カイコウオオソコエビ(学名:Hirondellea gigas)とは、ヨコエビの一種である。
大きさは4.5cmほど。ほとんどが体長数mmのヨコエビ類の中では、かなり大型の種(ちなみにヨコエビはエビの仲間ではなく、"ヨコエビ"という独立した分類群である)。
地球上で最も深いとされるマリアナ海溝チャレンジャー海淵の最奥部、水深10,920mに生息していることで知られる。別の海溝にも住んではいるが、マリアナ海溝に住んでいる種はその深い水深のため、独自の種へと進化しかかっていると言う見解もある。
海中を浮遊しながら落ちてくる生物の死骸を探しており、触覚でそれを嗅ぎ分けるとすぐに集まってきて捕食する。体色はピンクがかった白色で、体内にはたっぷりと脂肪をため込んでおり、高水圧に適応している。また、目は完全に退化している。
見た目がエビの寿司(シャリ付き)に似ているので「寿司」というあだ名がある。
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最終更新:2025/12/06(土) 04:00
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