WebKitとは、オープンソースのWebブラウザ向けレンダリングエンジンの一つである。
同じくレンダリングエンジンであるTridentやGeckoと並び、主流なレンダリングエンジンの一つとして広く知られている。Web標準に対する準拠の度合いも高く、Web標準への適合度を測るテストであるAcid3を、(ベータ版などでない)正式版のレンダリングエンジンとして初めて合格している。
元を辿ると、WebKitはLinux用デスクトップ環境のKDEが利用していたレンダリングエンジン、KHTMLから派生している。オープンソースソフトウェアとしてソースコードは公開されているが、WebKitはあくまでもレンダリングエンジンであるため、それをそのままウェブブラウザとして利用できるというわけではない。
WebKitを利用している有名なWebブラウザとして、Appleが開発しているSafariが挙げられる。また、18年にわたって自社開発エンジンであるPrestoを利用していたOperaも、2013年2月にWebKitの利用に移行することを公表している。一方で、WebKit利用のWebブラウザとして有名であったGoogle Chromeは、WebKitの改良には制約が多く開発を進めていくことが難しいとして、それまで利用してきたWebKitから新しいオープンソースプロジェクトであるBlinkへ、そのレンダリングエンジンを変更することを同年4月に発表しており、Operaもそれに追随するとの報道も有る。
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最終更新:2025/12/25(木) 00:00
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