一時期の一本が東京駅発着だったのを除き上野~仙台間の特急列車として使われていた。
サンロクトオのダイヤ改正で上野~仙台間の特急としてダイヤ上は設定されたが、実際に運行開始したのは翌年の4月27日からである。これは使われるキハ80系が他の特急列車の予備車に回されていた為である。この為、福島~仙台間に設定された初の特急であるが、大宮~福島間はサンロクトオで設定され運行開始した奥羽本線特急つばさが初の特急となってしまった。ちなみにサンロクトオまでの唯一の東北特急はつかりは常磐線経由であった。また、全線電化されていたのに気動車でスタートされていた理由は、黒磯駅以南が直流電化・黒磯駅以北と電力が違っており交直流の特急車両が無かったからである。
設定からは毎年のように増発され最盛期は15往復運転されるまでになった。「数自慢、カッキリ発車、自由席」がキャッチコピーのエル特急に最初に指定された特急の一つであり、その本数から代表格でもあった。中には先頭車にクロ481を連結したグリーン車2両を要する車両もあり東北方面への花型列車であった。ゴーサントオのダイヤ改正で線路容量に余裕の無かった東北本線に規格ダイヤが導入され特急列車がスピードダウンするまでははつかり等と共に在来線の表定速度が一番速い列車であった。東北新幹線と上越新幹線の開業でおよそ半分ずつ二度に渡って廃止され、大宮~仙台間の輸送は新幹線あおばに譲ることとなった。
1961年10月 上野~仙台間に臨時特急ひばりがダイヤ上は設定されるが運休であった。
停車駅は上野 - 宇都宮 - 黒磯 - 郡山 - 福島 - 仙台
1972年10月 11往復となると共にエル特急に指定される。
1973年1月 一部列車の先頭車にクロ481を連結。2号車のサロ481と合わせてグリーン車2両となる。
1978年10月 15往復に増発。運用上の都合によりスピードダウン。全列車12両編成に統一し、グリーン車2両体制は廃止。
1982年6月 東北新幹線開業のダイヤ改正で6往復を新幹線あおばに振り替え。
1982年11月 上越新幹線開業のダイヤ改正で残り8往復も新幹線に振り替えた事からひばり廃止。
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最終更新:2025/12/06(土) 09:00
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