ぬらりひょんとは、日本の妖怪である。
海坊主の一種、百鬼夜行の一員など、地域や語り手によって様々な伝承がある。妖怪画の大家である鳥山石燕も「画図百鬼夜行」でこれらしき妖怪を描いているが、誤記なのか、表記は「ぬうりひょん」となっている。
近年では「他人の家に勝手に上がり込んでくる妖怪」や「妖怪の総大将」などと描写されることがよくある。これは民俗学者の藤沢衛彦が前述の石燕の絵画に「まだ宵の口の燈影にぬらりひよんと訪問する怪物の親玉」という解説を付け、水木しげるなどがこの設定を取り入れたことに由来するらしい。つまりこの描写は比較的新しいもので、藤沢の解説もどんな典拠に基づいたものなのかよく分かっていない。
ぬらりひょんは妖怪を題材としたフィクション作品などにもよく登場している。以下はその例。
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最終更新:2025/12/12(金) 14:00
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