もぎたて☆アイドル人間

もぎたて☆アイドル人間　～ストーリー～

この物語は新人アイドル「チーズッズ」の愛と友情、そして迷走を描いた、サクセスストーリーである。弱小芸能事務所「リトルアナーキー」は新アイドルグループへの書類審査応募者の中からクジ引きで選ばれた5人に全てを託すのだった…

概要

ヤングエース連載の河田雄志原作、行徒作画の間違った方向に突っ走る“芸能人育成ギャグ漫画”。既刊1巻。

登場人物

チーズッズのメンバー

• 楠しずく（16）志望の動機は姉がこっそりオーディションに応募していたから。正統派美少女としてグループを牽引してくれそうな雰囲気だったが事務所の雰囲気が気に入らなかったため初日で抜けた。そのため正式なグループ名が多数決で決まるまでグループ名は「初日に要が抜けたーズ」だった。
• 藤ナイ子（17）志望動機は芸能界に入り、いい男を連れていい車に乗って大きな家に住みたいから。アナーキーな性格。反抗期バリバリだが親はやたらと理解があり、PVの撮影に協力してくれたり応援に来たりする。アイドルにあるまじき泣き顔の汚さ。
• 百地餡（16）志望動機は飼っていた猫が死んだので寂しくてつい。趣味は一人じゃんけん。特技は鮭を捕まえてイクラを絞ること。
• 地池カカ子（18）最年長なのでリーダー。趣味はすごく偏ったジャンルの読書と漫画を描くこと。愛読書は「ヴァリアブル戦記」。おでこが狭い。身長168cm。おとめ座。一人で回転寿司や焼き肉屋に行ける。
• 千戸・ダイダロス・千尋（13）一番小さいが小技を利かせてきたりセンスが古かったりする。ゴマの数を千粒までなら心乱すことなく数えられる

（有）リトルアナーキーの社員

• 四堂拓馬（25）マネージャー兼ツッコミ役。彼女がブスなのを度々いじられる。
• 東堂三郎（44）社長。44なのでマグナム東堂に改名した。

デビューシングル「ござリング」（作詞・百地餡）

話題の武将ブームに乗っかった。が全員歌が下手だった。

1. ござリング
2. 宇宙戦争
3. ござリング（リミックスver.）
4. ござリング（カラオケ）

セカンドシングル「ベリークリスマス」（作詞・チーズッズ）

購入特典…エロフィギュア（という名の邪神像）、鮭味のクリスマスケーキを経て、マネージャーの彼女に作ってもらったケーキに落ち着いた。

サブキャラ

ラ・モールヴ・ヴィスクーズ・イリゼー

リトルアナーキーにスカウトされたアンダーグラウンドで絶大なカリスマ性を誇るインディーズ・ヴィジュアル系ロックバンド。主なファンはゴス服着たブス。意味は「虹色のハナクソ」一発キャラの可能性があるので今後ストーリーに絡んでくるか不明。

• DIE・ô・紀信…ヴォーカル兼アコーディオン担当。ヴァンパイアと堕天使のハーフで誰もが泣ける悲劇的な過去を持ち、パパよりもママが好き。
• SONG・4・遊…ギター担当。悲劇的な過去から言葉をなくしてしまっているという設定。アトランティス大陸の生ける忘れ形見という設定。口を開けばロクなことを言わない。
• π・ô・II…ベース担当。オッパイが好き。
• 小向…ドラム担当。明らかにヴィジュアル系じゃない。

クラスの女子はブスばっか（作詞・ラ・モールヴ・ヴィスクーズ・イリゼー）

社長と藤と百地にこいつらのロックは本物だと言わせた。

余談

河田は当初SF、巨大ロボットが出てくる派手なのをやりたいと言っていたが編集の勧めと作画の行徒の「作画が楽だから」という理由で却下されている。河田がはじめてハマったアイドルはガンダム。連載開始より1年近くが経過し、担当からアイドルの情報誌を差し入れてもらったおかげで、河田が好みのアイドルを見つけたと言って行徒に見せてきたCDは、明らかにアイドルというよりアーティスト寄りのK-POPで名前が全然読めていなかった。ミツルギ時代からの慣例で、巻末ではウソ予告があり、エロフィギュアは実際に立体化され、カバー袖で異様な存在感を放っている。

関連商品

関連項目

漫画作品一覧