ふぁぼ界隈とは (ファボカイワイとは) [単語記事]

ふぁぼ界隈とは、Twitterでお気に入りを多くする人、多くされる人のことを指す。

概要

Twitterで、誰かのツイートを自分のお気に入り（favorites）に入れることを「favる」→「ふぁぼる」と呼ぶ。この呼称からきた言葉である。

「ツイートをお気に入りに登録されることが多い人」と「お気に入りにツイートを登録することが多い人」の二つの定義が存在しているが、ユーザー間で認識の相違がありしばしば議論されている。

「～ことが多い人」という曖昧な定義であること、さらに「界隈（その辺り一帯）」という曖昧さを内包する接尾語が付いていることからもわかるように、「どこからふぁぼ界隈なのか」という明確な基準はなく、やや緩やかな概念である。

「そういったユーザーの集団」という一面も持っているため、集団と積極的に交流があれば「ふぁぼ界隈」と見なされやすく、逆にそういった集団と交流に乏しければ上記の定義に沿っていても「ふぁぼ界隈」とは見なされにくくなるようだ。

ふぁぼ界隈内部からは「ふぁぼ界隈ではないTwitterユーザー」を「一般」と呼ぶこともあるようだ。かつてふぁぼ界隈内部で有名だったTwitterユーザー「いい湯」という人物は、「遡りふぁぼ（※註：相手の過去のツイートを遡ってお気に入りに入れる事）をしている時点で一般ではない」との見解を示している。

なお、「ツイッタラー」という類似の用語もある。「ツイッタラー」の記事が2014年8月時点で未作成なのでこの項で軽く説明する。

一部のウェブサイトなどでは「ツイッタラー」の事を「Twitterのユーザー」と解説している場合もある。だがそれだけではないニュアンスも含んでおり、「日常的なつぶやきをしているTwitterユーザー」を「ツイッタラー」と呼ぶことが多いようだ。

「ふぁぼ界隈」との関係であるが、「ふぁぼ界隈＝ツイッタラー」というわけでもない。「日常的なつぶやきをしているが非常に多数のお気に入りはしない、されていない」「他のふぁぼ界隈のユーザーとの交流が殆どない」などの場合、「ツイッタラー」であっても「ふぁぼ界隈」とは言い難いかもしれない。