MD5(Message Digest Algorithm 5)とは、ハッシュ関数である。
MD5は入力に対して128bitの16進数で出力されるハッシュ関数である。
出力された値をフィンガープリント(又はMD5チェックサム)と呼び、ファイルの同一性判定・誤り検出に使用される。例えばダウンロードされたファイルに破損が無いか調べる際の用途が誤り検出である。
また、かつてはファイルが改竄されてないかのチェックにも使われていた。同じ理由で電子署名にも利用されていた。
MD5のハッシュ関数には改竄を隠すために結果を合わせられる(chosen-prefix collision attack)という理論的・実用的な弱点が2007年に見つかっているため、安全性や信頼性を重視するならSHA(256以上)などのハッシュ関数を使った方が良いとされる。実際、日本政府が推奨する暗号にMD5は含まれていない。
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最終更新:2024/12/11(水) 15:00
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