だから...各資材二万で十分なのよ 単語


ニコニコ動画でだから...各資材二…の動画を見に行く

ダカラカクシザイニマンデジュウブンナノヨ

2.9千文字の記事
これはリビジョン 2302590 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

だから...各資材二万で十分なのよとは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」における真理である。

「資材は2万で十分なのよ・・・」「各資源2万で十分なのよ」等、色々表記ゆれがあるが言っている事は同じである。
本記事では大元のネタとなった画像で使われた表記に従う。

概要

定期的に開催されるイベントのために、ベテラン提督は10万を超える資材を備蓄する事が多い。
新人提督はそれを見て自分はこの程度の資材備蓄量で十分なのか、この程度ではイベントを踏破できないのではないか・・・という不安に駆られる。
そんな新人提督に教えてあげる真理である。

こういうレスを返されたら「嘘やん・・・!」と返すのがお約束。 

実際は・・・

ただのコラネタ。

大量に資材を消費するイベント海域に挑むには資材の備蓄が必要、と言うのは運営も常々言っていることなのだが、毎回のように資材不足で息切れしてしまう提督が続出する。
課金で資材を補充する手もあるが、やはりリアルマネーが絡んでくる為、万人に推奨できる手段ではない。そのため、多くの提督にとっては、イベント前から任務や遠征等の報酬を柱に、資材を備蓄しておくことが肝要になる。
特にユーザーが爆発的に増え始めてからの最初のイベントとも言える時期の2013年秋イベント「決戦!鉄底海峡を抜けて!」では資材不足に陥った提督たちのの慟哭がそこかしこで聞かれたため、そんな提督たちに対するネタである。
類似ネタに「戸愚呂提督」がある。 

画像として利用されたのは『ダイの大冒険』のあるシーンの雑コラで、10万以上の資材を溜めて磐石の態勢でイベントを制覇したバーン提督の前で、イベント制覇に失敗したポップ提督は母に「資材は2万で十分なのよ」と諭されたシーンを回想すると言うネタ。

 

しかしこのポップの母、決して的外れな事を言っている訳では無い

まず、この資材2万と言うのは、司令レベル80~90程度の鎮守府の資材の自然回復上限の量に近い数字である。
この上限を1でも超えるとその瞬間から資材の自然回復がストップしてしまう訳だが、仮にイベント期間が2週間であったと仮定すると、自然回復だけでその間に燃料・弾薬・鋼材は20000前後、ボーキサイトは7000前後も溜まる。イベントまでの間、備蓄に費やした期間も含めるとさらに多くなるだろう。
つまり、ほとんどの海域を制覇・任務作戦を遂行達成・目当ての艦娘の収集終了、といったベテラン提督であれば、消費を抑えつつ、遠征や効率の良い任務のみをチョイスし、10万20万と言う圧倒的な物量を備蓄していくことになるが、海域突破や日々のレベリングに勤しんでいる=ある程度の資材の消費が要求されている段階の提督にとっては、5万程度(自然回復上限+30000程度)の備蓄を溜め込んだとしても、回復上限前後で自然回復分を受け取りながら運行するのと大して変わらないのだ。

自然回復分を超えて資材を溜めるには、意識的に装備の開発、改修やレベリングのための出撃などの出費を極力を控えて節約運転をする事が必要なのだが、そうすると当然、適度に開発や出撃をしている提督に比べて装備や練度が充実しにくい。
そもそも、戦力不足のままイベント突入した場合、海域突破の際に大破撤退を多数繰り返し、大幅な資源浪費にもつながる。過度に資源蓄積を意識するあまり、装備の開発や艦隊の近代化改修、レべリングが疎かになっていては、イベント前の準備としては本末転倒である。

むろん、イベント直前になって、お目当て艦娘が出ないからといって、ムキになって戦艦・空母レシピでの建造、大型艦建造を乱発するのは論外であるし、レベリングや海域ドロップにより戦力の底上げを図るにせよ、戦艦・空母・重巡洋艦でさえ大破する艦が頻繁に出てくるようなムチャな戦闘を繰り返し、修理の際に資源や高速修復財(必要性については後述)に多大な負担をかけるスケジュールを組むのは考えもの。


要は、『だから...各資材二万で十分なのよ』という言葉は、(特に中堅以下の提督たちにとって)イベント前においては、資源の自然回復上限のラインを見極めた上での、過不足ない鎮守府運営が求められてくる、という事の教示と言えるのだ。

このネタが作られた2013年秋イベント当時はイベント海域の敵戦力ゲージは時間経過で自然回復していたため、短時間に連続出撃できる体力=資材備蓄量が練度や装備などよりも重要視される事情があったのだが、それ以降のイベントではゲージの自然回復は一切登場しておらず、イベント期間内に間に合いさえすれば必ずしも連続出撃する必要は無くなっており、資材備蓄の重要度は相対的に小さくなってきている。

 

……きていたのだが、2015年初頭の冬イベントあたりを境に、再び資源枯渇に悩む提督が増加中の模様。

原因として挙げられるのは、出撃一回あたりの資源消費増&入渠数が多くなる&遠征枠が削られる、という連合艦隊システムの本格導入。そして、新規実装艦がイベントクリア報酬ではなくドロップでのみ入手可能というケースの増加である。
特に後者については、単純な試行回数が求められる上、個人のイベント目的終了(新規艦の入手)がリアルラックに振り回されるため、海域そのものは早い段階でクリアしたのに、そこからさらに、数万単位での資源を溶かし―――さらにそれでも手に入らずにイベント期間切れになった、などの悲鳴が多数寄せられている。
もちろん、リアルラック要因のため、攻略中のドロップで新規艦があっさり揃ったという声も聞かれるが、全体の傾向として、資源備蓄が重要視される方向へシステムの舵が切られていると見ていいだろう。

そういったことを踏まえ、中堅以上の提督たちは、連合艦隊が織り込まれたイベント全マップ突破&ドロップ型の新機艦への警戒から、現在の自然増加分の二倍程度(4~6万)、可能ならばそれ以上の資源を、事前用意の目標としている人が多いようである。

 

もう一点、資材と同様にイベントで大量消費する高速修復材(バケツ)については、普段から優先的に備蓄を考えるべき資源である
バケツは自然回復によって増える事はないので、任務報酬や遠征のオマケとして能動的に手に入れて行くしかないのだが、ウイークリーやマンスリーのごっつい任務でもない限り、手に入るのは1回につき1個か2個程度。それでいてイベントでは数百個以上溶かすのが普通なので、予め貯蓄しておかないと足りなくなるし、後で慌てても貯蓄が間に合う事はまず無い。 2013秋から今に至るまで資材は2万で十分を実践し続けている提督でも、バケツは1000以上(所持限界量の1/3。資材で言うと10万に相当)は確保しておかないと不安だと言う声が多い。

 

なお、当たり前だが、元ネタ画像のポップ提督のようにレベリングも装備も不十分で備蓄もしていないなんていう状態はイベント制覇できなくて当然なので真似しないように。
赤城(艦これ)さん曰く「(イベント前に)慢心してはダメ」という言葉を肝に銘じておきたいところである。

関連項目

  • 艦隊これくしょん~艦これ~
  • 決戦!鉄底海峡を抜けて!
  • コラージュ
  • 艦これの関連項目一覧

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/11(木) 14:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/11(木) 14:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP