堺市-68万個人情報流出事件

堺市68万個人情報流出事件（さかいし ろくじゅうはちまん こじんじょうほう りゅうしゅつじけん）とは、堺市民６８万人の個人情報が、堺市職員の手によって流出した事件。

概要

堺市の課長補佐が、堺市民約６８万人分の個人情報を「ネット上で誰でも閲覧できる状態」にした事件。この課長補佐は、市のデータファイルを持ち出し、2015年4月から6月までの間、「堺市民の氏名、性別、年齢、生年月日、住所、郵便番号」を公開し続けていた^[1][2]。

　「堺市民の個人情報が、何人の人に対して、流出しているか」の調査は、行き詰っており、堺市は現状を把握し切れていない^[3]。

　堺市民は、個人情報を流出させた堺市に対し、損害賠償を求めた。訴訟を起こした市民は、記者会見で「毎日が不安で、精神的な損害を受けた」と訴えている^[4]。

関連動画

関連項目

• 堺市
• 個人情報

外部リンク

• お粗末情報管理…堺市全有権者６８万人分の名簿持ち出し自宅パソコンで一時保管５９歳長補佐処分へ - 産経新聞　

脚注

1. *(RBB SPEED TEST　2015年12月15日　堺市、全有権者68万人の個人情報が流出)
2. *(読売新聞2015年12月25日　堺市個人情報　動画でも)
3. *(日経コンピューター2016年2月23日　できる人に任せ過ぎ？ 堺市68万個人情報流出事件、最大の問題)
4. *(産経新聞2016年9月27日　市民が堺市に損害賠償請求へ　有権者情報流出で年内提訴　大阪)