共通鍵暗号の場合、暗号化と復号化で同じ鍵を用いる。したがって、暗号化する側にいかにして鍵を伝えるかが問題となる。
一方、公開鍵暗号では、暗号化と復号化で対となる異なる鍵を用いる。暗号化するのは誰でも可能なようになっている。なぜならば、暗号化する鍵は公開されているのだから。一方、復号化するのは、それの対となる秘密鍵の所有者以外困難である。「困難である」というのがミソであり、莫大な時間をかければ、暗号文の解読は可能なためである(ただし、これは共通鍵暗号であっても同様である)。
ただし、公開鍵暗号は、暗号化・復号化のコストがやや高くなる傾向にある。また、方式によっては、送信可能な平文の長さに上限があることもある。このため、一般に、セッション限りの共通鍵のやり取りに公開鍵暗号を用い、以後のやり取りをすべて共通鍵暗号で行うという手法が一般的である。
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最終更新:2025/12/08(月) 20:00
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