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2008/09/07(日) 15:07:38 ID: RS+DVZ0C+G
平たく言うと「モノの権利の移動や変更を凍結すること」だろうか。盗みや殺人の証拠を手に入れるため警察がモノを持って行くことも差押えと言う場合があるが、多分この百科的には無関係なので触れない。
例えば、借金の契約を結んだ際に「返済期限が過ぎてもカネが無かったら、どうやって返済するか」を特に決めてない場合、借り主の財産（この百科の記事的に例えればパソコンとか）を政府運営のオークション（競売という）にかけて、その売り上げ代金から借金分の金額を取り返す、という方法が基本。
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2008/09/07(日) 15:08:16 ID: RS+DVZ0C+G
しかし、オークション開催前に借り主がそのパソコンなどの自分の財産全部を無関係の友人にプレゼントしてしまったらどうなるか？
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お金を貸した人とそのパソコンをもらった友人は何の関係もない。よって何の権限も無いから『元の持ち主に戻せ！』なんて命令することも出来ない。国家も貸した者を助けてくれず、売るものが無いのではオークションもできず、貸した金は返ってこない。
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このような事態を防ぐために、オークション開催前に借り主のカネになりそうな持ち物を対象にこの「差押え」の手続きを国に届けておき、所有権の移転を凍結、禁止してもらう。
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2008/09/07(日) 15:09:03 ID: RS+DVZ0C+G
これによって、借り主は『借金のカタに売られちゃいそうだからさ～ ひとまずタダで貰ったってコトにして、預かっといてくれよ～』と考えて友人に対象の財産をプレゼントしても、
自分の財産なのに自分の意思で他人にあげたりすることができなくなっているので無効となり、仮に友人がモノを持って行ってしまっても『元に戻せ！』と言える。
戻さないときは国も助けてくれる。そして安全にオークションが開催できて、借金も返ってくる（売り上げ額によっては100％返済は難しいけど）という法律システムである。 -
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4 ななしのよっしん
2008/09/09(火) 08:04:55 ID: HnlaTmmj+N
要するに、
「コレ、もうアンタの物じゃないから、勝手にどっかやるなよ」
っていう通告 -
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