缶ジュース発売記念日又は缶ジュースの日(4月28日)とは、昭和29年(1954年)の同日、明治製菓株式会社が日本初の缶ジュース『明治オレンジジュース』を発売したことに因んだ記念日である。
当時発売された缶ジュースは果汁50%(したがって現行法令では「缶ジュース」ではなく「缶入り清涼飲料水」である[1])、今のようなプルトップはなく開封には缶切りが必要であった[2]。
また、発売当初は瓶ジュースに比べて見た目がコンパクトであったため「量が少ないのでは?」と思われていたフシがあったが、コップに移すことで瓶も缶も同量であることを示すCMを制作し、次第に消費者の理解を得ることができたという。
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関連項目
脚注
- *1971年のJAS法改正によって、果汁・野菜汁100%(濃縮還元を含む)のもののみが「ジュース」と名乗れることと定められた。
- *プルトップ式缶は、日本では1965年に缶ビール各社で採用されたのが最初。これはプルタブ部分が切り離される構造で、現在見られるフタ部分が缶にくっついたままのタイプ(ステイオンタブ)の缶の導入はぐっと下って1989年、宝酒造のスポーツドリンク「PADI」から。
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