MFゴーストとは、2017年~2025年に「週刊ヤングマガジン」で連載されたの漫画作品である。
原作者は『バリバリ伝説』『頭文字D』のしげの秀一。キャッチコピーは『新公道最速伝説』。
概要
しげの秀一の代表作である『頭文字D』(1995年~2013年)の後継作品。実在する公道でのカーレースバトルを描いた作品である。
本作を執筆するにあたり、しげのは「イニDで出来なかったあれこれを全部やろうと思って。やり残したことは全部やろうと。四輪マンガでやれることは全部やって、誰もやれる余地がないくらい荒らしまくって辞めようって気持ちでやっています」と語っている。
自動運転、電気自動車や燃料電池自動車の普及により内燃燃料自動車が絶滅危惧種となった近未来の202X年が舞台となっている。
その中で、内燃機関搭載車両限定でルールを設け、公道をクローズドコースと化した合法のレースイベント「MFG」を舞台に、失踪した父を探しに来た主人公「カナタ・リヴィントン(片桐夏向)」とその愛車トヨタ86(ZN6)の活躍を描く。
日本車限定の『頭文字D』と異なり、ポルシェやフェラーリ、ベンツ、ランボルギーニといった有名メーカーのスーパーカーが多数登場し日本のサーキット化した公道を爆走するのも本作の特徴である。それでいて、GWRルール有りながら「主人公が馬力の低い車でライバル車たちと渡り合う」という前作のコンセプトは本作にも引き継いがれている。今作品では主人公以外にも86程ではないが上記の車ほど馬力がない反面コーナリングに強い車に乗るレーサー等も参戦しており、話が進むにつれてそういった人物にも主人公が参戦中の同じレース内でフォーカスが当たる部分が『頭文字D』と趣きの違う部分かも思われる。
また、過去作『頭文字D』の未来の時間軸であることが匂わされており、上有史浩、高橋啓介といったキャラクターが年齢を重ねた姿で登場。他にも『頭文字D』の登場人物がカメオ出演している。漫画では声だけの登場だったキャラクターもアニメでは顔出し登場していることがある。
2022年1月4日には2023年にテレビアニメ化されることを発表。併せてアニメ公式サイトが開設された。
第1期は2023年10月~12月に放送。2023年3月19日には第1期のレースシーンをユーロビートと共に纏めた総集編「BATTLE DIGEST」の配信が開始された。
第2期は2024年10月~12月に放送。第2期放送終了直後に第3期の制作決定、原作完結後の2025年2月17日に第3期が2026年放送決定が告知された。
セガ・インタラクティブによるレースゲーム『頭文字D ARCADE STAGE Zero 』では、本作とのコラボレーション企画として主人公の愛車である「MFGHOST 86GT(改) 片桐夏向仕様(ZN6改)」、Ver.2より「MFGHOST GT-R NISMO(改)相葉瞬仕様(R35改)」、MSG開幕戦のコースをモチーフとした「小田原」がそれぞれ収録された。
『頭文字D THE ARCADE』でも、「小田原」「真鶴」が収録。コラボイベントで片桐夏向、相葉瞬、諸星瀬名、ミハイル・ベッケンバウアー、石神風神、北原望が登場しており、搭乗車も実装された。
なお作中での描写に令和の時代でそれはどうなんだと思われる部分(17歳としか付き合わない等)もあるがそこは作者が上記の通りにやり残した事と語っているので深く考えないでおこう。
あらすじ
西暦202X年。車の自動運転が普及した日本。そんな時代に、公道の自動車レースが開催されていた。世界中で人気を集めるレースの名はMFG。ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニなど最速を誇るマシンが次々に参戦していた。一方、イギリスのレーシングスクールを卒業したドライバー、カナタ・リヴィントンは、ある目的を果たすため来日するのであった。
新公道最速伝説、ここに開幕!
MFGについて
謎の人物「リョウ・タカハシ」が提唱した公道を舞台にしたレースイベント。
最大の特徴は「グリップウェイトレシオの均一化」を絶対のルールとしており、車重が軽いと細いタイヤを履かされ、馬力も安易に上げることが出来ず、駆動力で有利な4WDやMR車には更にハンデが課せられてしまう。そのため、無改造でもバランスのいい海外メーカーの高級スポーツカーがランキングを占めているので「リッチマンズレギュレーション」と揶揄されている。
また、シーズン中のマシン変更について、シーズン最初に乗車した車と同一のブランド・メーカーに限定されている(例:ホンダ・シビック⇒ホンダ・NSX)。
予選は玉石混交の約300名のドライバーが一発勝負でタイムを競い、上位15名のみが決勝レースに進出することができる。この上位15名には賞金やパーツの値引きといった様々な特典が付く事から「神15(かみフィフティーン)」と言われており憧れの的となっている。予選は7日間に渡って行われ、上位ランカーがバラバラになるように日程が組まれている。公平を期するため、雨が降ってコースのドライコンディションが維持できない場合は決勝含めた全ての日程を1日順延させる(決勝は雨天でも開催)。
決勝レース完走、もしくは予選30位以内でドライバーズポイントが獲得でき、0.1ポイントでも持っていれば前述の特典を受けることができる。決勝でリタイアした場合はノーポイントと作中のキャラが語っているが、実際はリタイア順に15位、14位と処理されておりその分のポイントも加算されている[1]。レース賞金以外にもポールポジション獲得や決勝レースでのオーバーテイクなどボーナス賞金が設定されており、年間成績でも更に賞金が支払われる。一例として、レースでのオーバーテイク成功1回ごとに100万円、1レース優勝賞金は1億円、シーズン総合優勝賞金は10億円となっている。
現在では全世界で契約視聴者数3000万人[2]というビッグコンテンツとなっており、視聴者はドローンで撮影されるハイスピードバトルを堪能することができる。撮影以外にもドローンを利用した様々なレース運営サポートや、各車両のリアルタイムデータを本部のコンピュータに送信し車両やドライバーのデータを解析するテレメータリングシステム、解析した結果優れたドライバーに出される注目フラグなど、最新技術が随所に使われている。
本作では富士山の火山活動で大地震などの災害が起こっており、箱根・真鶴・熱海地域は一般人の立ち入りが禁止された被災地となっている。MFGはこれら被災地の復興支援イベントとして始まり、毎年収益から多額の義援金が被災地に寄付されている。また世間から災害の記憶を風化させないため、いずれの開催コースにも災害に起因するハザードが仕掛けられ、ドライバーはこの罠への対応能力も問われる。
MFG年間スケジュールは後述の通り(漫画44話より)。第3戦~第4戦の間は約40日のサマーブレイクが挟まれ、年間表彰式は11月下旬に帝国ホテルで行われる。作中の人物が語ったところによると、翌シーズンから更にレースが2つ増えて全7戦、決勝進出枠が20に拡大され、レースの賞金も増額されるという話があるらしい。
レギュレーションの正しい解釈
リョウ・タカハシ曰く、MFGは「プロジェクトDの進化形」であり「公道最速理論の回答編」としている。
前述の「グリップウェイトレシオの均一化」に対する正しい解釈について、MFG統括本部長の上有すら知られていない。そのため、ドライバーや関係者がその答えを模索しているのが現状となっている。
開幕戦解説の小柏カイからは「トータルバランスの重視」を指摘。パワー重視とされてきたMFGにおいて、ケイマンやハチロクの存在をターニングポイントとしている。
第2戦解説の池田竜次は長年の経験から、ロードカーで人がコントロール可能な馬力は400、公道なら300~350、ウェットな路面なら更に200~250馬力まで下がると結論づけている。その上で、馬力のハンデは(0ではないが)決して大きなものではないとしている。
また、前作『頭文字D』で涼介は「上級者はストレートでもコーナーでもない第3のポイントで差をつける。そのポイントを極めることこそが公道最速理論のメインテーマ」と語っている。
開催コース
開催コースはいずれも大災害の影響を受けた立ち入り禁止区域になっており、関係者以外はレース中コース近くに立ち入ることはできず、レースは全て無観客で行われる。公式なマシンテストが行えるのは箱根ターンパイクの区間だけで、期間もMFG運営が指定する日程のみとなっている。このためコースに慣熟するためにはMFGコースを体験できるシミュレータを使うことが主な手段になる。
ちなみに、一年目のシーズンは年間3戦だったが、二年目から真鶴と熱海が加わり年間5戦となった。五年目からさらにコースが2つ追加される予定で、四年目最終戦の時点で新コースの選定とデモ映像の撮影は完了している。
- 開幕戦:小田原パイクスピーク
- 開催時期:5月上旬
- 全長:40.8km
- 決勝戦規定周回数:2周(総走行距離:81.6km)
- コース:箱根ターンパイク・箱根小田原本線料金所→(箱根ターンパイク)→大観山スカイラウンジ→(神奈川県道75号)→芦ノ湖・箱根関所南交差点(箱根駅伝ミュージアム付近)→(国道1号)→東風祭交差点→(一夜城下通り)→早川三丁目交差点(決勝ゴール地点)→箱根小田原本線料金所
- 箱根ターンパイクの超急勾配を一気に駆け上り、椿ラインを芦ノ湖へ下りる。その後は国道1号を通り、最高地点からは標高差864mを一気に下る、MFG開催コースの中でも最長の周回距離コース。
特に国道1号は箱根駅伝6区と同じコースを走る為、ランナーを止めず電車を止める箱根登山鉄道の小涌谷踏切や大平台ヘアピンカーブなど、駅伝ファンにとっても非常に馴染み深いコースでもある。
途中、小涌園前からヘアピン手前の大平台駅付近にかけては火山の影響で靄が立ち込め視界が悪く事故も多発している。MFGではこの区間を含め、事故が多発する危険地帯を「デスエリア(死神)」と呼んでいる。
このコースの名物は東風祭交差点まで全長1.9kmにも及ぶ通称「カマボコストレート」。由来は交差点付近に位置する、箱根駅伝・小田原中継所としてお馴染みの老舗蒲鉾店「鈴廣」。直線が長い分スピードが乗るためハードなブレーキング競争が見られるが、直線だけでなく、標高差864mを駆け下りてきた勾配も函嶺洞門バイパス(はこねのリラックマ出没地)の手前にある千歳橋を境に一気に平地になる為、86のようなパワーのない車は圧倒的に不利な状況に陥る最大の難所である。
- 第2戦:芦ノ湖GT
- 開催時期:6月上旬
- 全長:25.3km
- 決勝戦規定周回数:3周(総走行距離:75.9km)
- コース:芦ノ湖スカイライン箱根峠料金所→(芦ノ湖スカイライン)→湖尻料金所→(神奈川県道75号)→桃源台駅→大芝交差点→(国道1号)→箱根峠料金所
- 芦ノ湖スカイラインなど、芦ノ湖周辺の道路を用いたコース。
開幕戦と比べて急勾配は少ないが、細かいカーブが多く直線が短い。途中、元箱根付近から箱根関所南交差点までは開幕戦のコースを逆走する(箱根駅伝5区の終盤と言えばわかりやすい)。
デスエリアはその名も「スリッピートラップ」。富士山火口から降り積もった火山灰の影響で路面が極めて滑りやすく、当然、事故も多発している。雨が降ると火山灰が至る所に流れ出して更に滑りやすくなってしまう。加えて雨上がり直後の芦ノ湖スカイラインは霧が発生しやすく、開幕戦のデスエリアよりも劣悪な状況に陥る場合がある。最悪の場合数メートル先すらまともに視認できなくなる。
- 第3戦:ザ・ペニンシュラ真鶴
- 開催時期:7月下旬
- 全長:17.4km
- 決勝戦規定周回数:5周(総走行距離:87.0km)
- コース:真鶴料金所→(真鶴道路)→福浦IC→(国道135号)𠮷浜橋交差点(折返し地点)→(国道135号)→真鶴駅前交差点→(神奈川県道739号)→真鶴駅前→(国道135号)→真鶴料金所
- 真鶴道路を含めた真鶴半島を巡る。超高速区間もあるが、真鶴町の住宅街を通過するため、道幅が狭く速度も出せない。そのため一度ポジションを落としてしまうと挽回が非常に難しい。
加えて災害に伴う大規模停電の風化防止を兼ねて、トンネルの照明を意図的に落とすという罠が仕掛けられ、トンネル脱出後の明暗差で一瞬視界が効かなくなるため、非常に攻めにくい。更に一部のトンネルは抜けた直後に海面からの反射光も加わって更に視界が厳しくなり、ブラックアンドホワイトの異名を持つ真鶴のデスエリアとなっている。前述の頭文字D THE ARCADEでこのコースが収録された際にも明暗の切り替えを再現している。
更に特徴的なセクションとして、2つ目のトンネル直後に海岸を走る超高速S字コーナーがあり、実在するベルギーのコース、シルキュイ・ド・スパ・フランコルシャンの超高速セクション「オー・ルージュ」に似ていることから、こちらでも同名で呼ばれている。
高速、低速セクションの両方を持ち、風光明媚なこの地はレース映えもすることから、このコースは視聴者から高い人気を誇っている。
- 第4戦:シーサイドダブルレーン
- 開催時期:9月下旬
- 全長:21.7km
- 決勝戦規定周回数:6周(総走行距離:130.2km)
- コース:東海岸町交差点→(熱海ビーチライン)→門川料金所(折返し地点)→(国道135号)→東海岸町交差点
- 熱海ビーチラインと、並行する一般道を組み合わせた、相模湾沿いのコース。1周の距離は比較的短いが決勝で走る距離は全レース中でも最長を誇り、長期戦を見据えたタイヤマネジメント能力が求められる(他のレースは全長80km前後だったが、ここは130kmも走ることになる)。
往路の熱海ビーチラインには、国道沿いの山から地震によって滝のように噴き出した大量の地下水が道路を覆い尽くす「ハイドロトラップ」と言う罠が仕掛けられている。当然、水に高速で突っ込めば、車体にかかる急な減速Gによって頸椎に大きな負担がかかり、車もハイドロプレーニング現象で制御不能に陥り、脱出しても濡れたタイヤでグリップを急激に奪われる、まさしく三重苦を味わう事になる。
復路は国道を通過するが、当然、国道も滝に覆われている為、仮設のジャンプ台が設けられている。ジャンプ直後に右コーナーが控えているため、ジャンプ位置を左に取りたくなるが心理的に左ギリギリにマシンを寄せるのが非常に厳しい(ジャンプの最高位置はコース外側のフェンスよりも高いため、姿勢制御に失敗すると着地どころか崖から転落する危険もある)。
有料道路と一般道で路面状況がガラリと変わるコースのためセクターごとに求められる足回りのセッティングが全く異なり、路面の荒れ具合が平均的なセクター2に合わせてセッティングすることがセオリーとされている。全体を通しての平均速度が高い高速コースであり、エンジンパワーもさることながら空力も求められる。これらから、全体的にハイレベルなチューニングが要求され、メカニックの腕も問われるタフなレースになる。
- 最終戦:熱海ゴースト
- 開催時期:10月下旬
- 全長:13.7km
- 決勝戦規定周回数:6周(総走行距離:72.2km)
- コース:熱海ビーチライン出入口→(熱海ビーチライン)→東海岸町交差点→熱海親水公園→熱海市役所前→来宮駅→熱海梅園→(あたみ梅ライン)→笹尻交差点→(静岡県道20号熱海箱根峠線)→西熱海ゴルフコース→熱海市立図書館→大江戸温泉物語あたみ→春日町交差点(国際医療福祉大学熱海病院前)→(国道135号)→東海岸町交差点
- 高低差が激しい熱海の市街地と山間部を舞台にしたテクニカルコース。大学病院のある春日町から東海岸町までは第4戦と共用する。コースのほとんどが旧市街地の一般道のため全体的に路面が荒れており、足回りのチューニングが問われる。
途中2か所で壁から間欠泉が噴き出す場所があるが、いつ噴出するかはわからず、「運次第」。直撃したら当然タイムロスは避けられない。1つ目が「貫一」、2つ目が「お宮」と呼称され、前者は噴き出す頻度も低く水量も少ないが、後者は頻繁に噴出する上に一度出ると長引く。どちらも噴出直後は付近の路面が滑りやすくなる。なお3年目まで1度の予選で両方の間欠泉を直撃したドライバーは1人もいない。間欠泉を食らわない願掛けのため、第4戦終了後は貫一お宮之像にお参りするのがMFGパイロット恒例の儀式となっている。
来宮駅東側のガード下トンネルは左右2つに分かれており(本来は片側ずつの一方通行)、トンネルを抜けた直後に左コーナーがある。それぞれの車の位置を把握しにくいため2台の車が同時にそれぞれのトンネルに突入するとトンネル出口でクラッシュが起こりやすく、レース直前のドライバーズミーティングでも徹底して注意喚起が行われている。
登場人物
主要人物
- カナタ・リヴィントン / 片桐夏向(かたぎり かなた)
- CV.内田雄馬
- 搭乗車:DBA-ZN6 トヨタ86GT前期(86号車)
- 車体色:ライトニングレッド
ナンバー:藤沢 386 な 9-101
- 主人公。日英ハーフのイギリス人青年で、イギリスの有名レーシングスクール「RDRS」を史上最高成績の首席で卒業した凄腕のドライバー(MFG運営の上有史浩いわく藤原拓海の弟子)。19歳。
失踪した父を探すという目的の元、母の知り合いである西園寺家にホームステイし、片桐夏向の名前でMFGに参戦。父へ声のない呼びかけをおこなう。裏表のない礼儀正しく純朴な性格で日本語もペラペラだが漢字が読めない。あと箸が苦手。
西園寺家の知人の整備士、緒方の86を駆り、MFG初出場にして予選15位(タイムは16位だったが1名がタイヤの不正で失格になり繰り上げ通過)と神15入りを果たした。レースで賞金が発生した場合、緒方と賞金を折半する契約を結んでいる(緒方はカナタの取り分が多くなるように変更しようとしたが、当のカナタはその申し出を断った)。
レースを生活費を稼ぐ手段とは考えておらず、普段は鎌倉駅近くのカフェでウェイターのアルバイトをしている。
レース中緒方との無線以外の口数は少なく、アニメでは主人公にも関わらず台詞が無い回も度々ある。
- 西園寺恋(さいおんじ れん)- CV.佐倉綾音
- ヒロイン。西園寺家の娘で17歳の女子高生。「外見だけで人を好きにはならない」というモットーだったがイケメンのカナタに一目惚れしてしまう。
モデル事務所に所属し、MFGエンジェルス・ナンバー7としての顔を持つが、親と一部の友人以外の周囲には内緒にしており、カナタは同一人物とは気づいていない。プロフィールも一切公開しておらず、エンジェルスとしての仕事中は専ら「ナンバー7」や「7番ちゃん」と呼ばれている。モデルやエンジェルスの仕事をしているが将来芸能界に行く気はなく、友人にそれを言われても絶対にないと否定している。
男性に何度か告白されたことはあるが、つきあった経験はゼロ。気が強く、手が出やすい。得意技はボディブロー。
幼い頃はボーイッシュで、「男の子に生まれる予定が女の子になってしまった」と言われるほどわんぱくだった。中学から高一までは陸上部に所属。学校では成績優秀だがMFGエンジェルスの仕事で出席日数が不足してしまい、補習授業を受ける羽目になっている。ビンタのスピリットも頭文字Dから受け継がれている。
- 相葉瞬(あいば しゅん)- CV.小野大輔
- 搭乗車:DBA-R35 ニッサン・GT-R(9号車)
- 車体色:ブリリアントホワイトパール
ナンバー:小田原 349 ち 8-522
- 外国車が幅を利かせるMFGにて、昨年国産車で唯一トップ10入りしたドライバー。24歳。「GT-Rのアイバ」、「カミカゼヤンキー」と呼ばれ海外にもファンが多い。カナタが尊敬する人物であり、選手登録でそのことを伝えてから同じ国産車仲間のカナタを弟分として目をかけるようになる。
今年はランキング5位以内に入り、MFGエンジェルスのナンバー7にプロポーズすることが目標。面倒見の良い、心優しい熱血漢の好青年だが、熱くなりすぎるなど精神的にむらがあるのが欠点。それがタイヤマネジメントにも作用しており、終盤までグリップがもたず失速する場面が目立つ。
MFGの開催地近くの小田原出身であり、後述のゼロ・アカデミー卒業生でもある。シーズン途中からゼロ・アカデミーのコーチがレース中のセコンドに入るようになった。
- 緒方(おがた)- CV.畠中祐
- 自動車の町工場「緒方自動車」を経営する整備士。26歳。西園寺家の知人で、カナタに86を提供した人物。MFGではセコンド兼整備士としてカナタを支える。相葉とは昔の走り仲間で旧知の仲。
元走り屋でMFGにも出場経験があったが予選で惨敗した過去がある。電気自動車が大嫌い。整備士としての腕は確かで、カナタにも「もしイギリスにいればグランパも愛車の古いジャガーを乗り続けていただろう」と評されている。ただMFG用のチューニングは奥山の方が専門家のため、86のアップデート方針は基本彼に任せている。
喜怒哀楽が激しく、前作の武内樹を思わせる物語全体の狂言回しのような存在。
MFGドライバー
- ミハイル・ベッケンバウアー - CV.神谷浩史
- 搭乗車(第1戦~):ABA-982H2(982型) ポルシェ・718ケイマンS(12号車)
- 車体色:キャララホワイトメタリック
ナンバー:湾岸 308 や ・-223
- 搭乗車(第2戦~):ABA-982J2 ポルシェ・718ケイマンGTS(12号車)
- 車体色:キャララホワイトメタリック
ナンバー:湾岸 355 ゆ 8-920
- 搭乗車(第4戦~):ABA-982C ポルシェ・718ケイマンGT4(12号車)
- ポルシェ社の育成プログラムを優秀な成績で卒業した20歳の天才ドライバー。途中参戦にもかかわらず、神15入りを果たし「シュツットガルトの刺客」と呼ばれている。途中参加ながら前年ランキングは12位。デモ走行の記録を最初に突破している。
精密機械のように正確な技術を持ち、サイボーグと称されるほど常に沈着冷静だが、予測以上の出来事にあうと取り乱す欠点があり、本人もそれを自覚している。
内心ではMFGを「シロートとロートルの集まり」と失望しており、早くドイツに帰りたいと考えている。他のドライバーにも敬意を払っておらず傲慢な言動が目立ち(あまりにもキツイ言葉なのでアニメ化時に一部のセリフが修正される程)、その表れかレース後の表彰式は毎回欠席している。最終戦のみ出席し、表彰台に上がった際のキス役に「誰でもいい…ボンレスハム以外で」として真美を指名。
- 大石代吾(おおいし だいご)- CV.浪川大輔
- 搭乗車:ABA-ZFCSJ ランボルギーニ・ウラカン(3号車)
- 車体色:クリアホワイト
ナンバー:湾岸 317 う 4-012
- 裕福な家庭に生まれた強烈なランボルギーニ至上主義者の青年。25歳。大排気量のパワーマシンにこだわりを持っている。実家の資金力にものを言わせる姿勢から、相葉など一部のドライバーたちからは嫌われている。
マシンの性能に頼っている面が目立ちドライバーとしての技量は他の上位ランカーに多少見劣りはするものの、それでも前年ランキングは3位のためそれなりの地力は持っている。
- 赤羽海人(あかば かいと)- CV.諏訪部順一
- 搭乗車:ABA-F142B フェラーリ・488GTB(2号車)
- 車体色:ロッソコルサ
ナンバー:湾岸 377 ゆ ・-301
- 前年ランキング2位の実力派ドライバー。26歳。プロドライバーからも一目置かれている。「MFGきってのプレイボーイ」であるらしく、表彰台に上がった際にキス役として指名するエンジェルは毎回違う。搭乗車は購入ではなくリース契約。あくまで戦うためのマシンとしてフェラーリを選択しているだけだが、それでもフェラーリのライバルであるランボルギーニ車を駆る大石には対抗心を抱いている。開幕戦の予選ではマシントラブルにより本来のブースト圧が出せない中自身のセクターレコードを更新、MFGレギュレーションの真意への糸口を掴んだ。「チャレンジする気持ちを無くしたらチャンスは来ない」が信条であり、どのような状況であれ現状から上を目指す姿勢を崩すことはない。
- 石神風神(いしがみ ふうじん)- CV.安元洋貴
- 搭乗車:ABA-991MA175(991型)ポルシェ・911GT3(1号車)[3]
- 車体色:キャララホワイトメタリック&ブラックポルシェストライプ
ナンバー:霞ヶ浦 360 に 8-529
- 2年連続でMFGを制しているディフェンディングチャンピオン。37歳。ベテランにして手堅いドライバーで車の性能を活かした安定感のある走りが特長。
ミハイルの追撃をかわせる唯一のドライバーと目されているが、加齢による衰えも見られる。MFGで既に20億円以上稼いでしまっているためか以前のシーズンに比べて安定を重視するようになり、その隙を他のドライバーに突かれることになる。
表彰台に上がった際のキス役に毎回京子を指名している。
- 沢渡光輝(さわたり こうき)- CV.逢坂良太
- 搭乗車(第2戦~):ABA-DFM5P アルピーヌ・A110(4号車)
- 車体色:マリーンブルー
ナンバー:新宿 365 ら 1-717
- 搭乗車(第4戦~):ABA-DFM5P アルピーヌ・A110S(4号車)
- 搭乗車(第5戦~):ABA-DFM5P アルピーヌ・A110R(4号車)
- 大の女好きでナルシストな21歳美男子。17歳のJKと付き合い、自らを「セブンティーンコンプレックス」と語るほど17歳の女性以外に恋愛感情を抱かないという性癖の持ち主。17歳の女性を見分けるセンサーは卓越しており、年齢不詳のナンバー7を17歳に近い年齢と見破っている。表彰台に上がった際のキス役に年齢の若いエンジェルを指名する。
フランスへのレース留学経験があり、その時にカナタと同じレースを走った際強烈に意識していた。昨シーズンまで彼にとってのMFGは小遣い稼ぎの遊び半分。それでも前年のランキングは4位であることから、潜在能力はMFGパイロット随一と評されながらもモチベーションの低さが弱点と言われていた。
カナタのMFG参戦を受けて本気になると、第2戦予選でコースレコードを更新すると共にデモ走行の記録を突破。以前のシーズンとは比べ物にならないほどのキレを見せるようになる。
なお開幕戦は彼女の誕生日と日程が被ってしまったため欠場している。
- 八潮翔(やしお かける)- CV.田邊幸輔
- 搭乗車(第1戦~):ABA-1117 ロータス・エキシージ(16号車)
- 車体色:メタリックホワイト
ナンバー:茅ヶ崎 312 さ 6-240
- 搭乗車(第5戦~):タイプ131 ロータス・エミーラ(16号車)
- 「ヤジキタ兄妹」と称される異母兄妹ドライバーの兄。22歳。前年ランキング16位。妹の北原望とのフォーメーション走行を得意としており、司令塔的な役割をこなす戦略家。美男子であるのに加え、妹がなついていることからカナタに対抗心を燃やしている。
決勝レースでは望・セコンドブースと三者通話ができるよう無線を設定している(ルール違反ではない)。話しかけられると集中が乱れやすい。
- 北原望(きたはら のぞみ)- CV.芹澤優
- 搭乗車:ABA-96018 アルファロメオ4C(18号車)
- 車体色:アルファレッド
ナンバー:茅ヶ崎 384 あ 9-002
- 八潮翔の異母妹。ぱっちりした大きな目と童顔が特徴の20歳。前年ランキング18位。カナタに一目惚れし、恋よりも積極的にアタックする。レース中は兄の指示に従うスタイルだが、好戦的な性格のため熱くなりやすく、兄がブレーキ役となることもある。
兄からは「デメキン」呼ばわりされている。翔とは日常でもレース中でも口喧嘩が絶えないが、そんな調子でもドライブ中に大きなミスは起こさない。
ドライバーとしての才能は兄を上回っており、シーズン中に成長を遂げていく。
- 坂本雄大(さかもと ゆうだい)- CV.櫻井トオル
- 搭乗車:7BA-4SDMW アウディ・R8 クーペ V10 Plus(5号車)
- 車体色:ベガスイエロー
ナンバー:成城 353 す 2-001
- サングラスとパーカーのフードによって常に素顔を全く見せない27歳のドライバーで前年ランキング5位。MFGには1年目から出場しているベテランで、MFGで勝つには大排気量エンジンと4WD駆動、電子制御で完全武装した車が必要という結論に至る。4WD勢は他に相葉(GT-R)・大石(ランボルギーニ)が該当するが、搭乗車はミッドシップでもあるため、他2台よりハンデが更に重い。
相葉とは以前から因縁があり、作中のレースで何度も激突する。レース後にファンサイト上で、自分がどう言われているかを気にするところがある。
- 大谷洋介(おおたに ようすけ)- CV.石川界人
- 搭乗車(第1戦):CBA-190378 メルセデスAMG・GT S(7号車)
- 車体色:セレナイトグレー
ナンバー:さいたま 321 て1-020
- 搭乗車(第2戦~):ABA-190379 メルセデスAMG・GT R(7号車)
- 車体色:AMGグリーンヘルマグノ
ナンバー:さいたま 396 け 6-029
- MFGは経験が全てという考えを持つ23歳。参戦3年目で前年ランキング7位。他ドライバーたちに静かな対抗意識を燃やし、初勝利を目指す。第2戦からAMG・GT Rに乗り換えるが、過剰に介入してくる電子デバイスに悪戦苦闘し、思い通りのドライビングができなくなる。
- ジャクソン・テイラー - CV.中村悠一
- 搭乗車:ABA-991MA103 ポルシェ・911カレラGTS(8号車)
- 車体色:マイアミブルーメタリック
ナンバー:湾岸 397 い 7-413
- ニュージーランド出身の27歳。前年ランキング8位。他のドライバーの才能を見抜く洞察力に長けており、ミハイル、赤羽、沢渡の3人を、現在のMFGでもっとも優れたドライバーとして評価している。スポーツマンシップに溢れており、ライバルのドライバーをリスペクトしている。開幕戦で激しいバトルを繰り広げたカナタのことを称賛している。
- 前園和宏(まえぞの かずひろ)- CV.宮園拓夢
- 搭乗車(第1戦):DBA-FK8 ホンダ・シビックタイプR
- 車体色:チャンピオンシップホワイト
ナンバー:津 391 こ 1-513
- 搭乗車(第2戦~):CAA-NC1 ホンダ・NSX
- 車体色:130Rホワイト
ナンバー:津 336 さ 5-107
- 前年ランキング13位。28歳。前回大会までは、ハイブリッドシステムを撤去したNSXで出場していたが、システムのセッティングがうまくいかず、今大会開幕戦のみFK8で出場。数年がかりで仕上げたNSXへ乗り換えると、第2戦以降は開幕戦の不振を吹き飛ばすような活躍を見せるようになる。物理学の博士号をもつMFGきっての理論派。そのため初めて対決する相手の走りを観察する癖がある。
開幕戦でオーバーテイクをくらって以来、カナタの走りを論理的に分析しようとしているが自身の目でデータをなかなか収集できず、いざ目の前で見せられても「同じ物理法則上にいるとは思えない」と理解が追い付いていない様子。
- 柳田拓也(やなぎだ たくや)- CV.坂田将吾
- 搭乗車(第1戦~):ABA-LZ44M(F13型) BMW・M6クーペ(6号車)
- 車体色:サキールオレンジ
ナンバー:港北 351 ま 9-018
- 搭乗車(第3戦~):CBA-3C30(F82型)BMW・M4DTM(6号車)
- 車体色:アルピンホワイト&M Performanceモータースポーツ・ストライプ
ナンバー:港北 382 り 4-300
- 自他ともに認めるコーナーワークの技術の高さから「コーナーの魔術師」の異名を取る前年ランキング6位。人格者らしく、赤羽とも親しい間柄。ラフファイトを躊躇しないパイロットが多いMFGの中でも珍しく、自分からぶつけに行くことを好まないドライバー。
- E・ハンニネン - CV.三宅健太
- 搭乗車:DBA-URZ100型 レクサス・LC500(10号車)
- 車体色:ホワイトノヴァーガラスフレーク
ナンバー:新宿 315 さ 1-130
- 前年ランキング10位。31歳。ラグジュアリーなクーペを操り、さらに上位を狙う。開幕戦の小田原パイクスピークで、視界が悪いデスエリアで猛追してきたカナタに抜かれ、その走りを「クレイジー」と評する。第2戦以降は決勝に残れておらず、作品からフェードアウトしている。
- 諸星瀬名(もろぼし せな)- CV.八代拓
- 搭乗車:3BA-DB42 トヨタ・GRスープラSZ-R(885号車)
- 車体色:イエロー
ナンバー:赤城 300 た 1-339
- 群馬県出身の21歳の青年。高橋兄弟が推進するドライバー育成計画「ドリームプロジェクト」の出身ドライバー。赤城、妙義、秋名のレコードタイムを更新したことから「上毛三山のスカイウォーカー」を自称。高橋兄弟や拓海の過去も知っており、高橋兄弟から受け継いだ群馬プライドを大切にしている(逆にカナタが知らないのは、拓海が過去を語りたがらない性格だった為)。
拓海の弟子であるカナタとは同じ教えを受けた者としてフレンドリーに接しており、彼より上の年齢ではあるものの、MFGドライバーの先輩としてリスペクトしている。自身の車の色は師匠である高橋啓介への尊敬の念を込めている。
運営側に近い人物から直接教育を受けているため、ハンディとして開幕戦からの参加は見送られていた。(カナタが参戦できたのは天然だから拓海は運営に関わっていない為)。
まだ粗削りではあるものの、怪物じみた吸収力を持った天性の素質の持ち主。単走でのスプリント能力には長けているが、レースの駆け引きやペースの作り方、タイヤマネジメントの技術はまだ浅い。
- エマ・グリーン
- 搭乗車:アストンマーティン・ヴァンテージ V8クーペ(624号車)
- 車体色:ブリティッシュグリーン
- イギリスから来日した女性ドライバー。カナタのレーシングスクール時代の同期生で、卒業時の席次は3位。自称「RDRS時代のカナタの恋人」。
スクール在籍時はカナタと同じように拓海から教えを受けていた。拓海の指導に反発することが多かったものの、そのメソッドは忠実に守っていたとカナタは言う。
現役のBTCC(英国ツーリングカー選手権)ドライバーで、カナタ曰く速いだけでなくデンジャラスなドライバーで「witch(魔女)」と恐れられている。ラフファイトにめっぽう強く、彼女にそれを挑もうものなら確実に何倍もの報復が返ってくるため、RDRSの同期たちは彼女に対してぶつけに行くことはしない。
カーナンバーの「624」はカナタと初めて出会った日の6月24日にちなんでいる。
MFGは第4戦のみのスポット参戦。
- 桜野舞(さくらの まい)
- 搭乗車:3BA-ZN8 トヨタ・GR86(860号車)
- 車体色:クリスタルホワイトパール
- 最終戦の熱海ゴーストから参戦の18歳の新人ドライバー。三度の飯より運転が好きな少女。カナタのことを"神様"と崇めるほど尊敬している。
自ら志願してカナタの86に同乗させてもらった際に助手席でカナタのドリフト走行を体感し、カナタから2つのメッセージとしてMFGの専用タイヤの特性と拓海から受け継がれた「フジワラメソッド」を伝授される。以降は、カナタの一番弟子を自称するようになる。
免許習得前からカーレースやドリフト競技に参加し、腕を磨いていた。ドライバーとして高いポテンシャルを秘めており、熱海ゴーストの予選ではカナタの予想を上回るレベルの走りを披露している。
MFG運営関係者
- リョウ・タカハシ
- CV.子安武人
- MFGの創設者にしてエグゼクティブ・オーガナイザー。すべてのプロフィールが公開されていない謎の人物であるが、史浩の友人で群馬県の医師である高橋涼介と同一人物であることが示唆されている。
(ヤンマガ公式の作品紹介記事でははっきり同一人物と記載されており、アニメ公式も史浩が「涼介」と呼ぶ医師を「リョウ・タカハシ」としてショート動画
で紹介している)。
カナタを「MFG新世代」と呼び期待を寄せている。カナタはMFGのレギュレーションを考案した彼のことを「天才」と評している。
- 上有史浩(じょうゆう ふみひろ)- CV.細井治
- MFG統括本部長。群馬県で医師を務める涼介の知人であり、彼の指示の元、カナタの動向に注目している。前作では赤城レッドサンズとプロジェクトDの外報部長を務めていた。拓海とも旧知の間柄であり、カナタの走りに拓海の面影を感じている。
MFGに関する全ての決定権を持つが、涼介が決めたことには逆らえないらしい。レース中はMFG本部の会議室で一人レースの状況を見守っている。本編中に登場する解説者は、全て彼が直接オファーを出して招いている。MFGエンジェルスを企画したのは彼である。
- 田中洋二(たなか ようじ)- CV.光部樹
- MFGの実況者を務める人物。MFGの生き字引を自認しており、予選・決勝レースいずれでも各選手のデータや経歴などを交えて実況している。前情報ゼロだったカナタが決勝進出を果たした際もレースまでの僅かな間に各所へ電話取材を敢行して情報を集め、レース中にカナタの経歴と拓海との師弟関係を紹介した。
原作では第4戦までは声だけの登場だったが、アニメでは開幕戦からスタジオで実況する彼の姿が描かれている。
- 上原(うえはら)- CV.古島清孝
- MFGエンジェルスの総合マネージャー。エンジェルスのカメラマンやクエスチョンタイムの質問役も務める。マネージャーという立場だからか、クエスチョンタイム中のエンジェルスへの接し方は割と容赦がない(特に京子とまりえに対しては顕著)。
MFG解説者
- 高橋啓介(たかはし けいすけ)
- CV.関智一
- 高橋涼介の弟。拓海とはライバルであり、チームメイトだった。MFGにはスーパーバイザーとして立ち上げから尽力しており、最終戦のゲスト解説を務める。
プロジェクトD解散後はレーサーとして成功を収める一方、実業家としての活動も行っている。
自動車のアフターパーツの販売や不動産業などを手がける商社「TKマッハコーポレーション」の代表取締役。現在は既婚者であり子供もいる。会社が横浜にあるため、故郷の群馬を離れている。一方、「ドリームプロジェクト」で若手ドライバーの発掘に力を入れており、自らが育てあげた瀬名をMFGに送りこむ。
現在も卓越したテクニックは健在で、瀬名が同乗走行した際も「化け物かうちのボス」と驚かれるほど(この時は本気で走っておらず、さながら前作で池谷を隣に乗せた拓海のようにかったるそうにしていた)。MFG公式サイトにアップされているデモ走行のドライバー(最終戦まで非公表)としての記録は前年まで誰にも破られず、その記録ですら「映え」を重視したもので限界まで詰めていないことを明かした。なおMFGのレベルが成熟するまで「ドリームプロジェクト」出身ドライバーの参加は受け付けないと創設時に涼介から言われていた。その条件は「予選で2名以上がデモ走行のタイムを上回ること」。
- 小柏カイ(こがしわ カイ)- CV.神奈延年
- 拓海とはかつて父親同士から因縁のあるライバル。現在はレーシングチームの監督を務めるプロレーサー。MFG上層部とも個人的に友人としてかかわりがある。リョウ・タカハシの正体も知っているようで、彼の作ったレギュレーションにも理解を示している。
開幕戦でゲスト解説を務め、カナタが拓海の弟子と知ると共に拓海が無事にイギリスで講師をしていることを知り、思わず涙ぐむ。
- 池田竜次(いけだ りゅうじ)- CV.中井和哉
- 小田原市の市議会議員、本業である実家の寺院の住職、モータースポーツによる青少年育成スクール「ゼロ・アカデミー」の主宰者という三足のわらじを履いて精力的な活動を見せている。相葉を育てた師匠であり、MFG関係者とも親交がある。前作のプロジェクトDとの対決以降もゼロ理論を進化させ続けており、ゼロ・アカデミーでの育成に活かしている。
第2戦のゲスト解説を務める。
- 秋山渉(あきやま わたる)- CV.松本保典
- MFGの立ち上げに尽力し、現在ではMFG運営委員会の理事を務めている。峠を卒業した後に全日本ラリー、ジムカーナ、ツーリングカーレースなど多様なカテゴリで才能を発揮した。前作では86レビンに乗り、拓海や啓介とバトルをしている。そのため拓海やMFG上層部とは旧知の仲。前作の時よりは言葉を選んでいるが、自分の意志ははっきりと口にする。
第3戦のゲスト解説者を務める。
- 須藤京一(すどう きょういち)
- MFG運営理事の一人。栃木県いろは坂で活躍していた元走り屋で、前作では拓海と二度戦っている。全日本ラリー選手権のトップドライバーとして活躍。現在は一線を退いているが、国内ラリーの振興に取り組んでいる。前作では攻撃的な言動が目立ったが今作ではそれも落ち着き、史浩からも「最も頼りになる重鎮」と評されている。
第4戦のゲスト解説者を務める。
MFGエンジェルス
MFGに花を添えるレースクイーンで、8名のメンバーで構成されている。毎年シーズン終了後に総選挙が行われ、6位以下のメンバーとオーディションで選ばれた新メンバーが入れ替わる。レースで表彰台に上がったパイロットにはエンジェルスから祝福のキスが贈られる(パイロットから相手を指名できる、指名が無い場合はマネージャーが決める)。メンバーには色々規約があり、例として「特定のドライバーに必要以上に親しくすることは禁止」などがある。
- 栗原京子(くりはら きょうこ)- CV.飯田友子
- ショートボブで気の強そうな顔をした姉御肌タイプの女性で、初年度から加入しているベテランでもあるエンジェルスのリーダー格。プロフィールには24歳と記載しているが、前年・前々年でも24歳としていたため実年齢はそれ以上と思われる。恋の先輩であり、恋に仕事や恋愛のアドバイスを送るなど面倒を見ている。
クエスチョンタイムではマネージャーの上原相手にケンカ腰になることもあり、視聴者からは元ヤン疑惑を持たれている(後に自身から元ヤンだと発言した)。
相葉に好意を抱いている。
- 佐藤真美(さとう まみ)- CV.林鼓子
- イスから立ち上がる時、わざとお尻をハミ出させていくことで、多くの男性ファンの心をつかんでいることから、エンジェルス内では「はみけつの真美」と呼ばれている。
カナタを気に入っており、連絡先を渡すなどモーションをかけている(前述の通り規約違反だがマネージャーなどにはバレていない模様)。
- 浜崎萌絵(はまざき もえ)- CV.北原友奈
- 前年の総選挙で1位を獲得したツインテールの美少女。愛嬌のよさで人気があるが、京子からは「性格悪い総選挙もあればダントツにおまえが1位だ」と毒づかれている。自分で自分を可愛いと認識しており、その武器を積極的に使っている。
- 沢村まりえ(さわむら まりえ)- CV.鈴木杏奈
- 恋と同期の新加入メンバーで大学生。ミハイルからは「ボンレスハム」と揶揄される程ぽっちゃり系の体型だが、史浩の趣味で採用されたと噂されている。ちなみに作者にも愛されているらしい(アニメ版だと少しスリムになっている)。
よく男に弄ばれた末に振られている。モテるため、MFGエンジェルスをやっていることを積極的にプライベートでもアピールしている。しかし度が過ぎたのか、大学では女友達が減っていっているらしい。
公式では伏せられているナンバーセブンの正体を外に漏らしかけたため、京子から釘を刺されている。
主要人物の関係者
- 恋の父 - CV.斉藤次郎
- カナタのホストファミリーである西園寺家の主。IT関連の会社を経営している。妻と同じくカナタの母キャサリンとは旧友であり、カナタのことも家族として快く迎え入れている。父親捜索の援助や知人である緒方を紹介するなど、カナタの日本での活動をサポートしている。大の車好きかつレース好きで、ドライバーとしてのカナタをリスペクトし過ぎている故にカナタをくん付けで呼ぶ。恋にMFGエンジェルスオーディションの話が来た時も特に反対せず、むしろ勧めていた。
- 西園寺真由子(さいおんじ まゆこ)- CV.岡田恵
- 恋の母親。現在は絵画教室を主宰している。カナタの亡母キャサリンとは美術大学のクラスメイトで親友だった。カナタのことを「カナちゃん」と呼び、本当の息子同然に可愛がっている。カナタの才能はレーサーとは違うことに向けるべきだと考えており、絵画の道を勧めている。レース中のカナタを見ているうちに心配のあまり体調を崩してしまうため、最後までレースを見ることなく部屋に戻ってしまうことが多い。
- キャサリン・リヴィントン
- カナタの母親。カナタのRDRS卒業前後に容態が急変し、逝去。物語開始時点では故人となっている。若いころの姿は恋が「女優みたい」と評するほどの美人。学生時代に日本の美術大学に通い、彫刻を学んでいた。カナタの美しい容姿と映像記憶能力という特殊な才能は母から引き継がれたものである。
- 片桐健(かたぎり けん)
- カナタの父親。キャサリンや真由子と同じ美術大学で彫刻を学んだのち、キャサリンと結婚しカナタを授かるが、カナタが物心付く前に失踪。行方不明となっている。
- 片桐楓(かたぎり かえで)
- 片桐健の妹でカナタの叔母。涼介と同じ群馬大附属病院で働く医療従事者。
- 若菜(わかな)- CV.永井真里子
- 恋の友人でありクラスメイト。恋曰く「見境ない面食い」。案の定、イケメンハーフのカナタの写真を見て騒いでいた。カナタの不在時にカナタの父親探しを手伝っている。
- アグネス・ベッケンバウアー - CV.井上麻里奈
- ミハイルの姉で、彼とともに来日して東京に定住している。弟とは反対に日本での生活を気に入っており、ずっと日本に移住することを望んでいる。理屈屋のミハイルのことを「中二病のめんどくさい弟」と揶揄している。姉弟のため彼の性格は熟知しており、レース活動やプライベートをそれとなくサポートしている。作者曰く「ゴリゴリのドイツギャル」。
- 柳沙奈(やなぎ さな)- CV.千本木彩花
- 沢渡が現在付き合っている17歳の女子高生。セブンティーンコンプレックスの沢渡は18歳になったら別れるつもりでいるが、沙奈とは彼女が17歳の誕生日を迎える前から付き合い始めていると思われる。付き合っているときの2人は非常に相性がよく、作者からも「お似合いのバカップル」と言われている。
- 山谷(やまたに)- CV.石黒史剛
- ヤジキタ兄妹のセコンドを担当しており、レース中は二人との三者通話回線を開き、アドバイスを送っている。兄妹喧嘩が絶えないことに頭を悩ませているが、二人のことをしっかりと理解している。
- ハヤト
- エマの来日中の通訳として同行している日本人男性。すっかりエマに心酔している。
- 舞の父親
- 舞から「お父ちゃん」と呼ばれ、セコンドを担当している中年男性。優柔不断で有能というわけではなく、娘からも「ハゲ父ちゃん」呼ばわりされ、あしらわれている。
頭文字Dから登場する人物
- 奥山広也(おくやま ひろや)- CV.阪口周平
- 相葉のGT-Rの調整を手がけているオートショップ「スパイラル・ゼロ」の経営者。相葉の紹介をきっかけにカナタの86も手掛けるようになる。
前作では走り屋として拓海とバトルし惨敗したが、今作では名メカニックとして拓海の弟子であるカナタを支える立場となる。特に足回りのチューニングには定評があり「足の魔術師」と呼ばれている。カナタも86の仕上がりに手ごたえを感じ、奥山の手腕を絶賛している。
第2戦以降はセコンドブースに入って経験の乏しい緒方をサポートするなど、前作よりも圧倒的に活躍の場が増えている。
- 武内樹(たけうち いつき)
- CV.岩田光央
- 高校時代からの拓海の親友。渋川市のガソリンスタンド店員であり既婚者。前作から20キロ太り、メタボ体型になっている。家では粗末な扱いにされているらしく、MFGだけが生きがいと語り、拓海の弟子のカナタと地元出身の瀬名を応援している。この二人が対決する場面になったときは親友の教え子であるカナタを応援すると即答している。
- 池谷浩一郎(いけたに こういちろう)- CV.矢尾一樹
- 渋川市のガソリンスタンド所長。若い頃の恋愛を未だに引きずっているため独身のまま。前髪がかなり薄くなっており、健二に「また生え際が後退している」と言われて怒っている。
- 健二(けんじ)- CV.高木渉
- ガソリンスタンドの常連客。既婚者となったが、昔のように仕事上がりにガソリンスタンドに入り浸り、池谷、樹と3人で車の話で盛り上がっている。彼が情報を持ち込むときの話の流れは前作を彷彿とさせる。
- 中村賢太(なかむら けんた)- CV.岡野浩介
- TKマッハコーポレーションの不動産部門チーフ。以前は自動車のアフターパーツ部門に所属していたが、啓介の「地上げのセンスがある」という一存で不動産部門に転属させられた。パーツ部門に戻りたがっているが、収益の中心が不動産部門という事情もあり実現には至っていない。啓介との関係性は相変わらず。相変わらず焼けた肌である。
- 松本修一(まつもと しゅういち)
- 前作の赤城レッドサンズ・プロジェクトDメカニック。現在は「松本コンセプト」というチューニングショップの代表を務める。「ドリームプロジェクト」でもメカニックマンを担当し、瀬名のGRスープラを手がけている。その腕前は「群馬県のゴッドハンド」と呼ばれており、史浩からは「公道を知り尽くした男」と言われている。
- 藤原美佳(ふじわら みか)
- 元プロゴルファーという経歴を持つ拓海の妻。旧姓・上原美佳。現在は夫婦でイギリスに移住している。拓海の弟子であるカナタとも親しい間柄で、カナタから恋愛相談を受けた際にアドバイスを送っている。
- 藤原拓海(ふじわら たくみ)
- 前作主人公。20歳のときに単身イギリスへ渡り、英国ラリー選手権でチャンピオンとなる。特にターマック(舗装路)では無類の強さを発揮、あまりの速さに現地で「フライングジャン(空飛ぶ日本人)」と称賛され、トヨタとプロ契約。世界ラリー選手権(WRC)へと出場する予定だったが、テスト中のマシントラブルで大きな事故に遭い、プロドライバー人生が若くして断たれてしまう。それゆえに「悲運のラリースト」と呼ばれている。その後イギリスのレーシングスクール「RDRS」の講師となりカナタの師匠になった。
指導方針は涼介がプロジェクトD時代に拓海に行っていたような「漠然とした課題を与えて自身に考えさせる」スタイル。第一線を退いていてもそのテクニックは健在であり、カナタは「先生の神業ドリフトに比べたら自分のは子どもの遊び」と語っている。本編の1年前に一時帰国した際秋山渉と会っており、「元プロゴルファーの日本人女性」と結婚していたことが判明。
本作では25話の扉絵で後ろ姿が描かれ、経歴や近況は他の登場人物から語られている(アニメではプロジェクトDやカナタの回想等で登場しているが、やはり顔は見えない)。
カナタへの特別レッスン中にS2000を使用していたことがアニメで明かされた。これはプロジェクトD時代に対戦したパープルシャドウの城島俊也が使用していた車種で、彼の繰り出すワンハンドステアとライン攪乱戦法に拓海は大苦戦していた。対戦後に涼介の計らいで城島のナビシートに同乗走行させてもらっており、そのころの経験やリスペクトが反映されていると思われる。
最終回で……?
テレビアニメ
2023年10月よりTOKYO MX他にて放送開始。アニメーション制作は「FelixFilm」が担当。音響監督はTVシリーズ「頭文字D」同様に三間雅文、音楽は新劇場版頭文字Dシリーズを手掛けた土橋安騎夫が担当。前作登場人物のキャストはTVシリーズがベースとなっており、新劇場版に参加した一部キャストも別役として続投している。TVシリーズ「頭文字D」で人気を博したSUPER EUROBEATも健在。
また、ナレーション及び次回予告は頭文字DのTVシリーズで藤原拓海を演じた三木眞一郎が務めている。
なお、TOYOTA GAZOO Racingが番組のスポンサーを務めており、トヨタのGR86とのコラボCMも制作され、CM内で片桐夏向のトヨタ86と共に拓海のハチロクも登場している。
また、MFG開幕戦の舞台となっている小田原市ともアニメ放送に合わせたタイアップ企画がおこなわれており、2023年10月1日より市内にバナーフラッグやデザインマンホールが設置されている。
1st Seasonは原作1巻・第1話から開幕戦「小田原パイクスピーク」を中心に原作5巻・第56話までが描かれている。
TVアニメの最終回(Turn12)放送終了直後に2nd Seasonの制作が発表され、2024年10月より放送。原作5巻・第57話から第2戦「芦ノ湖GT」を中心に原作10巻・第116話までが描かれている。
2nd Season最終回(Turn24)放送終了直後に3rd Seasonの制作が発表。
ちなみに、原作者は「原作は設計図みたいなもので、完成形がアニメです」と述べている。
スタッフ
放送・配信情報
1st Season
2nd Season
主題歌
1st Season
- オープニングテーマ「JUNGLE FIRE feat. MOTSU」
- 作詞・作曲:MOTSU / 編曲:大久保薫
- 歌:芹澤優
- エンディングテーマ「Stereo Sunset (Prod. AmPm)」
- 作詞:ARAKI / 作曲・編曲:AmPm
- 歌:Himika Akaneya
2nd Season
- オープニングテーマ「ROCK ME KISS ME feat. MOTSU 」
- 作詞・作曲:MOTSU / 編曲:大久保薫
- 歌:芹澤優
- エンディングテーマ「Side U (Prod. AmPm)」
- 作詞:ARAKI / 作曲・編曲:AmPm
- 歌:Himika Akaneya
劇中で使用されたSUPER EUROBEAT
1st Season
2nd Season
各話リスト
話数 |
サブタイトル |
脚本 |
絵コンテ |
演出 |
作画監督 |
ニコニコ |
dアニメ |
1st Season |
Turn01 |
英国からの挑戦者
|
山下憲一 |
高橋成世
中智仁 |
中智仁 |
坂本千代子 |
|
|
Turn02 |
衝撃のMFG新世代 |
阿部雅司 |
大野勉
齊藤格 |
|
|
Turn03 |
カマボコストレート |
殿勝秀樹 |
沼田広,和田伸一
松本弘 |
|
|
Turn04 |
タイヤマネジメント |
辻初樹 |
濱田翔 |
山﨑香,田中彩 |
|
|
Turn05 |
連携プレー |
稲荷明比古 |
林宏樹 |
玉田博 |
内藤伊之介,谷口亜希子
ツブキケン |
|
|
Turn06 |
悲運のラリースト |
高橋成世 |
安藤健 |
佐藤哲也
長谷川圭 |
|
|
Turn07 |
4号車の男 |
山下憲一 |
高橋成世
殿勝秀樹 |
殿勝秀樹 |
大野勉
齊藤格 |
|
|
Turn08 |
音声カウント |
稲荷明比古 |
高橋成世 |
安藤健 |
佐藤哲也,長谷川圭
石井しずく |
|
|
Turn09 |
時速300キロのドッグ
ファイト |
山下憲一 |
玉田博
高橋成世 |
朝木幸彦 |
ツブキケン
芦谷耕平 |
|
|
Turn10 |
アップデート |
稲荷明比古 |
辻初樹
高橋成世 |
牧野友映 |
沼田広,松本弘
和田伸一 |
|
|
Turn11 |
天才覚醒 |
高橋成世 |
横野光代 |
西田美弥子,山﨑香
鈴木春香,田中彩 |
|
|
Turn12 |
うけつがれた感覚 |
山下憲一 |
濱田翔 |
恩田尚之,齊藤格
大野勉,沼田広 |
|
|
2nd Season |
Turn13 |
舞いおちる白い死神 |
山下憲一 |
高橋成世 |
白石道太 |
坂本千代子,齊藤格
大野勉 |
|
|
Turn14 |
4WDの攻勢 |
高橋成世
玉田博 |
朝木幸彦 |
中曽根詩織
谷口亜希子 |
|
|
Turn15 |
駅伝ストレートの明と暗 |
稲荷明比古 |
高橋成世 |
高橋成世 |
谷川亮介
滝川和男 |
|
|
Turn16 |
鬼神!!沢渡 光輝 |
山下憲一 |
濱田翔 |
沼田広,松本弘
和田伸一 |
|
|
Turn17 |
残酷な現実 |
稲荷明比古 |
高橋成世
荒谷萌衣 |
白石道太 |
西川真人
半扇門 |
|
|
Turn18 |
芦ノ湖スカイラインの
悪魔 |
山下憲一 |
高橋成世
阿部雅司 |
阿部雅司 |
石本英治 |
|
|
Turn19 |
ロンサムカウボーイ |
稲荷明比古 |
セトウケンジ
高橋成世 |
高橋成世 |
岩瀧智 |
|
|
Turn20 |
決着 |
山下憲一 |
高橋成世
アミノテツロー |
神保昌登 |
飯飼一幸
西村元秀 |
|
|
Turn21 |
好敵手
|
稲荷明比古 |
辻初樹
高橋成世 |
粟井重紀 |
半扇門
スタジオマスケット
大野勉,齋藤格
沼田広,谷川亮介 |
|
|
Turn22 |
ザ・ペニンシュラ開幕 |
山下憲一 |
白石道太 |
沼田広,松本弘
和田伸一,谷川亮介
大野勉 |
|
|
Turn23 |
勇気の代償 |
稲荷明比古 |
Royden B
高橋成世 |
濱田翔 |
沼田広石,橋晴佳
松本弘,TripleA
拾月動画 |
|
|
Turn24 |
苦渋の選択 |
山下憲一 |
高橋成世 |
坂本千代子
油井徹太郎 |
|
|
関連動画
関連チャンネル
関連生放送
関連項目
関連リンク
脚注
- *実際に第2戦途中でリタイアした大石には2ポイント入っており、開幕戦の6ポイントと合わせて第2戦終了時点で計8ポイントになっている
- *作中でも契約者は増え続け、最終戦には4000万人を突破した
- *原作・アニメ共にカレラGT3と呼ばれているが、GT3はカレラの名を冠していない。一応、GT3はカレラRSの系譜を汲んでいるが……。