岩手犬とは、岩手県・秋田県原産の日本犬である。岩手マタギ犬・秋田マタギ犬とも呼ばれる。
元々は岩手や秋田の山々で猟を行っていたマタギが使っていた猟犬である。
洋犬との交配を経ていない純血の岩手犬はマタギの減少とともに減っていった。数頭の純血種が確認されているが、具体的な保護活動は行われておらず絶滅は時間の問題と思われる。
1630年頃に秋田藩の藩士たちの闘志を養うために闘犬が推奨されるようになると、それに使用されるようにもなった。
明治時代になると四国犬や北海道犬、樺太犬といった他の地方の犬種やジャーマン・シェパード・ドッグやグレート・デーン、マスティフなどの大型の洋犬との交配が積極的に行われるようになり、こうして秋田犬の原型となる犬が誕生した。
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最終更新:2024/05/02(木) 13:00
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