お前平田だろ！とは (オマエヒラタダロとは) [単語記事]

『お前平田だろ！』とは、藤波辰爾（当時のリングネームは藤波辰巳）の迷言である。

お前概要だろ！

1985年5月17日熊本大会において、藤波は自身の試合終了後に将軍KYワカマツとマシーン軍団に襲撃されていた。そこへ軍団と仲間割れしていたマシンが藤波を救出。

その後、マイクを向けられた藤波は唐突に「お前平田だろ！ストロング・マシーン！平田だろお前！平田だろ！平田だろ！と発言（以下、「もうわかってるんだ正体は！○×△□＊％＃＄」と、あのとおりの滑舌なのでここまでが限界です）。これに怒ったマシンは自らマスクを脱いだが、頭に深くタオルをかけていたため素顔を確認することができなかった。

ファンの間では、藤波のうっかりみたいな扱いをされているが、後日藤波と猪木はマシンの正体は平田だと再度発言し、マスクを脱がせて正規軍に戻させようと画策していた説もある（マシンは2人に促されてマスクを脱いだが、もう1枚マスクを着けていて猪木を苦笑いさせた）。

後年、素顔となった平田淳嗣はこの騒動に対し、「あの真面目な藤波さんがリング上でパンツ下げてケツ出すような衝撃でしたよ。そのくらい俺にはショックでした。」と雑誌のインタビューで振り返っている。藤波は藤波で、「マイクを持っても余裕がないから、頭の中にあることがポロッと出ちゃった。」と自身のYouTubeチャンネルで発言している^[1]。

とは言うものの、マシンも対戦相手のジョージ高野に向けて「俺はテメエみたいにマスクを取って惨めな姿にならないからな！」と、ジョージ高野はかつてマスクを被っていたことをうっかり吐露。インタビュアーが「ということは、ジョージはかつてマスクマンだったということですか？」と質問すると「・・・そうだ。悪いかい？」とバツの悪そうな声を出した。