そらをとぶ 単語


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ソラヲトブ

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ポケットモンスター > ポケモンのわざ >そらをとぶ

そらをとぶとは、ポケットモンスターに登場する技の一種である。

基礎データ
名前 そらをとぶ タイプ
英語名 Fly 効果範囲 1体選択
分類 ぶつり コンテスト かしこさ
威力 70(第3世代まで)
90(第4世代以降)
アピール
ポイント
1ポイント(第3世代)
1ポイント(第4世代)
1ポイント(第6世代)
命中 95 妨害ポイント 0ポイント
PP 15・18・21・24 世代 第1世代
直接攻撃 わざマシン ひでんマシン02(第6世代まで)
わざマシン76(第7世代)
そらをとぶを覚える主なポケモン

1ターンめで そらへ とび
2ターンめに あいてを こうげきする。
しっている まちに とぶことも できる。

技説明

ポケットモンスター金・銀・クリスタルバージョン
1ターンめで そらに とびたって つぎのターンで てきを こうげき
ポケットモンスタールビー・サファイア・エメラルド
1ターンめで そらに とびたって つぎのターンで てきを こうげき
ポケットモンスターファイアレッド・リーフグリーン
1ターンめで そらに とんで 2ターンめに こうげきする。 しっている まちに とぶことも できる。
ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナ
1ターンめで そらへ とび 2ターンめに あいてを こうげきする。しっている まちに とぶことも できる。
ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー
1ターンめで そらへ とび 2ターンめに あいてを こうげきする。しっている まちに とぶことも できる。
ポケットモンスターブラック・ホワイト
1ターンめで そらへ とび 2ターンめに あいてを こうげきする。しっている まちに とぶことも できる。
ポケットモンスターX・Y
1ターンめで そらへ とび 2ターンめに あいてを こうげきする。しっている まちに とぶことも できる。

コンテスト技説明

ポケットモンスタールビー・サファイア・エメラルド
ほかの ポケモンに おどかされても がまんできる
ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナ
ほかの ポケモンと しんさいんが かさならないと +3。
ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイア
ほかの ポケモンに おどかされても がまんできる

概要

文字通りポケモンが飛行する技。戦闘時には飛び上がって敵の攻撃をかわし、その後上空から敵を攻撃する。
第6世代までは秘伝技の一つであり、移動に便利な技の一つ。

移動時の「そらをとぶ」

フィールドで使用した場合、一度行ったことがある町や施設まで瞬時に飛ぶことが可能となる、ドラクエの「ルーラ」に相当する技。冒険も後半に入り、故郷の町も遠くなったという頃合いになるとひでんマシン02を入手できるようになる。飛べる場所は原則としてポケモンセンターがある場所だったが、オメガルビー・アルファサファイアでは道路や洞窟の入口にも飛ぶことが可能となった。

覚えるポケモンは原則としてむしタイプ以外のひこうタイプと、ひこうタイプの代用として特性ふゆうを持っているポケモン。しかし、習得可能なポケモンの分類が結構テキトーだったりする。
例えば、ひこうタイプでも図鑑で空を飛べないことが触れられているポケモンが何体かいるのだが、そのうちネイティやアーケンは習得不能なのに対しドードーやバルチャイは習得可能。フィールドで使えばちゃんと飛行するのである。
一方でひこうタイプではないが「マッハのスピードでそらをとぶ」とされるゴルーグは習得可能。なのに「おんそくで とぶことができる」ガブリアスは習得できない。
また、かつて第1世代ではリザードンやカイリューが立派な翼を持つひこうタイプであるにも関わらず「そらをとぶ」を覚えられないという理不尽な扱いを受けていたこともあった。

また、普通に使用する場合であっても、高さ0.3m・重さ1.8kgのことりポケモンが人を乗せて飛行するという、よくよく考えると不自然すぎる状況だったり、上空を飛ぶのに乗っている人間はこれといった装備を身に着けることもないままだったり、時計機能がある作品でも飛行する距離がどれだけ長くとも一瞬で目的地にたどり着いたりとツッコミどころが多い技でもある。

対戦時の「そらをとぶ」

秘伝技は対戦に不向きな技が多いが、「そらをとぶ」も例外ではない。
威力だけ見れば90と、ひこうタイプの物理技ではゴッドバード、ブレイブバードに次ぐ第3位の威力なのだが、攻撃するのに2ターンかかるという欠点がある。

2ターンかかるということは1ターンあたりの威力は本来の半分ということであり、実質的な威力は45。「つばめがえし」にも劣るということになる。
1ターン相手の攻撃をかわすことができるメリットはあるものの、空を飛んでいる間に積み技を使われたり、「みがわり」や「まもる」で防がれる、交代のチャンスを生む等、実際には1ターンの猶予を与えるデメリットのほうが大きい。

そんな中でも一応使い道はいくつか見出されている。
例えば特性「かるわざ」を持つフワライドにパワフルハーブを持たせてこの技を使用すると、能動的に「かるわざ」を発動させることができる。

この技が最も活躍したのは、第5世代で特性「いたずらごころ」を持つレパルダスに「こうこうのしっぽ」を持たせ、「ねこのて」を使い「そらをとぶ」を発動するというコンボ。
このコンボを使うと1ターン目は「いたずらごころ」の作用で先に空を飛ぶことができ、2ターン目は「こうこうのしっぽ」の効果で相手より後に攻撃できる。こうすると相手はこちらに攻撃することができず、そのまま時間切れに持ち込める。同様のコンボは「あなをほる」や「ダイビング」でも可能だが、あくタイプであるレパルダスが苦手なかくとうタイプ・むしタイプの弱点を突けるこの技が選ばれることが多かった。対戦バランスに大きな影響を与えたため第6世代では「ねこのて」の仕様が変更され、このコンボは崩壊している。

この他、毒や火傷などのダメージを稼ぐ時間稼ぎとしては使えなくもない。ただしそれでも相手に積む機会を与えるため、飛んでいる1ターンの隙をどう無くすかが重要である。
また、第7世代ではZワザ化させることでバトル中一度限りだが威力175のひこう技を溜め無しで撃てるようになった。

なお、一部の技は空を飛んでいる状態でも当たる。特に威力が高い上にひこうタイプに対して抜群となる「かみなり」には要注意。
また、下の技以外でも「ロックオン」や特性「ノーガード」で必中状態になっていると当たるようになる。

第8世代においては新システムのダイマックスと相性が良い。
自分がダイマックスしている状態では「ダイジェット」に変化し、すばやさを1段階上げることができ、相手がダイマックスしている状態ではダイマックスのターン制限である3ターンのうち1ターンを消費させることができるので、「とびはねる」と共に採用率が上がっている。

空を飛んでいる時でも当たる技

  • かぜおこし
  • かみなり
  • ふきとばし(第2世代のみ)
  • たつまき
  • スカイアッパー
  • うちおとす
  • ぼうふう
  • どくどく(第6世代でどくタイプのポケモンが使用した場合)

そらをとぶピカチュウ

「なみのりピカチュウ」と同様、配布サービス等では「そらをとぶ」を覚えたピカチュウを入手することが可能。
なみのりピカチュウに比べて配布される機会が少なく、またあちらのように相性補完として優れているわけでもないため需要も少なく、実際に目にする機会は少ないだろう。

元はポケモンカードのプロモーションカードとして登場したものだが、そのイラストでは風船を使って浮遊するピカチュウが描かれている。移動にしろ攻撃にしろ都合よく操作できるのかと疑問に思えるが、ポケモンスナップでは風船をつけたまま器用に空中を移動するピカチュウが登場する。かわいい。
また、ポケットモンスターSPECIALではイエローのピカチュウが風船で空を飛ぶシーンがある。

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最終更新:2025/12/07(日) 01:00

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