あいづ(列車) 単語


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あいづとは、国鉄→JR東日本で運行されていた列車名である。あいづライナーは当該記事参照。

概要

あいづの列車名は会津地方を経由する磐越西線の優等列車として使われていた。

準急・急行時代のあいづは仙台駅から磐越西線 内発着の列車名として使われていた。ちなみに仙台~会津若松~新潟間の準急あがのも同時に設定されている。

そして磐越西線初の特急列車であるやまばとの当時の運行区間は上野~郡山~山形・会津若松間であった為に、その会津若松編成を分離で特急あいづが設定される。磐越西線の有効長の関係で編成は9両に押さえられており、共通の車両で使われていた特急ひばりは普段12両だった為にあいづの車両が使われていたひばりは混雑していた。そのため、数年で9両で需要に応えられていたつばさに変更となる。そして東北新幹線開業でも数少ない在来線特急として生き延びたつばさあいづも山形新幹線開業でつばさが廃止された為、間合いの車両はひたちになったが、今度はあいづの郡山以南が廃止されてしまう。

磐越西線完結特急として運行区間が郡山~会津若松間となったあいづは列車名もビバあいづとなる。しかし運行区間が短い事等から利用者数には苦戦し、土休日の列車名をホリデービバあいづにしたり、ビバを外したりしててこ入れを図ったが結局は快速あいづライナーに格下げされる形で廃止されてしまった。

現在でもたびたび上野駅発着の臨時特急列車としても使われている、ちなみに車両はあいづライナーにも使われているあかべぇ車485系が使用される事が多い。

列車名の由来

目的地の福島県会津地方(あいづちほう)から。

変遷

準急・急行あいづ

1959年9月 仙台~喜多方間に準急あいづが設定される。

1965年3月 運行区間を仙台~喜多方・会津川口・会津田島間に変更。

1966年3月 急行に格上げされる。

1968年10月 あいづの名称が後述の特急列車名に選ばれたことから急行あいづの列車名は急行いなわしろに変更。

上野直通特急あいづ

1968年10月 上野~山形・会津若松間の特急やまばとの会津若松編成分離で上野~会津若松間に特急あいづが設定される。
停車駅は上野 - 宇都宮 - 黒磯 - 白河 - 郡山 - 磐梯熱海 - 猪苗代 - 会津若松

1993年12月 郡山~会津若松間に運行区間が短縮されあいづの名称も廃止される。

新幹線接続特急ビバあいづ

1993年12月 郡山~会津若松間に特急ビバあいづが3往復設定される。
停車駅は郡山 - 磐梯熱海 - 猪苗代 - 会津若松

1994年12月 郡山~喜多方間に1往復増発でビバあいづ計4往復となる。

2002年3月 ビバあいづは平日のみ運転とし土休日は下り1本が会津若松止なのを除き郡山~喜多方間にホリデービバあいづが4往復設定される。

2002年12月 ビバあいづあいづに、ホリデービバあいづホリデーあいづに名称変更される。

2003年12月 特急あいづ・特急ホリデーあいづ共に快速あいづライナーに格下げされる。

以降、あいづライナーの記事参照。

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関連項目

  • 鉄道列車名一覧
  • 東北本線・磐越西線
  • 485系

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