やったねたえちゃん！とは (ヤッタネタエチャンとは) [単語記事]

やったねたえちゃん！とは、起・承・転・結の『承～転』部分で、有名な鬱漫画の一コマである。

概要

元ネタはカワディMAX作のマンガ「コロちゃん」に登場する1コマである。「コロちゃん」はコミックス「少女奴隷スクール」に収録されている。タイトル通りの成人指定漫画なので、未成年の人は気になっても大人になるまで我慢しよう。

タグとしては、下記AAのコマをネタとして使っている動画や、無理やりされてしまうっぽい動画によく付けられているようである。

このたえちゃんの友達である、ぬいぐるみに仮託された存在「コロちゃん」は、精神医学で言うところの「イマージナリーフレンド（Imaginary friend）」という症状がその正体。
映画評論家の町山智浩曰く、古くよりホラー作品で、とりわけアメリカ映画ではよく題材として扱われる現象らしい。

内容（反転してご覧になってください）

起「ママの手のしろ、コロちゃんのまっしろ」「覚えてるのはそれだけ」
あるところにたえちゃんとおかあさんがおりました。おかあさんは育児面で精神的にチャレンジされていた人物だったので、たえちゃんに「これがあればさみしくはないでしょう？」と言ってクマのぬいぐるみを与え、児童相談所に入居させました。
承「明日から制服だよ」「似合う？」『かわいいよ、ママにも見せてあげたいねぇ』
たえちゃんは与えられたクマのぬいぐるみに「コロちゃん」と名付け、肌身離さず携行し、時々会話を交わす仲にまでなっていました。そんな中、「叔父が引き取り手に現れたので、やはり家族の元へ返すべきではないか」という話になり、たえちゃんの叔父（母親の兄）の元へ戻すことになりました。
それを知ったたえちゃんは、コロちゃんに「家族が増えるよ！やったねたえちゃん！」とはげまされるのでありました。
転「大人の女はぬいぐるみなんかじゃなく"こいつ"で遊ぶんだよ」
そこは地獄であった。預けられた叔父は小汚く、ハゲで、さらにロクにゴミを外に出さないような熊親父であった。叔父はコロちゃんを「古い汚えぬいぐるみ」と一蹴すると、たえちゃんに"あること"を、母親（妹）の代役として強要するのでした。たえちゃんはコロちゃんに助けを呼びます。しかし叔父は「ぬいぐるみが助けてくれるワケねえだろォがッ！」と否定し、強引に歩を進めたのでした。
結「もういらねェだろ」　ブチッ
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子供特有の「安心感」をズタズタに引き裂くという、とてもとても鬼畜な筋立てであり、見る人が見れば叔父が夢に出てきそうなぐらいのトラウマになるだろう。よく商業流通できたもんだ。
また某画像掲示板ではこの影響で一時期「家族が増える」という言葉に陰惨な意味が付会されていた時期もあった。

「叔父」というのが向こうでクリティカルヒットしたのか、あるいは上述のようにアメリカ映画的な筋立てを用いたからか、同作は英訳されてアメリカの裏社会を漂っているらしい…。

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