印南町とは (イナミチョウとは) [単語記事]

印南町とは、和歌山県中西部の町である。

人も自然もいきいき豊かで活力あふれるまち

日高郡に属する美しい自然に囲まれた海沿いの港町。

1957年（昭和32年）8月1日、印南町が切目川村・安住村と合併し、現在の印南町が発足した。 1959年（昭和34年）4月1日には大字明神川の一部が御坊市に編入されている。

南西部の一部が紀伊水道にかかるが、大部分は紀伊山地の西の端に当たる山林地帯となっている。

三つの無人駅があり、JR西日本紀勢本線が通る。

熊野古道の要所の一つで、格式の高い五体王子の一つである切目王子などの史跡遺産を有している。

昔からカツオ漁が盛んで、鰹節発祥の地とされる。

海側の土地は黒潮の影響で温暖な気候に恵まれており、海岸段丘も見られるためスイカやエンドウ、スターチスなどの花卉の栽培が盛ん。また、ワサビの最高品種といわれる「真妻ワサビ」の発祥地でもある。

町内全域に光ファイバー敷設済み。

10月に印南祭では、重箱獅子と神輿と屋台が印南川を渡る。

かえる橋を始め、かえるをモチーフとしたオブジェや行事が多くある。