おみ足とは、「足」の敬語表現である。
おみ足(御御足)は敬語表現なのだが、敬語なら「お足」でいいんじゃないの?となるが「足」という文字の意味に「お金」も含まれていて「お足」=お金(世の中を渡り歩く)となるので誤用に注意しなければならない。
かと言って「お嬢様がおみ足をお怪我なさったと聞いてお見舞いに参りました」なんて「お」だらけのへんてこな文章になっても仕方が無いのでほどほどに「お」を増減させる必要があり、この場合おみ足ではなく「足」で問題ない事になる。つまり日本語難しい。
これを書いた私も厳密な敬語をよく分かっていないので詳しい人が居れば容赦なく突っ込んで下さい。
ちなみに、「デジタル大辞泉」や「大辞林 第三版」によると「もと女性語」「近世女性語」であるとのこと。この「おみ足」に限らず先頭に「お」が付く丁寧語の起源は、宮中に仕えていた女房らが使う「女房詞(にょうぼうことば)」にあるとされ、女房という特殊階級の言葉であったものが上品さに憧れる他階級の女性にも広まったものだという。この「おみ足」もその類か。
あくまで「由来としてはもと女性語」というだけであって、現代では男性が使ってもおかしくはない。例えばゲーテの著作「ファウスト」の森鴎外が翻訳した版では男性登場人物であるファウストが「おみ足」という言葉を使用している。
基本的に敬語…尊敬と同じような意味合いで使われているだろうが、「お姉様のおみ足素敵です」「この娘の足いいわぁ」みたいなどちらかというと性的な意味合いで使われる事がよくあり、ニコニコではエロい足だとか素敵な足に対してタグが付けられている事がほとんどである。美しい足に対しては美脚タグが付くので女王様を連想する足組みや踏まれたい人が付けるタグかもしれない。つまり大分フェチ寄りな扱い。
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最終更新:2024/11/28(木) 16:00
最終更新:2024/11/28(木) 15:00
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