ピーター・シュマイケル

ピーター・シュマイケル（Peter Boleslaw Schmeichel, 1963年11月18日-）とは、デンマーク出身の元サッカー選手である。ポジションはゴールキーパー。

愛称は「グレート・デーン」「白い巨人」。

概要

マンチェスター・ユナイテッドに1991年から1999年まで所属し、守護神として活躍した。キャプテンを務めた1999年にはプレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグの三冠にチームを導いた。2003年、現役を引退。

代表でもその実力を発揮し、129試合出場はデンマーク代表の最多キャップ数であり、EURO1992やフランスワールドカップでは好セーブを連発し、チームの躍進に貢献した。

193cmの巨体からは想像もできない反応速度や身軽なジャンプを生かしたセービング、ハーフウェーラインを超えるスローイングなど卓越した身体能力をもち、数々のスーパープレイを残している。

チームの最後の砦であり、指揮官であったアレックス・ファーガソンは、「世界最高のGKであり、代役を探すのがとても難しかった。」と著書に記すなど監督からの信頼も厚かった。

ハンドボールのキーパーの経験もあり、「スタージャンプ」と呼ばれる手足を左右に広げて至近距離のシュートをブロックするセービングは独特。

IFFHS（国際サッカー歴史統計連盟）の年間世界最優秀ゴールキーパーに２度選出、1987年〜2009年までのゴールキーパーランキングでは３位と、20世紀最高のゴールキーパーの一人に挙げられる名GKである。

息子のカスパー・シュマイケルもプロサッカー選手であり、プレミアリーグのレスター・シティに所属し、デンマーク代表でも正GKとして活躍している。

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関連項目

• サッカー
• ゴールキーパー
• デンマーク
• マンチェスター・ユナイテッド