22&23 | |
全身全霊を懸けて。 | ||||
118R | 君の言葉 | 世界が注目!出走メンバーが揃い踏み!! | 24 | |
目撃者となれ。 | ||||
119R | 小細工無しだ | 自分を証明する為に。 | 25 | |
"私"として、貴女と戦いたい。 | ||||
120R |
百聞は一見にshe Curses!! | 覚悟と決意。怪物と伏兵。 | 27 | 14巻 |
とくとご覧あれですわー!! | ||||
121R | 有り得ない | きらめきサンサンみなぎるパワー! 勝利をこの手に!!イブビンディ!!! |
28 | |
振り落とされないように、お気をつけて。 | ||||
122R | キミの代わりに | お急ぎくださいお嬢様! | 29 | |
まだだ。 | ||||
123R | Are you ready? | 一歩でも先へ、皆の想いと共に。 | 30 | |
さぁ、ステップを踏んで。 | ||||
124R | SHOW DOWN | 希望のダンスを踊ろうか。 | 31 | |
それはもちろん…。 | ||||
125R | 私は誰? | あるところに、真っ直ぐで頑張り屋な少女がおりました…。 | 32 | |
みんだ誰を視ているの? | ||||
126R | 貴方は誰? | 鏡よ鏡よ鏡さん…。 | 34 | |
やっと視てくれた。 | ||||
127R | フォークイン | 「私」を見つけるのは、誰? | 35 | |
初めて知った。 | ||||
128R | 2.22.2 | 私が、惑るべきだった姿_…。 | 36 | |
世界を変えるのに3分もいらない。 | ||||
129R | 勇気のウマ娘 | 戦い終えた、宿敵の姿_____。 | 37&38 | |
貴方の名前は… | ||||
130R | 世界で一番強いウマ娘 | あの日から一夜明け…。 | 40 | |
出会えてよかった。 | ||||
131R | ワックワク | まるでそれは偶像(アイドル)の様で___。 |
41 |
|
一触即発…? | ||||
132R | 今はただ | 私はまだ前へ進めるそれだけでいい 今はこの熱を沈めてはいけない この先の高みを目指すのだから |
43 | |
前へ… | ||||
133R | 社会現象 | 彼女を取り巻く現象の名は… | 44 | |
神頼み…ってやつ? | ||||
134R | キミの番 | 日本語で頼む。 | 45 | |
風邪にはご注意を…。 | ||||
135R | 絶対的な主役 | 学園へ向かう朝…… | 46 | |
突破口か、それとも…。 | ||||
136R | 私は好きですよ | 有馬記念前、追い込みの時期… | 47 | |
さぁ、舞台は整いました。 | ||||
137R | 悪役 | 底知れぬ大河のうねりの中で、見つけた光は掴まねば。 それを逃しては、もう訪れないのだから。 |
49 | |
時は満ちた。 | ||||
138R | 良い顔になったじゃん | 何だか年の瀬の気配…。 | 50 | |
さぁ、積極的に!! | ||||
139R | 負けてはいけない | 前へ、前へ。勝つために。 | 51 | |
この時を、待っていました。 | ||||
140R | たった一つの方法 | 雨の中の大激闘…!勝負は第4コーナーへ! | 53 | |
怪物らしくもない…。 | ||||
141R | 完膚なきまでの勝利 | 焦りは禁物…。 | 1 | |
忘れるんじゃねぇよ! | ||||
142R | とっくの昔に | 泣き虫だったかもしれない君と | 2 | |
答えはすぐ傍に…。 | ||||
143R | 強いウマ娘 | 主役(てっぺん)を掴め_____。 | 3&4 | |
いい表情(かお)になったじゃん。 | ||||
144R | 大忘年会 | 誰もどこかで、大丈夫って思っていたんだ。 | 5&6 | |
ただ一人、何を思う…。 | ||||
145R | 永世三強 | 賑わい、盛り上がりを見せた一年が終わる。 | 7 | |
もう、負けられないんだ。 | ||||
第四章 芦毛の怪物篇 | ||||
話数 | サブタイトル | アオリ文 | 掲載誌 | 単行本 |
146R | 久し振りだな | 私の進む先は、ただ一つ。 | 16 | |
お待たせしすぎました…? | ||||
147R | もう一度 | お待たせし過ぎたかもしれません。 | 17 | |
言ったよね?言ってない? | ||||
148R | リベンジマッチ | I AM NOT OUTSIDER. | 18 | |
いっしょにあ〜そ〜ぼ♡ | ||||
149R | 勝つ為の選択 | 揃い踏め最強。 | 21&22 | |
知らざあやってみせやしょう。 | ||||
150R | エンターテインメントレース | 週末は、僕らのヒーローに会いに行く。 |
23 |
|
怪物が帰ってくる。 | ||||
151R | かましてやれ | マイルのテッペンは甘くねえぞ。 | 24 | |
お前と出会えて、人生面白くなっちまった。 | ||||
題材となったレース・小ネタ
目次 : 第1R/ 第2R〜第4R/ 第5R/ 第6R/ 第7〜9R / 第10R/ 第11R/ 第13R~第15R/ 第16R/ 第17R/ 第18R/ 第19R/ 第20R、第21R/ 第22R、第23R/ 第25R / 第26R~第28R / 第29R / 第30R / 第32R~第33R/ 第37R~第43R / 第44R/ 第45R~第47R/ 第48~第59 / 第64R/ 第65R/ 第66R~第75R/ 第77R/ 第80R~第82R/第104R/第105R/第118R/第136R/第147R
第1R
第2R〜第4R
- オグリキャップの母ホワイトナルビーも笠松競馬場からデビューした元競走馬。オグリキャップの笠松時代と同じ鷲見昌勇厩舎に所属していた。
一方で史実において、まだ「ハツラツ」という名前で育てられていた幼少時代のオグリに対してホワイトナルビーは、ただでさえ自力で立てず飼育員に抱えられてでないとできなかったオグリの授乳を頑なに拒否したと言われている(尚、これが影響してか、オグリはこの頃から既にその場に生えていた雑草を積極的に食べるようになっていたとか)。 - オグリキャップのデビュー戦(1987年5月19日)。史実での出走馬は1枠1番からマーチトウショウ、フェートオーカン、ノースヒーロー、ベンテンシャトー、オグリキャップ、リードウォーク、スーパーイチバン、ニッポンセイハー、フェートジョイ、チェリーロード。
- レース中にオグリが時折足の痛みを覚える描写があり、ゲートで出遅れ、ゴール直前で足に力が入らなくなってフジマサマーチにクビ差で敗れている(史実でもオグリはマーチトウショウにクビ差で敗れ2着)。この時は度重なる練習でボロボロだったシューズがレース開始直後に遂に破れて爪先が剥き出しになった状態で走ったのが原因だった。
これは笠松時代のオグリは成長が遅かった事と、幼少期の膝の変形のせいで脚部不安があった為にゲート出遅れが多かった事、および蹄の内側が腐る病気・蹄叉腐爛でまともに走れない状態でレースに出ていたことが元ネタと推測される。
第5R
- オグリキャップの笠松2戦目(1987年6月2日)。2着のノースヒーローに4馬身差をつけて初勝利した。史実では7頭立てであり、劇中で8枠8番だったノルンエースに相当する出走馬がいない。
- オグリがウイニングライブで踊った「笠松音頭」について現職の岐阜県笠松町町長の古田聖人さんがTwitterで解説している。←(!?)
第6R
- オグリがベルノに飲み物を買ってくると言った地点が「金華山ドライブウェイのNHK-FM 83.6MHz上加納山送信所」付近。自販機を探し続け、マーチと出くわした地点が「レストランポンシェル上展望台」。
この距離、実に4.2km。実際に歩くと約1時間5分かかる。
第7R〜9R
- オグリキャップのジュニアクラウン戦(1987年10月4日)、及びベルノライトのデビュー戦(枠番・馬順は3枠3番)。
ただし、史実の1987年10月4日は新馬戦が行われていない。
また、ベルノライトのモデルと推測されているツインビーの新馬戦は史実では1987年10月10日。枠番・馬順は8枠9番で出走し、順位は3着である。 - タマモクロスが「レースに負けた腹いせにきしめんでもしばこうと」という下りは、ジュニアクラウンと同日の1987年10月4日、タマモクロスが阪神競馬場のダート条件戦で三着だったことが元ネタ。
- 本編ではオグリとマーチは新バ戦以来の2度目の対決となっているが、史実ではジュニアクラウンまでの間にオグリキャップとマーチトウショウは4度対戦し、2勝2敗と互角の成績で当レースは5度目の対戦だった。
また、オグリが1番人気となった理由も史実ではオグリが前戦でマーチから2連勝したこともあって今回もオグリ有利というファンの予想があった為だったが、本編ではノルンとの対決(笠松2戦目)でのウイニングライブで「カサマツ音頭」を踊った事やトレセン学園での大食いっぷりの様子が新聞のトップに載ったことで話題になったのが遠因とされている。
第10R
- オグリキャップの中京盃(1987年10月14日)。開催地が当時は地方と中央の共同使用であった中京競馬場であり初の芝レース。レースは圧倒的勝利を修めた事で、中央から注目を浴び、移籍を打診される事になる。
- オグリの中京盃のウイニングライブで一緒に踊っているウマ娘は、史実では左側がアーデントラブ、右側がシービーキグナスとなる。
第11R
- タマモクロスの鳴尾記念(1987年12月6日)。但し劇中ではタマモクロスがゴールした直後となっており、レースの内容は省略されている。また、タマモクロスはこの時の優勝者インタビューでジュニアクラウンで目撃したオグリキャップの事を仄めかす形で発言している。
- 冒頭に「イワノフラッシュが菊花賞に続きGI二連勝」という北原の回想シーンが描かれているが、これは1972年に菊花賞、有馬記念を連勝したイシノヒカルがモデルと思われる。史実のオグリキャップから数えて15年前のことであり、この時北原25歳、六平47歳であるからマンガ本編ではそれぞれ40歳、62歳程度の設定だろうか。
- 北原がオグリの中央移籍への是非に対してベルノライトはその結論の前振りに「『地方』から中央で成功したウマ娘はまだいない。」と発言。史実では、古くはゴールデンウエーブやオンスロート、タカマガハラ、最も有名なところでは地方(大井)から中央へと移籍し第1次競馬ブームを巻き起こしたハイセイコーがおり、(ウマ娘になってないとは言え)その存在が「なかった」事に読者から総ツッコミの嵐と化した。
(後に修正され『カサマツ』へと書き換えられている)
第13R~第15R
- オグリキャップのゴールドジュニア(1988年1月10日)。史実ではオグリキャップの笠松競馬場及びマーチトウショウとの最後のレースとなった。
- 本編ではオグリの中央移籍の可能性があるという話が新聞を通して一般周知されてしまっており、北原がオグリに告げた「このレースでオグリが勝てば中央に移籍、負ければカサマツに残留して東海ダービーを目指す」という条件も知られる事となった。
これは東海ダービーへの夢を捨てきれない北原の苦渋の決断によるものだが、一方でオグリはこの条件が原因で「レースに勝ちたいのに、勝ってしまうと北原とマーチとの約束を捨てることになる」という板挟みに苦悩することとなった。
最終的に六平の叱責と苦しむオグリの姿を見て決意した北原の檄で吹っ切れたオグリがマーチを差し切って勝利する。 - この時、北原の声援を受けてスパートをかけるも、オグリがゴール直前で後方の北原にを振り向いて「勝っちゃうよ?」と泣きながら再確認する場面があるが、これは史実でのゴールドジュニア戦において、当時オグリの鞍上だった安藤勝己がレース中に後方を確認するために後ろを振り向く場面があり、これをオマージュしたもの。
- ゴール直前に今まで髪を後ろに一纏めにしていた髪留めの紐が千切れ、以降は髪を纏めずゲーム版やアニメ版のようなロングストレートとなる。
第16R
- 本編では北原はオグリキャップに見合うトレーナーとなるべく中央ライセンスを新たな目標に掲げている。史実、元ネタの安藤勝己も後に中央へ移籍を果たしている。
- ベルノライトはスタッフ研修生として中央トレセン学園編入を果たしオグリキャップに付いていくのだが、これも装蹄師の三輪勝氏が特例でオグリキャップ担当が認められた事に起因する。
- マーチはオグリに「お前より長くレース場に立ち続ける」と宣言。史実、モデルとなったマーチトウショウは地方を転々とし、高知競馬場で引退するまで成績も順風満帆ではなかったもののオグリキャップより長く現役を続けた。
第17R
- オグリとベルノの入学初日。
担任教師がオグリのカサマツでの戦績を確認し、12戦10勝2着2回と驚愕する場面があるが、これは史実でのオグリの笠松時代の戦績と同じ。ただし、本編内においてマーチに2度目の敗北を喫した1987年7月26日のレースの他、計7試合が描かれていない。
第18R
- 本編内において、オグリキャップはクラシック登録の事を知らず、北原がクラシック登録の事を教えていなかった事、尚且つ提出期限当時はまだカサマツ所属だった等の複合要因が原因で未提出により日本ダービーに叶わなくなった。史実、笠松時代の馬主小栗孝一氏はオグリを当初中央移籍をするつもりはなく(当然クラシック未登録)移籍した時点で既にクラシック登録期限を過ぎていた為日本ダービー出走は叶わなくなった。
第19R
- ブラッキーエールの挑発に乗る形でオグリキャップは「レースに負けたらカサマツに帰る」と発言。これは笠松から中央移籍するに辺り、馬主小栗孝一氏からの条件に「中央で通用しなかったら笠松に戻す」という約定が由来と思われる。
第20R、第21R
- 1988年3月6日、GⅢペガサスステークス。オグリキャップにとって初めての重賞レースで中央移籍後最初のレース。
- 劇中では転入初日に因縁を吹っ掛けてきたブラッキーエールとの対決という構図でストーリーが進む。
- 史実ではエールのモデル、ラガーブラックに3馬身差を付けて勝利。
第22R、第23R
- 第22R冒頭でヤエノムテキが2着に12馬身の大差勝ちした沈丁花賞(1988年3月19日)が描かれている。
- 1988年3月27日、第35回毎日杯。
同期のヤエノムテキとの初対決となり、レース中は終始ヤエノに徹底マークされ、1人だけ大外を走る事になるも僅かな隙を突いてこれを突破し、オグリが2着(史実ではファンドリデクター)にクビ差で交わして勝利。オグリをマークしていたヤエノは4着。 - レース序盤、第2コーナーを回って向こう正面に入った際に先頭争いをしていたウマ娘「エキサイトリエ」と「ブルーフウジン」は、それぞれ史実のレース展開と照合すると、グレートモンテとホリノライデンがモデルと思われる。
第24R
- 1988年4月17日、第48回皐月賞。
抽選枠から1枠1番を当てたヤエノムテキが好走して勝利するが、このことが、ヤエノムテキに勝っていたにもかかわらずオグリキャップがクラシック登録されていないために日本ダービーに出走できないという点に疑問を投げかけることとなる。 - 尚、同レースではサクラチヨノオーが1枠2番で出走し3着、ディクタストライカ(史実におけるサッカーボーイ)は出走予定だったがその前に足を負傷した為に欠場。また、劇中では触れられていないもののブラッキーエール(史実におけるラガーブラック)も4枠8番で出走して9着となっている。
- このレースをきっかけに発生したクラシック登録制度の問題とオグリの日本ダービー出走への署名活動を大々的に煽った藤井泉助の新聞には「オグリキャップの出ないダービーなんてタコの入ってないタコ焼きだ」という見出しが載せられているが、これは史実においてオグリがクラシック未登録で出場できなかったことに対して抗議した故・大橋巨泉が言い放った言葉と言われている。
第25R
- シンボリルドルフとマルゼンスキーが観戦に訪れたレースは、タマモクロスが出場した天皇賞(春)戦(1988年4月29日)。
- オグリキャップのダービー出走運動に湧く中かつてその規則でダービーを走れなかったマルゼンスキーは「大外枠だって良かったのに…」と述懐。これは、主戦騎手だった中野渡清一が「大外枠でもいい。賞金もいらない。他の馬の邪魔もしない。だからマルゼンスキーを日本ダービーで走らせてくれ。」という発言に由来する。
第26R~第28R
- 1988年5月29日、東京優駿(日本ダービー)。
劇中ではオグリキャップが特例で日本ダービーに出走しているという描写になっているが、実際はニュージーランドトロフィー(1988年6月5日)を走るオグリキャップと、既に終了した日本ダービーの模様を重ね合わせて見ていたシンボリルドルフの幻想だったという内容。
また、ウマ娘の世界においてG1レースでは本来勝負服を着るのだが、オグリだけG2以下のレースの姿(ゼッケン付きの運動着)をしている為、早い段階で現実と幻想が入り交じっていることが解るようになっている。 - 日本ダービーはサクラチヨノオーがメジロアルダンをクビ差で制して優勝、皐月賞を制していたヤエノムテキは4着、1番人気だったディクタストライカは足の負傷が響いて15着。
また、史実ではこの日本ダービーでの激走が原因でサクラチヨノオーは右前足屈腱炎を、メジロアルダンは骨折してしまい双方とも長期療養を余儀なくされており、本編でもその後の描写でそれぞれ包帯とサポーターを付けて治療中の姿を見せている。 - 日本ダービーのレース中に「モアフォワード」という名前だけ登場のウマ娘がいるが、このウマ娘のモデルは史実で大差最下位に沈んだアドバンスモア(史実で出走した馬の名前に唯一「モア」が付き、「フォワード」と「アドバンス」は共に和訳で「前進」の意味を持つ)。
- 規則の改訂について、諮問委員会院長とシンボリルドルフの会話で後ろ姿が見えるのはテイエムオペラオー。オグリキャップの存在によってクラシック登録の規則改訂がなされた後、その規則改訂によって皐月賞の栄光を手にした後の世紀末覇王である。
第29R
- 1988年6月12日、第29回宝塚記念。
「マイルの帝王」の二つ名を冠した短・中距離王者のアキツテイオー(史実におけるニッポーテイオー)と、阪神大賞典・天皇賞(春)の長距離で連勝したタマモクロスの一騎打ちが注目されたレースで、結果はタマモクロスが2馬身半差で差し切って勝利。 - ディクタストライカがアキツテイオーら宝塚記念出走ウマ娘達を見て「魔物の巣窟」と例えた場面で、タマモクロス、アキツテイオーと一緒に登場しているシルエットは第1Rの日本ダービーに登場したゴールドシチーとメリービューティー。
第30R
- 冒頭でタマモクロスとタマモクロスの母親が、オグリキャップ親子の住んでいた集合住宅への入居が可能かを管理人に聞くも、満室で入居不可だった為にその場を立ち去る場面がある。史実、タマモクロスが生まれた当時の錦野牧場は多額の借金を抱え、タマモクロスはデビューする前に同牧場から売りに出されてしまい、タマモクロスが活躍し始める前に倒産している。
一方の母親のグリーンシャトーも錦野牧場から売りに出され、他の牧場を転々とした後にマエコウファームにて13歳で生涯を終えている。
この場面はそのグリーンシャトーの経緯をモデルにしている。 - フジマサマーチが電話でオグリキャップに東海ダービーに出走し、結果が4着だった事を報告。
史実、マーチトウショウが出走した1988年6月8日の東海ダービーでも4着だった。
尚、史実に沿った場合、ジュニアクラウンに一緒に出走したドラゴンメーカー(史実におけるトミシノシェンロン)と、オグリキャップと中京盃を競って2着だったアーデントラブも出走しており、ドラゴンメーカーがマーチを下して2着、アーデントラブが9着という結果となる。 - 1988年7月10日、第18回高松宮杯。
オグリキャップはこのレースで1分59秒0のタイムを叩き出して中京競馬場芝2000mのコースレコードを記録し、地方から中央に移籍した競走馬としての重賞5連勝を達成(それまでの地方出身競走馬での重賞連勝記録はハイセイコーの4連勝)。 - また本編では触れられていないが、オグリの高松宮杯が行われた同日に笠松競馬場で岐阜王冠賞が行われ、マーチが1位を制している。
第32R~第33R
- 1988年10月9日、第39回毎日王冠。
- 劇中、シリウスシンボリがパドックでダンスを踊り、ロードロイヤルとダイナムヒロインに手足がぶつかり、多量の鼻出血を起こしたロードロイヤルが出走停止となっている。
史実では気性難で知られたシリウスシンボリが毎日王冠のゲート入り前に、1番人気だったオグリキャップはさておき、牝馬のダイナアクトレスよりも低い4番人気だったことに腹を立て、レジェンドテイオー(ロードロイヤルのモデル)とダイナアクトレス(ダイナムヒロインのモデル)を立て続けに回し蹴りするハプニングが起き、これが原因で鼻出血を起こしたレジェンドテイオーが出走停止となってしまい、厩務員同士が喧嘩する事態に発展している。
続く天皇賞(秋)はオグリキャップとタマモクロスの直接対決で湧く中、この3人(3頭)も一緒に出走するのだが、流石に2度目の回し蹴りは無かった。 - 劇中におけるレース内容は、クラシック騒動の中心人物だったこともあって、オグリが出走ウマ娘全員から徹底マークされる形となり、偶発的ながらも連携してオグリと巻き込まれる形でとばっちりを受けたシリウスの差し切りを防ぐような展開となった。
これに対してオグリは最大外を回って強引に差し切って勝利。オグリの予想外の道のこじ開けで起きた混乱に乗じる形で徹底マークから抜け出したシリウスが辛くも2位となった。 - 尚、このレース展開を見た藤井の独白は、故・大橋巨泉氏が同レースについて「毎日王冠で古馬の一線級を相手に、スローペースを後方から大外廻って一気に差し切るなどという芸当は今まで見たことがない。どうやらオグリキャップは本当のホンモノの怪物らしい」と評した言葉が由来である。
- このレースによって重賞6連勝となり、メジロラモーヌと並ぶ歴代最多重賞連勝タイ記録を樹立する。
- また第32Rにて、短い描写ながらもディクタストライカ(史実におけるサッカーボーイ)が、前年度の日本ダービーを制したメリービューティー(史実におけるメリーナイス)に5馬身差の日本レコードで圧勝した函館記念(1988年8月21日)にも触れられている。
第37R~第43R
- 1988年10月30日、第98回天皇賞(秋)。
- 漫画でも言われている通り、オグリキャップによる初の重賞7連勝か、タマモクロスの8連勝と初の天皇賞春秋連覇かが掛かっており、どちらが勝っても記録となる歴史的競走となった。
- 第41Rのタイトルである白い稲妻は史実のタマモクロスに付けられた二つ名。芦毛であったことから、父シービークロスに付けられ、そして毛色と共にタマモクロスに受け継がれた二つ名である。
- 第42Rでオグリが真っすぐ走れていないと六平に言われているが、実際のレースでもオグリキャップは大外から切り込んだにもかかわらずタマモクロスの内に入るほど斜行していた。
一方で本編では体力切れからくるふらつきとして描かれている。 - 第42Rのアオリ文である「風か光か」はタマモクロスのJRAのヒーロー列伝に由来する。
- レース後、オグリキャップは勝ったタマモクロスをじっと睨みつけていたらしい。第43Rにてオグリキャップの眼が強調されたコマがあるのは恐らくこの逸話に由来する。
- なお、この競争に勝ったタマモクロスも重賞6連勝とし、オグリキャップの記録に並んだ。
第44R
- オグリキャップはマイラー(マイル向き)とディクタストライカに指摘されており、実際に史実のオグリキャップはマイル競走なら無敗であったが、驚異的な競争能力の高さ故に中長距離でも結果を出せたようだ。なお、ディクタストライカの元ネタであるサッカーボーイは長距離向きの血統や産駒だったが、その気性の荒さのせいで長距離に向かなかった一方でマイルや中距離で桁違いな記録を残した。
第45R~第47R
- 1988年11月06日第49回菊花賞。
- 現在と番組体系が異なり、秋の天皇賞の後に菊花賞は行われていた。
- 史実、この時のスーパークリークの戦績は前走時点で7戦2勝、トライアルの結果も振るわず、優先権も獲れず賞金額も不足していた為、回避馬が出なければ菊花賞に出走できない状況だった。
しかし、当初出走予定だった故・岡田繁幸氏率いる「サラブレットクラブ・ラフィアン」のマイネルフリッセがクリークに遠慮して出走回避した事で出走権を獲得した。
因みに故・岡田繁幸氏はスーパークリークの配合を考案した人であり、クリーク誕生に大きく関わっていた人物である。 - 史実において、すみれステークス(1988年03月19日)からクリークが引退するまで鞍上だった武豊は「スーパークリークからの逆指名」もあって、他の競走馬への乗り替わりを頑なに拒み、クリークとの心中を辞さない覚悟だった。
- 本編では省略されているが、史実では嵐山ステークスに勝利して菊花賞にも出走予定だったセルシュオーカンが直前に負傷してしまい、出走回避したことによってクリークと同賞金であったガクエンツービートも抽選無しで出走可能となっている。
因みにこのガクエンツービート、史実では京都新聞杯(1988年10月16日)においてツービートのジョッキーの振るうステッキが何度もクリークの顔面に当たってしまい、クリークが6着に沈む一因を作ってしまっている。
第48R~第59R
- 1988年11月27日、第8回ジャパンカップ
- 作中でも述べられてるが、この頃のジャパンカップは賞金額の高さもあって各国からGI馬が集まっており、世界最高峰のレースとなりつつあった。
- 一方で、国際招待競走ということで、外国馬はその遠征費用が負担されており、(凱旋門賞馬とかと比べると)さほど実績のない馬も出走していた。ペイザバトラーはまさにそれ。
- アメリカのレースでオベイユアマスターに勝っていたウマ娘は恐らく、サンシャインフォーエヴァー。なお史実では、この戦績とペイザバトラーがJCを勝利したことで、紆余曲折を経てブライアンズタイムが日本で種牡馬入りする。
- オベイユアマスターのトレーナーの元ネタは調教師のフランケル氏と騎手のクリス・マッキャロン。トレーナーの容貌は明らかにマッキャロン氏である他、「日本のこそがお前の舞台かもしれん」と言うその徹底したリサーチはマッキャロン騎手による研究が元ネタ。一方、トレーナーが九州弁なのはフランケル氏が管理した馬が九州で種牡馬をやっているから。最近産駒が熊本産馬初の中央重賞を制覇した。
- オベイユアマスターが内に切れ込んだのもマッキャロン氏の作戦である。タマモクロスは競り合いに強く、並びかけると一歩も譲らない根性を発揮する。これを防ぐことが目的だった。
- トニビアンカが骨折して5着は史実どおり。「ここでゆっくりするのも」「悪くないかもな」と言っているが、元ネタのトニービンはこの後、社台グループで種牡馬入りし大成功を収める。
- 「JC制覇はニュージーランドの夢だ」とエラズリープライドが言う通り、ニュージーランド勢はここに威信をかけていたようだ。「いつかこの夢を叶えるものが現れると」との台詞は果たして翌年、事件と共に正される。
第62R
第64R
- ベルノライトと小宮山のやり取りは、タマモクロスの調教助手井高淳一とオグリキャップの調教助手辻本光雄のやり取りに由来する。オグリキャップの食べていた飼葉の中に体を太らせる成分が入っていたことを井高が指摘したことによって、辻本はその配合を取りやめた。後に井高は「敵に塩を送ることになった」と述べた。
第65R
- 1988年8月26日第6回函館記念。
- 時には本命と目される程注目されているが、元ウマの史実では阪神3歳ステークスまでの勝ちっぷりに「テンポイントの再来」と呼ばれていた。
- 自らの最強(オレ)を証明すべく出走した函館記念では、ダービー馬2頭だけではなく春2冠のマックスビューティもおり「夏のローカルとは思えない超豪華メンバー」とされた。
- レースはメリービューティ(メリーナイス)を5馬身置き去りにして優勝。タイムは当時としては破格の1分57秒8の日本レコード。現在でもコースレコード(函館2000m)として不滅の記録となっている。
第66R~第75R
- 1988年12月25日第33回有馬記念。
- この時期、昭和天皇の容態悪化が報道されており、昭和最後の大競走になると予測されていた。
- タマモクロスはオーナーの意向により、この競走で引退となることが決定済み。
- 13頭出走。内タマモクロス、オグリキャップ、サッカーボーイが単枠指定。有馬記念における単枠指定3頭は1984年以来となる。
- レース場の売店に写っているオグリキャップとタマモクロスのぬいぐるみがあるが、これはJRAの競馬場やWINSなどで販売されている「アイドルホース」というぬいぐるみが元ネタ。余談だが「競走馬のぬいぐるみ」が作られるきっかけとなったのはオグリキャップと言われるが、意外にも「オグリキャップのアイドルホース」が出るのはかなり後(2015年)になってからで、第一号はディープインパクトだった。
- 第67Rでシンボリルドルフがオグリキャップに「Take it easy」と声をかけているのは鞍上ネタ。有馬記念では、1回だけという条件でオグリキャップの鞍上が岡部幸雄騎手に乗り替わりとなっている。その岡部騎手が簡単な英語なら分かるだろうとルドルフに話しかけていた言葉がこれである。
- 第72Rのタイトル及びディクタストライカの領域名は、元ネタのサッカーボーイのキャッチコピー(JRAヒーロー列伝)に「弾丸シュートだ。」が由来と思われる。
- オグリキャップの領域(ゾーン)の名前は、オグリの祖父(父の父)ネイティヴダンサーが「グレイゴースト(灰色の幽霊)」または「グレイファントム(灰色の幻影)」と呼ばれていた事が由来と思われる。
第77R
- 1988年11月23日第1回全日本サラブレッドカップ
- フェイスノーモアがイナリワンを抜かして後ろを振り返るのは、実際のレースでフェートノーザンの鞍上安藤勝己が後ろを振り返っていたから。
- 中央から笠松へ移籍したフェートノーザンは、地方と中央の差やダート適性が合ったことで、東海地方で殆ど無敵であった。
第80R~第82R
- 繋靭帯炎で春は全休となったオグリキャップだが、湯治やプール療法で復活する。なお、オグリキャップが泳ぐのが苦手だったのは史実通りである。
- 六平が「かつてここで療養して大レースの勝利にまで至ったウマ娘もいるらしい」と言っているが、オグリキャップ以前に湯治などで脚部不安を克服し大競走を制覇した馬としてはグリーングラスが挙げられる。
- 第82Rでは、ディクタストライカとサクラチヨノオーが長めの夏休みとして不在。元ネタのサッカーボーイは春シーズンを怪我で全休したあと8月以降に復帰する予定だったが、結局脚部不安のため11月頃そのまま引退となった。サクラチヨノオーは同年の安田記念で復帰したもののブービーで大敗。続く宝塚記念でも最下位で惨敗し、さらに屈腱炎の再発が確認されたことで6月25日に引退式が行われている。ウマ娘のチヨノオーは引退表明していないようだが、オグリとは対照的に「復活」することが叶わなかった二人となる。
第85R~第90R
- 1989年第40回毎日王冠
- 現代でもそうだが、毎日王冠は東京競馬場という場所と1800mという距離、9月後半から10月前半という時期が、秋の天皇賞やジャパンカップ、マイルチャンピオンシップといった秋に行われる大競走への前哨戦として極めて有意義な競争となっており、時に出走馬や競走内容がGI級となることも多々あった。今回も、8頭立てながらGI馬2頭、重賞馬6頭が出走していた。
- レース内容は果敢に逃げを打ったレジェンドテイオーがいっぱいになったところ、ウインドミルとメジロアルダンが並びかけて先頭争い。そこへ残り200mを切ったあたりで、オグリキャップとイナリワンが並び掛け、間からイナリワンが差してくるが、それをオグリキャップが差し返してハナ差決着。
- 「3人並んだ!3人並んだ!!」「3人から2人になった!!」は史実で「3頭並んだ、3頭並んだ、そして2頭になった!」という実況に由来する。
- なお、この競走には怪我から回復していればサッカーボーイも出走する予定であった。
第104R
- オグリキャップがマイルCS→JCを希望した際に連闘に対し「いつもより少し短い」と返していたが、オグリキャップは地方時代短い間隔でレースに出走していた。そもそも地方では脚の負担が少ないダートレースであることに加えて獲得賞金の低さを出走レース数を増やして補う「連闘」が多い。
第105R
- ベルノが連闘による心身による負担リスクはあれども「結果を残した」ウマ娘の存在が明言されている。史実では、1958年オークス馬チトセホープが連闘で日本ダービー出走の末に3着と健闘した。
- ウマ娘の中では、マイルCSに出走するバンブーメモリーが安田記念を連闘で勝利している。
- 現代では住み分けによる出走レース数が減り連闘が起こり得ないとされたが、2018年に安田記念への出走資格(賞金)を得るために前週レースに出走(2着)を経て連闘出走し、勝利したモズアスコットが存在する。
第118R
- 11月26日に開催されたジャパンカップの事を『後に“事件”と呼ばれる』と締めくくられたが、読者にはおかわりいただけるだろうか?
「あの」オグリキャップが健康ランド師匠改めフォークインと再会してから一度も食べ物を口にしていないのである。
実はフォークインの元ネタとなったフォーリックスに対してオグリキャップが「恋煩い」した噂があった。その根拠には今まで食事中一切他に目もくれなかったオグリキャップがフォーリックスが近くに来た時に「食べるのを止めた」逸話がある。
第136R
- スーパークリークがTV出演した際に有馬記念に向けてオグリキャップに「宣戦布告」。史実では、スーパークリークの上の人…つまり武豊がかつて「笑っていいとも!」に出演した際に「オグリキャップは嫌い(意訳)」と発言した事に由来する。(当然オグリファンから相当にバッシングを受けたのは言うまでもない)
第147R
新章(「葦毛の怪物編」)開幕のクライマックスに颯爽とオグリの前に現れたキタハラジョーンズ北原穣。彼は中央トレーナーライセンス合格を果たし新人トレーナーとしてトレセン学園へやってきた事が明かされた。
史実では、元ネタとされる安藤勝己騎手は当時「まだ」中央での騎手免許はおろか騎乗すら出来なかった時代であり、もう一人の元ネタとされる鷲見調教師もまた地方(笠松)で現役を全うした。
しかし、ひとりだけその該当者が居た。笠松時代の馬主小栗孝一氏である。
彼は泣く泣く手放したオグリキャップが中央での活躍を見るにつれて中央クラッシック登録しなかったことでダービーに出れなかった事を相当後悔しており、その二の舞を避けるべく自ら中央競馬への馬主となった。
アニメ
2024年8月23日に配信されたぱかライブTVにて、シンデレラグレイがオグリキャップ生誕40周年の2025年にアニメ化することが告知された。
アニメーション制作は『劇場版ウマ娘 プリティーダービー新時代の扉』から引き続きCygames Pictures。監督は『GRANBLUE FANTASY The Animation』の伊藤祐毅が担当する。
連載当時から状況が大きく変わっており、現在は社台レースホースなどのノーザンファーム出身馬もウマ娘化されているが、元ネタがサッカーボーイのディクタストライカなどがアニメ版でそのまま登場するのかは不明。
関連動画
関連静画
2021年5月6日にニコニコ漫画でも第1話を公開。第2話以降は期間限定での公開していたが、2021年10月現在第2話以降や最新話限定の公開はされていない。
関連商品
単行本第1巻発売を記念した冠協賛レースが2021年1月19日(発売当日)に笠松競馬場にて開催され……る予定だったが、同レースを含む開催節開幕日の早朝に、笠松競馬場を巡る一連の競馬法違反事件に関する新たな報道が朝日新聞より報じられた事を受け、中止となった(1月13日に岐阜県内にて再発令された新型コロナウイルス緊急事態宣言を受け、無観客開催の予定だったが)。
それから1年3か月後の2022年4月29日。前途遼遠ながら再出発した笠松競馬場にて、オグリキャップ記念の翌日に特別協賛レース「ウマ娘シンデレラグレイ記念」が開催された。先着1500人に記念うちわが配布されたが、待機列は開場2時間前の段階で目算1500人を突破。開場後は各グッズや軽食の売切が相次ぎ(終盤には屋台のプロパンガスすら無くなり、タコ焼きはタコ抜きで販売されていたという)、一時は馬券購入用のマークシートが一部設置場所から消えるほどの大盛況であった。
関連リンク
- 連載漫画『ウマ娘 シンデレラグレイ』|週刊ヤングジャンプ公式サイト
- ウマ娘 シンデレラグレイ | となりのヤングジャンプ
- アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』
- 久住太陽Twitterアカウント
- ウマ娘 シンデレラグレイ公式Twitterアカウント
- ウマ娘 プリティーダービー 公式ポータルサイト
関連項目
脚注
- *本作以前にはハルウララが出走した高知レース場が登場しており、アニメの用語集でトゥインクル・シリーズ(中央)の他に地方の主催者が開催するレースが存在することが示されていた。
- *史実でも現役時代のオグリは灰色の馬体に所々白色が混じった、お世辞にも綺麗とは言えない毛色だった
- *笠松競馬場で出走していた(1度だけ中京競馬場に行った事がある)実在した競走馬。1987年10月10日の新馬戦から1990年10月4日を最後に引退するまで合計45戦出走した。
- *「ベルノライト」という名前に関しては同名のゲーム「ツインビー」の要素(パワーアップアイテムの鐘(「ベル」)、自機のパイロット名が「ライト」)を組み合わせたという説、又は単に「ライトノベル」を並び替えただけという説等がある。
- *根拠の一つとして、氏が中学2年の時に両親が離婚するまでの名字が「北浦」だったため。
- *根拠として名字が似ている事や中央のライセンス取得を目指しているという設定も付随している為(実際、柴山騎手は2004年に中央の騎手免許試験を受験し、2005年3月から中央の騎手として活躍している)。
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