二枚抜きとは、一度のチャレンジで標的を2つ以上仕留めることである。
元々は1995~2002年にかけてTBSで放送されていたスポーツバラエティ番組「筋肉番付」の1コーナー「ストラックアウト」から広まった言葉。ストラックアウトはTBSの特番「スポーツマンNo.1決定戦」で登場した、正方形のパネルを9つに区切った的を投球により規定の球数内で全て打ち抜くゲームである。
初期は全ての的に枠がつけられていたが、リニューアルの過程で2代目は「目」のように縦枠が取り払われ、3代目は「回」の形のように外側と中心の枠のみになったことで、2枚以上の的を撃ち抜くことが可能になった(細かいバリエーションもあるがここでは省く)。
ここで生まれたのが「二枚抜き」という言葉である。チャレンジャーは積極的に2枚以上の的を狙うようになり、応援や番組内の実況で積極的に「二枚抜き」が使われ、広く周知された。
ここから転じ、FPSやTPSで一度に2体以上の敵を倒したりソシャゲのガチャで一度に目当てのものを2つ以上手に入れたりすることはしばしば「○枚抜き」と呼ばれる。FPSプレイヤーは「○枚やった」と倒した数を枚で数えることもある。
近年はソシャゲで自身のパーティに規定数いっぱいまでメンバーを入れないことを「○枚抜き」と呼ぶことがある(将棋で言うところの「○枚落ち」)。筋肉番付の放送終了から長い時間が経過したことに加え、YouTuberマックスむらい氏が自身のパズドラ実況でこの用法で「○枚抜き」の語を用いていたことから、若年層を中心に新しい意味が広まっていると考えられる。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/25(木) 14:00
最終更新:2024/04/25(木) 14:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。