ハードコーディングとは、ソフトウェアのソースコード上に設定値などを含めるプログラミング手法である。
通常、ソフトウェアの設定値など実行環境によって変更されることがある値は、設定ファイルなどを作ってそこから読み取るようにすることが推奨されている(ソフトコーディング)。
しかし、設定ファイルから読み取る処理を書くのが面倒くさい、ファイルが増えて管理が煩雑になるなどの理由で、ソースコード上にそれらの設定値を埋め込んでしまう手法をハードコーディングと呼ぶ。ハードウェア上にコーディングすることではない。それはファームウェアとかFPGAとか別の話である。
同じ設定値を複数ヶ所にハードコーディングしてしまった場合、変更の必要が生じた時に一部変更忘れをしてバグを生じる原因になりうる。ハードコーディングが1ヶ所に集約されている場合でも、設定値を変更する必要が生じた時にコンパイルからやり直さなければならないといったデメリットもあるので、通常は良くない手法とされている。
もっとも、設定値にユーザーが予想の斜め上な数値を設定してクラッシュさせたりすることを防げたりもするので、必ずしも悪いことばかりではない。
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最終更新:2025/12/06(土) 01:00
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