Erlangとは、Ericsson Languageの略で、携帯電話地上固定設備の最大手企業であるエリクソンの社内公用語である。エリクソンでは上はCEOから下は各国の正社員までが、この言語で意思疎通を行っている。
というのは嘘で、分散並行処理を主な目的としてエリクソンが開発したプログラミング言語である。現在はオープンソース化されている。
プログラミング言語としては(非純粋)関数型言語に属するが、特筆すべき点はその耐障害性にある。そもそも言語の開発動機がエリクソンの事業である電話交換機の制御だったため、分散並行処理しやすいように設計されているだけでなく、実行環境も"Let it crash"という言葉に象徴されるように、クラッシュなどが起きても無停止で稼働できるように設計されている。
数学者アグナー・アーランに由来する。冒頭のEricsson Languageの略というのは公式ではないが、意図的にそうなるようにはしたらしい。
Erlangは実行環境の安定性が他言語にはない長所と言われているが、他の言語と見かけが違うため敬遠する向きも少なくない。そこでErlangの実行環境Erlang VM(BEAM)上で動作し、Rubyのような書きやすい文法を持つ言語としてElixirが開発された。
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最終更新:2024/05/08(水) 07:00
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