しかしそこでは黒咲が大活躍をしていた！とは (タノシソウデスネクロサキサンとは) [単語記事]

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＞　しかしそこでは黒咲が大活躍をしていた！　＜
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しかしそこでは黒咲が大活躍をしていた！とは、
アニメ「遊☆戯☆王ARC-V」58話の番組詳細（デジタル放送番組表より）で用いられた文言である。

しかしそこではあらすじが大活躍をしていた！

本作の放送も二年目へと入り、物語は新たな局面である「シンクロ次元編」へと突入していた。
主人公の榊遊矢をはじめとする「ランサーズ」の面々は、
作中において存在する４つの次元（異世界）のひとつである「シンクロ次元」へと旅立った。
同じく次元のひとつである「融合次元」による他次元への侵略へ対抗すべく、まだ次元間の争いに巻き込まれていない
シンクロ次元との同盟を結ぶため、そして行方不明になったヒロインの柊柚子を捜索するためだ。
しかし次元間移動を行った際にどういうわけか、最初９人で出発したメンバーはいくつかのグループに分かれてしまう。

その内の２人、権現坂昇とデニス・マックフィールドは街頭での目立つ行動（大道芸やデュエル）によって
ほかの仲間たちに見つけてもらおうとしていたが、２人のデュエルを見ていた謎の男・ギャラガーに声をかけられる。
プロモーターを名乗る彼に連れられ、地下にある闇デュエル場へと向かった２人が見たのは、
同じランサーズのメンバーでありながら、その闇デュエル場にてデュエルでの大歓声を浴びる黒咲隼の姿であった。

しかしそこでは概要が大活躍をしていた！

上記の通り、これだけでは一見ただ普通にその場の状況を説明している言葉である。
しかし、ここで黒咲が数話前に発した言葉を思い出していただきたい。

黒咲「俺達は遊びに行くんじゃない！」

黒咲「そんな悠長なことを言っている場合ではない！（融合次元ではなくシンクロ次元へ行くことに対して）
　　　俺たちは一刻も早く融合次元に乗り込み、アカデミアを叩き潰すんだ！」

黒咲はもともと、融合次元の侵略により壊滅状態にある故郷・エクシーズ次元の仇討ちや、
アカデミアに捕らわれた妹・瑠璃の救出と、対融合次元の戦いへの積極的な理由を最も多く抱えていたはずであった。
上記の台詞からも、一刻も早くそれを成し遂げようとする彼の想いが伝わってくるであろう。
しかし、赤馬零児の示した計画に渋々従っていざシンクロ次元に来てみれば、
予告が公開された当初は傍から見れば彼が最も本来の目的から外れた行動を取ってしまっている（ように見える）のであった。

これに加え、新ED「ARC of Smile！」の映像内にて（本編と直接のつながりがないとはいえ）、
「（無言の短パン）」などとも言われてしまうようなハジケた行動を取ってしまっていることとも併せ、
一部の視聴者の認識内において、彼のネタキャラ性がまたしても高まることとなってしまうのであった。
いるよね、「皆浮かれすぎ！」とか言いながら遊ぶ準備万端だったり一番楽しんじゃう奴。

実際の彼の考えは、「地下デュエル場で10連勝することでフレンドシップカップに出場し、デュエルキングであるジャック・アトラスと接触の機会を得る」という、強いデュエリストを探して協力を打診するランサーズ本来の目的を考えれば至極真っ当なものであった。
ただ、ライダースーツを着こなし、ライディングデュエルに馴染みきって観客の声援を一身に浴びる黒咲の姿はそれはそれでシュールである。
しかしその黒咲コールが、生粋のエンターテイナーであるデニスの闘志に火をつけてしまい・・・。

余談はであるが、「地下の闇デュエル場」というシチュエーション＋（一見）クールなキャラという図式から、
「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX」において「カイザー亮」こと丸藤亮が
「ヘルカイザー亮」となった経緯を連想する視聴者も少なくないとかなんとか。

しかしそこでは使用例が大活躍をしていた！

黒咲の行動が実際にどうだったかはともかく、それを抜きにしても勢いよく「大活躍をしていた！」とそれだけ語られる文章だったためか、この文言はどこかシュールさが伴うフレーズである。
そのためかこの文言は、様々な文章の後にくっつけることでお手軽に黒咲さんの大活躍をイメージさせることができるフレーズと化していたりもする。
本編では実際にシンクロ次元において大活躍をしていたため、この言葉は少しずつ定着していくことになった。また、本編・MAD問わずそのような黒咲大活躍動画にこのタグがつけられることがある。

改変する時は「しかし（そこでは）黒咲が～！」と文面の後半を状況に応じて書き換えることが多い。
また、この文面自体を改変ネタもあり、以下はその一例（大百科掲示板より抜粋）である。
ニコニコ動画では、動画のタグより、この改変ネタを動画にあわせ適切に編集したキャプションやコメントでこの単語が使われることの方が多い。