パンブデルリオン

パンブデルリオンとは、カンブリア紀中期に生息していた海生生物のひとつ。

概要

グリーンランドのシリウスパセットという地層で発見された。２本の触手、放射状に開閉する口、明らかに遊泳性と思われるひれの付いた脚など、現在のところもっともアノマロカリスに近い種類の生物と考えられている。ただし、この種には獲物を見定めるための眼がなく、口もまだ未発達で固形物を食べるのに向いておらずアノマロカリスのような捕食生物ではなかったとされる。おそらく触手に生えた毛でプランクトンを集めて食べていたと考えられている。全長は20cmほど。

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関連項目

• カンブリアモンスター