下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる 単語

3件

ヘタナテッポウモカズウチャアタル

1.7千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるとは、才がない者でも回数をこなせばまぐれで成功することもある、という意味のことわざ

概要

エイム絶望的であっても何度も撃っていればまぐれ当たりすることから、何回もやっていれば成功することもあるという意味のことわざとなる。
「だから繰り返しやってみよう」という意味合いになるときと、「あれだけ繰り返しやってればまあ誰だって成功するよね」という意味合いになるときがあり、後者の場合は謙遜、あるいは罵倒として使われることとなる。
下記にある似た意味とされるでも「それで必要な結果を得られているか」「何度もやってみることを評価・推奨しているか」という点についてモノによって異なっている。

実際、このことわざの場合下の例とは異なり低命中を補えるほどの猛連射が常に可ならば全く話が違ってくる。この言葉が出来た当時は火縄銃だっただろうが、それ以降どんどんの連射は容易になりついにマシンガンによる面制圧が可となった。今なら機械AIによる自動化で動的にそのような戦法を取ることも可で、良く狙うよりよほどいい結果が出る時さえある。

似た意味のことわざ

下手な鍛冶屋も一度は名剣 / 鍛冶屋一代の名剣

数多く手掛けていれば一度くらいは名ができることから、一発屋アーティストなんかに使われる。「あの歌手は多作だが、著名なものはあの一曲だけ。下手な鍛冶屋も一度は名か」などと使うこととなる。

Even a broken clock is right twice a day.

英語ことわざで、「壊れた時計でも1日に2回は正しい時刻を示す」という意味。
日本でも広まっている表現だが、日本では普段はあまり支持されていない政治家活動家がたまに大きな支持を集める意見を言うときに腐す意味合いで使われることがある。
この場合、時計時計として用をなしていないポンコツであり、否定的なニュアンスとなる。

Even a blind squirrel finds a nut once in a while.

こちらは「盲目栗鼠でも時には木の実を見つける」となる。

もっとシンプルな表現に『Practice makes perfect.』がある。何度も練習すれば完璧になるという意味合いである。

反復は成功を生む

さて、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」を「だから繰り返しやってみよう」の意味で使うことがある、あるいは「Practice makes perfect.」と訳されることがあるとしたが、迷うくらいならやってみたうがいいのだろうか?

実際、「質より量」なのか、「量より質」なのかという話は度々話題となるが、とある学校実験で、「質」を評価されるグループと「量」を評価されるグループにわけて、それぞれにを作らせた所、量を評価されるグループのほうがクオリティの高いを作ることに成功したという。

これは何度も作ることで反省点を次の作品に活かすことができたため、更により良くなるということに繋がるからである。

米国歌手カニエ・ウェストは自身の『Spaceship (2004)』の中で、有名になるために1日5作曲したと歌っている。

米国の発明トーマス・エジソン電球フィラメントの材料を探して数千回、アルカリ蓄電池の実験で数万回繰り返して発明に取り組んでいる。

日本野球選手、イチロー (鈴木一朗) は毎日継続的に練習をし続けることでNPB / MLB通算4367安打NPB / MLB通算3604試合出場という球界に名を残す選手となった。

ということで、何かを成し遂げたいならまずはやってみたうがいいだろう。

関連リンク

関連項目

この記事を編集する
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

流行語100

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
食蜂操祈[単語]

提供: がががれ みさきち&マキナ推し

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/12/03(火) 00:00

ほめられた記事

最終更新:2024/12/03(火) 00:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP