天網恢恢疎にして漏らさずとは、
である。ここでは1.について記載する。
「天網」とは天の張りめぐらす網のこと。「恢恢」は広くて大きい様。 「疎」は目が粗いことを表す。
天の張る網はゆったりしていて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ずとらえられ天罰を被るという意味。
語源は『老子』の「天網恢恢疏にして失わず」と、『魏書』の「天網恢恢疎にして漏らさず」といわれている。
類義語に「神は見通し」「天に眼」「天知る地知る我知る人知る」などがある。
対義語は「網呑舟の魚を漏らす」「大魚は網を破る」「天に目なし」など。
掲示板
31 ななしのよっしん
2024/12/15(日) 07:41:06 ID: Ni7JVkmlS+
よもや記事の編集者はしれっと2.を書くことで
網に絡め取られる醜態を体現した可能性が…?
32 ななしのよっしん
2024/12/15(日) 11:39:34 ID: a9mna9Zq2b
公正世界仮説じゃん
33 ななしのよっしん
2025/11/27(木) 16:23:59 ID: ON7R96ArAA
結局天網ってなんだよ、って解説はないのね。
元は中国神話で、天界(≠天国)の神が人間を監視するためのもの。物質的なものではなくあくまで比喩的表現のよう。
庚申の日に三尸がこの天網を通じて天帝に人間の行いを報告するため天の網の目が粗いように見えても悪人の罪は見逃されないということ。
大目に見るという言い回しもこの網の目を大きくして見逃してくれという意味合いが近いか。
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最終更新:2025/12/06(土) 20:00
最終更新:2025/12/06(土) 19:00
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