アイドルどうでしょうとは、リンラオPによる旅m@s / im@sどうでしょう作品である。
作品名「アイドルどうでしょう」は、作中における地方テレビ番組のタイトルの名称でもある。
弱小芸能事務所の765プロにおいて、高木順一朗社長が地方テレビ局の上層部と掛けあって撮ってきた仕事。
それは番組の企画・編集まで事務所側で行うというものであった。かくして、P・春香・伊織らによる体当たり企画が事務所の命運も掛けて始まることとなる。
タイトルの通り、「サイコロの旅」など「水曜どうでしょう」で見られた内容の企画が盛り込まれている。
そのため、旅m@s(旅番組)というより「移動番組」だという声も存在するようである。
作者が新潟県中越出身ということもあり、同県や長野県・富山県など北信越を舞台とする企画が多い。
「越後人ホイホイ」というタグがそれゆえ多くの動画には貼られている。
28話で馬場このみが音無小鳥に次ぐ事務員として入社し、更にアイドルとしても後に春日未来・最上静香が登場するなど、「アイドルマスターミリオンライブ!」の設定・キャラも順次取り入れられ始めている。
記念すべき一つ目の企画。フリップに書かれた新潟名物をサイコロで選び、誰がそれを食べるのかババ抜き形式で決めるというもの。当選した名物はセット単位で出てきたものを全部食べきらなければならない為、食べる人数が一人という選択肢を連続で当てると非常にきつくなる。
765プロの事務所で収録したため、所属しているほぼ全員が顔見せしているのも初期ならでは。
番組のレギュラー化と、遅めの春香の誕生日記念として「イタリアン」をごちそうするというP。
しかしそれは「イタリアン」は「イタリアン」でも新潟のB級グルメの方。それも12食を3回に分けてPと早食い対決するという、アイドル向けとは程遠い「対決」企画だった!!
春香に対するドッキリを初めて敢行した企画。撮影日当日に春香が学校の補習を受ける事になっていた為スタジオ収録が出来ず、図らずも密着ドキュメンタリーの様になった。この動画での音無小鳥のダメっぷりがよーくわかる一本になっている。
社長命令によって新潟県で初めてのロケを行う事になったどうでしょう班。しかし、行うネタはサイコロによって決められた目的地まで、一日の期限でひたすら移動するだけという過酷なシロモノだった。
記念すべき最初の新潟県ロケであり、本家どうでしょうの人気企画である「サイコロの旅」のアレンジバージョン。ゴールは関東との境目である越後湯沢駅だが、Pによって佐渡島や村上といった僻地まで選択肢に入っていた為、春香たちは最後まで気が抜けなかった。ご飯が食べられなくてやさぐれたり、企画内容に対してPに愚痴るなど、徐々に本家に近づいていくアイドル達にも注目。
当日の結果(ネタバレ防止の為反転):新潟駅→五泉駅→新津駅→新潟駅→長岡駅→十日町駅→越後湯沢駅
但しPの趣味でバスが多く、鉄道での移動は新潟から五泉と長岡から十日町のみ。
アイドルから念願のプロデューサーへとジョブチェンジした秋月律子。その適性をみるのと「アイドル」秋月律子の最後のファンサービスとして、アイドルどうでしょうの企画からロケまでを任せる事としたP。
しかし、プロデューサーになる事に不信感を募らせる伊織に、同行できない雪歩に代わってメカ音痴なのにカメラ担当になってしまいトラブルを起こしてしまう千早など、旅の行く先に暗雲が・・・。果たしてこの旅は無事に終わるのか?そして律子のプロデューサー試験の結果は?
只見線、秘境駅の旅を律子がプロデュースするという体で行われた企画。企画を通して「765プロとは」「プロデューサーとは」と言ったテーマが描かれており、この先のアイドルどうでしょうを視る上で重要な一本となっている。如月千早が初めてカメラマンとしてどうでしょう班のロケに同行した企画である。
ロケ企画が続いたため、番組の予算を使い切ってしまったP。しかし春香には「日本全国を旅する企画をやる」と予告した。案内された春香が向かった先は765プロの会議室。そこにあったのはPがホビーオフで買った、タカラの「日本特急旅行ゲーム」の一式。そう、本当の企画はゲームの実況プレイで旅行した気分を味わおうというものだったのだ。
だが、このゲームの真の恐ろしさ。そしてそれによりアイドルどうでしょう最長の企画になるとは、この時は誰も知る由も無い。
人生ゲームでお馴染みのタカラが、昭和50年代に出したボードゲーム「日本特急旅行ゲーム」を実況プレイするだけのお手軽企画・・・かと思われたが、このゲーム独特の一癖も二癖も有るルールに振り回され、徐々に壊れていくアイドル達が映し出される(ある意味)問題作。やさぐれる雪歩ややよいのモノマネをする伊織など、普段見れない(と言うかアイドルとして見せられない)表情満載である。
リンラオPのリアル事情により、22話と23話の間が半年以上開き、エターの心配もされたが無事に完走した。
とある映画に出演したとある声優へのインタビューを新潟でしないか、とPに持ちかけられた春香。喜び勇んで上越新幹線で新潟駅に向かったものの、現地で待っていたのは例のボードを持った伊織であった。極寒の2月の新潟をアイドル達が縦横無尽に移動する地獄が、今再び始まる。
ウソ企画で呼び出され、目的地で本当の企画をネタバラシするという、ますます本家に近付いてきた毎度おなじみのサイコロの旅シリーズ第二弾。凍結した道路を全力疾走する路線バスの乗り心地にお見舞いされたり、食糧事情が前回より悪化する等、規模は小さいものの面白さ(と過酷さ)は格段にパワーアップしている。
このシリーズより、ミリオンライブ!の面々が765プロに入社したことが判明し、その事が次の企画に繋がる事となる。
当日の結果:坂町駅→長岡駅→柏崎駅→脇野田駅(現:上越妙高駅)→直江津駅→(美佐島駅経由で)越後湯沢駅
毎回毎回お土産を楽しみに待っているのに、妨害やら買い忘れやらでちっとも恩恵に与れない高木社長。それならば自分がどうでしょうの企画に出て、自ら名物を仕入れに行けばよい。という考えからPと小鳥を連れてどうでしょうのロケに出陣してしまった。途中、迷子になっていた三浦あずさと迎えに来た律子を巻き添えにして上信越一周の旅を続ける一行。しかし、社長にはもう一つの思惑があるようで・・・。
裏方勢がメインを張るという異例中の異例な一本。765プロの引っ越し作業の真っ最中に事務方が出払ってしまったため、入社したばかりの馬場このみがてんてこ舞いになってしまう。社長たちの珍道中と、混沌極まる765プロの様子が同時進行で放送された。このシリーズのみ、765プロ居残り組の立ち絵が試験的にミリオンライブの物を使用している。
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最終更新:2025/12/13(土) 14:00
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