ナシュワ(Nashwa)とは、2019年生まれのイギリスの競走馬である。ナシュワンとは特に関係はない。
父Frankel、母Princess Loulou、母の父Pivotalという血統。父は世界最強と名高い競走馬で、種牡馬としてCracksmanなど活躍馬を輩出している。母はリステッド競走を勝利している。母の父はナンソープステークスの勝ち馬で、種牡馬としてスプリントからクラシックディスタンスまで様々な距離で活躍馬を輩出した。
10月31日ニューマーケット競馬場の条件戦で、欧州で活躍している女性騎手ホリー・ドイルを背にデビューして3着。当年はこの1戦のみだった。
4月23日ヘイドックパーク競馬場の条件戦で勝利を挙げるとフィリーズトライアルステークス(L)も勝利して連勝を収める。
オークスステークス(G1)では2番人気に支持を受ける。鞍上のドイル騎手は史上初の女性騎手によるイギリスクラシック制覇を目指すことになったが、内で包まれて中々抜け出せず、やっとの思いで抜け出すも勝ち馬Tuesdayらに突き放され3馬身差の3着に敗れた
10ハロン戦に戻してフランスのディアヌ賞(G1)に1番人気で出走。内の2番枠から好スタートを切って3番手付近を確保。3コーナー付近で逃げ馬に並びかけて直線でこれを競り落とすと追いすがる後続の追撃も短クビ差でしのぎ切ってG1初制覇。ドイル騎手は女性初の欧州クラシック制覇を達成した。
その後はイギリスの戻ってナッソーステークス(G1)に出走し、初の古馬混合戦でも1番人気に推された。レースは発馬が一息で前走と打って変わって最後方近くからの競馬となるも、中を登り始める勝負所で外からじわじわ前に迫っていき、残り1ハロンを切ったところで先頭に立つとそのまま振り切ってG1 ・2勝目を挙げた。
その後は休養を挟んで、凱旋門賞ウィークエンドのオペラ賞(G1)に出走。前走とは打って変わって真逆の逃げを打つも、ゴール手前でPlace Du Carrouselに差し切られてしまい2着。
アメリカのブリーダーズカップ・フィリー&メアターフ(GⅠ)では後方から末脚を伸ばすも前の馬を捉えられず4着。勝ち馬は英オークス馬Tuesdayで、またしても後塵を排する結果となってしまった。
古馬初戦は5月末のフランスのコリーダ賞(G2)から始動し、後方待機から末脚を発揮させようとするも、休み明けのせいか伸びきれずに4着。続くオールウェザーのホッピングスフィリーズステークス(G3)では圧倒的な1番人気となり、早め先頭から手応えよく押し切りを図るもAl Husnに差し切られてしまい2着。格下相手にまさかの2連敗を喫する羽目になった。
次走は前年に勝ったナッソーステークスを予定していたが、ゴスデン師はナシュワの状態が絶好調でありナッソーステークスまで待ちたくないとのことで、急遽ファルマスステークス(G1)に追加登録をして出走。ナシュワにとっては初勝利となった条件戦以来のマイル戦となった。レースは後方2番手で待機し、勝負所が各馬の手が動き初めると馬の間を通って一気に先頭に立ち、更にその突き抜けて後続に3馬身差を付ける圧勝。久々のマイル戦も全く問題とせずに三度目のG1制覇を掲げて復活を遂げた。
その後は連覇を狙ってナッソーステークス(G1)に出走。仏牝馬二冠馬Blue Rose Cenに次ぐ2番人気となる。レースは発馬で出遅れてしまって最後方からとなり、直線で追い込むも前で粘るAl Husnらを捕らえきれずに3着。Blue Rose Cenには先着して新旧仏オークス馬対決はナシュワに軍配が上がったものの連覇はできなかった。
初の牡馬混合戦となったインターナショナルステークス(G1)ではG1・4連勝&通算7連勝中のPaddington、プリンスオブウェールズステークスを圧勝した同厩のMostahdafに次ぐ3番人気で出走。レースでは3番手に付けて直線では逃げるMostahdafを内から交わそうとするも抜かせずに2着。とはいえMostahdafとはそれほど差がなく最後で盛り返してPaddingtonを差し返していることから、初の牡馬混合戦の内容としては上々だったであろう。
Frankel 2008 鹿毛 |
Galileo 1998 鹿毛 |
Sadler's Wells | Northern Dancer |
Fairy Bridge | |||
Urban Sea | Miswaki | ||
Allegretta | |||
Kind 2001 鹿毛 |
*デインヒル | Danzig | |
Razyana | |||
Rainbow Lake | Rainbow Quest | ||
Rockfest | |||
Princess Loulou 2010 栗毛 FNo.4-k |
Pivotal 1993 栗毛 |
Polar Falcon | Nureyev |
Marie D'argonne | |||
Fearless Revival | Cozzene | ||
Stufida | |||
Aiming 2000 鹿毛 |
Highest Honor | Kenmare | |
High River | |||
Sweeping | *インデエアンキング | ||
Glancing |
クロス:Northern Dancer 4・4×5、Special 5×5
掲示板
7 ななしのよっしん
2023/07/15(土) 00:06:50 ID: LV6SMvTx6s
春2戦は落としていたけど今回は本当にいいパフォーマンスだった
陣営が絶好調だからナッソーステークスまで待たないと追加登録しただけのことはある
8 ななしのよっしん
2023/08/04(金) 01:45:20 ID: kkroe4sskL
ナッソーステークス、Soft馬場なのは好材料に見えたが、各馬が終盤まで余力を残しており上がり2ハロンが「11.44-12.33」秒しか掛からないスパート勝負の中で最後方から追い込むとなると少々厳しかったか
本馬(というかフランケル産駒全体?)が苦手とするようなある意味「G2」的な展開だったかな……
9 ななしのよっしん
2024/03/31(日) 15:29:56 ID: f2BnkwHjW7
ナシュワって結局本質の距離が見えないのが枷になってる気が。
ファルマスSは状態の良さでなんとかした格好だけど、QE2世S・ドバイターフと急に結果が伴わなくなったなぁって印象が
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最終更新:2025/03/26(水) 02:00
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