アイロワの登場人物一覧 単語

アイロワノトウジョウジンブツイチラン

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im@s☆roy@leに登場する人物の一覧。公式とは多少異なる設定のキャラもいます。

目次(クリックで各項目冒頭へ)

アイドル一覧

765プロダクション(ナムコプロダクション)

 天海春香(アイドルランク:B)
 普通(?)。今回の企画(プロジェクト・ワルキューレ)に当初、最も否定的だったが、水瀬伊織との一騎討ちや、日高愛を交えた秋月従姉弟との死闘の末、次第に『アイドルでいる時の全ての事柄が自分にとって必要である』と呑み込み企画に対して前向きに挑めるようになる。
 日高愛を愛弟子(?)として溺愛しており、彼女を危険に曝す相手には全く容赦しない。良く泣く。たまに中指を立てたり首掻き切りポーズなども行う。何気に千早よりも『くっ』を多用する(『くっ……き、汚いっ!』など)。

 ファイトスタイルは顔面パンチと柔術系、いかにもプロレス的なキック(ドロップキックなど)にダイブ系で構成されている。更に覚醒時にはスープレックス系もレパートリーに追加される。

 得意技はナックルパンチ(顔面)、ドロップキック、どんがらスピア―、背負い投げ、ダブルゆきぽ、スリングスープレックス、ムーンサルトプレス、その場飛びムーンサルトフットスタンプ、ラ・マヒストラル、肩車式変形フェイスクラッシャー、。関節技から逃れる時は裏技を使う事が多い、閣下スタナー(片腕を固めてのスタナー)、スパルタンジャンピングパンチ。
 必殺技は春香トブー(ウィッシュスタープレス)、I Want(自分が首を抜く高速クロイツ・ラス)、天海ラッシュ、天国の断頭台、オーバー・ザ・トップ(高い場所から跳躍して前方二回転した後に両肘でエルボードロップ)。

 如月千早(アイドルランク:B)
 クール担当。当該シリーズで伊織と並ぶ貴重な常識人……なのだが、最も悲惨な目に遭っているアイドルと思われる(特に尻の被害)。企画に関しては逸早く呑み込んでおり、自身の飛躍に必要な物として前向きに戦いを行っている(勿論プロレス自体に意味を見出しているわけではなく、歌を歌い続けられる為の手段という意味)。
 弟関係はまだ公には知られていないものの、765プロの面々との交流により、それなりに呪縛からは逃れられつつある段階。企画中の萩原雪歩との会話で更にそれは強まった。口癖は『くっ』。やよい絡みで興奮している際には『ふうっ、ふうっ!』とドナルド風の呼吸をする事も。また、やよいに敬遠されると泣きながら指を噛む癖も。

 ファイトスタイルは長いリーチを利した蹴撃。バリエーションは非常に多彩。なお、利き腕を調べた際にシンデレラガールズのほうで誤植だったのかあるいは作者が見間違えたのか、左と思った事で左利き設定になっていた。気付いた後(20話付近)は、まだ腕での攻撃をしていない事から”利き足は左、利き腕は右”と設定し直されている。

 得意技は如月流二段旋風脚、ウィザード(跳び膝蹴り)、グラウンドウィザード(ニーリフト)、トラースキック、回し蹴り、レッグストーム。更にバキュラ攻撃、バキュラパイルも使用し、バキュラによる防御は全技で最強候補の一角である雪歩の白麗鎮魂歌さえも防ぎきる(但し二枚重ねなら)、白麗協奏曲(雪歩とのタッグ技。雪歩にしがみ付き、雪歩がスクリュードライバーを放つ)、前蹴り、ジャンピングハイキック、飛び回し蹴り、スマッシャーニールキック(斜め下から振り上げるニールキック)、ストームエルボー(相手に肩車した状態から頭頂部に肘を連発する)、千早式顔面ウォッシュ(相手に肩車した状態から腕で相手の顔を擦る)、肩車式スープレックス。
  必殺技はブルーバードスープレックス(変形ドラゴンスープレックス)、アルカディア(魔神風車の体勢からブラックタイガーボムのように落とす)、アルカディア改(落とし方が違う。14話参照)、断崖式アルカディア改(プラットホームから線路に)、エクストリーム・アルカディア(落とし方が無印とも改とも違う。34話参照)、インフェルナリア(広角度のブルーディスティニーのような体勢から、タイガードライバー91風に相手を落とす)、ディーバ・パラダイス(あずさとの合体技)。

 萩原雪歩(アイドルランク:C)
 ツッコミかボケかと言えば両刀。強いて言えば天然ボケ担当。仲間想いの描写も多い反面、戦闘ではダーティの申し子のような一面を見せる。企画に関しては不承不承乗っている……はずなのだが開始後はノリノリのようにも見える。時折、ことわざや謎の詩を紡ぎ出す。ピンポイントで毒舌を炸裂させる事も。口癖は『なるほどりる(ですぅ)』。

 ファイトスタイルはひたすらマッド。不意打ち、ドリル攻撃(本人曰く『ドリルは体の一部です!』)、砕いた地面の破片で目潰し、瀕死になったら逃走と残虐・外道行為のオンパレード。どっからドリルを出してるのかは気にしない。また、唯一(?)重力や遠心力を無視した漫画的なムーブをする事も特徴。

 得意技は雪歩式アトミックドロップ(着地点にドリルを設置する)、雪歩式サイドアトミックドロップ(壁などにドリルを設置して突っ込む)、ルークスカイツイスター式雪歩バスター(22話参照)、雪歩パンチ(ドリルを腕に装着してのパンチ)、雪歩キック(ドリルを足に装着してのキック)、イナズマレッグラリアット、高速ナックルパンチ、ドリルで削った地面などの破片を投げる(=目潰し)、白麗小夜曲(ザ・ミッドナイトサンズ・ダイアモンドダスト:地面にドリルを刺して回転させ、巻き上がった粉塵の霧で相手の視界を殺す)、白麗交響曲(ツープラトン・スクリュードライバー:千早とのタッグ技。千早が腰にしがみ付いた状態でスクリュードライバー)、白麗輪舞曲(ドゥームズデイ:地面に置いたドリルの上に相手の尻を突き刺し、相手の頭の上に逆立ちして体を回転させる)。
 必殺技は白麗協奏曲(オーケストラル・ファンタジア:足に装着したドリルで相手を貫き、そのままスピン回転した後に項垂れた相手の顎を蹴り上げる)、白麗鎮魂歌(ホーロードニー・スメルチ:相手の首回りを数回転して爪先で喉を抉った後、上空からドリルパンチで降下する)、白麗鎮魂協奏曲(オーロラ・エクスキューション:上空に飛ぶまでは鎮魂歌と一緒。先にドリルを落とし、その後に本命の自分自身がドリルのように回転しながら相手を貫く。要は鎮魂歌に見せかけたフェイント)。

 高槻やよい(アイドルランク:C、ユニットランク:B)
 基本的に常識人枠だが、会場の自販機で売っているボカマスドリンクを飲んだ時だけ変顔(ヘブン状態みたいな)になる。春香同様よく泣く。実験に関しては乗り気ではないようだったが、いざ戦闘となれば覚悟を決めて戦う。ひょんな事柄から助けてもらった律子に師事を仰ぎ、エルボーを伝授される。そのエルボーを武器に、出発直後にあしらわれた真に再戦を挑むが……? ちなみに伊織とユニットを組んでいる(24話:涼の発言)が、ユニット名は不明。

 ファイトスタイルはほぼエルボー(やよいの発音的には『えぅぼー』)一本。真戦では他にも技を使用しているが、ダメ出しされたせいかその後は使用していない。また、律子からセットで教わっていたお手軽な秋月神拳(律子曰く『コスパに自信ありです!』)も、嫌ってはいるが(4話参照)窮地からの脱出に使用する。口癖は『うっうー』。

 得意技はもやしエルボー、もやしローリングエルボー、ダイビングエルボー、ハイタッチフットスタンプ、ガルウイングDDT、秋月神拳、生霊を召喚してその人の持ち技を使う(=やよいゾーン青。黄と赤もあるらしいが詳細は不明)。もやしの由来は律子に『自分が強いと思うものの名前を冠名として付けなさい』と言われたのに対して『もやしは強くしてくれるだけじゃなく幸せにしてくれる』と命名。
 必殺技は真もやしエルボー(踏ん張りを効かせたエルボー)、縦振り子式膝エルボー(膝蹴り)、ガルウイングドライバー、ダイアモンドガルウイング(伊織との合体技)。

 秋月律子(アイドルランク:C)
 765プロの事務員件アイドルにして、常識人枠……と思いきや、やる事は屈指のえぐさ。特に目潰しを好む上、それが他のアイドルにやたら伝染している。企画では人数が多いうちは誰かと共闘、というスタンスで開始したところ、真からやよいを助けた関係でやよいに技を教える事に。その後は従弟の涼を会場に呼びつけて小間使いさせようとしたりもした。初登場時から消火器を愛用しているが私物か否かは不明。口癖は『外連味のない~』、『口当たりの良い~』、『苦っ苦っ苦っ』、『さしづめ○○(笑)と言ったところね?』、『LOVEオーダーメイド舐めるんじゃないわよ!』。

 ファイトスタイルは立ち関節技を中心に、5カウント以内なら反則OKというルールを利用して前述の目潰しや凶器攻撃を行う。普通の戦いができないわけではなく、真戦ではパンチ、春香戦ではSTR(STO)なども見せている。
 なお、律子はアイドルなので当シリーズで竜宮小町は存在しない。また、小説版と漫画版のキャラが登場している事から、西園寺プロで面接に落ちている過去がある。

 得意技は律子パンチ、律子サミング(手刀を作った両手で相手の両目を突く)、目潰し、消火器フルスイングによる殴打、消火器を用いたスリーパーホールド、同サーフボードストレッチ、膝カックンからのバックドロップ、変形バックドロップ(29話参照)、律子版ガルウイングストレッチ(11話参照)、リツコンダクラッチ(15話で愛を落とした技)、STR(スペース・トルネード・リツコ)、リッチェーン・ストライダー(29話参照)、掌底、変形トルネードボム。
 必殺技は律子クラッチ(座った状態から首と左腕を固める)、律子クラッチ・デルタエンド、エメラルド・ディスティニー・ハンマー(半覚醒状態での降下式跳び膝蹴り)。 

 三浦あずさ(アイドルランク:C)
 765プロ所属アイドル最年長。普段はもっともおおらかで大人しい性格ながら、企画ではどういうわけか”智秋”を名乗り、幾分乱暴な気性を見せている。とはいえ必要以上に凶悪ではなく、普段より好戦的で顔が怖い程度。雪歩や律子に比べれば何て事はなかったり。口癖は『あらあら~』、『あらー』、『うふふ』。ちなみにランクをBにしようと思った直前、本編で『Cランク』と書いてしまい(25話)不承不承Cクラスにした経緯が。

 ファイトスタイルは765プロ最強のパワーファイター。容赦がない事でそれが存分に発揮されている。特に大型選手の用いる技を好み、チョークスラムやパワーボム系の技を使用する。千早との合体技”ディーバ・パラダイス”時には四人分の体重を一人で支えて駐輪場の上から落下する超人ぶりを見せた。

 得意技はアッパー、お仕置きスタナ―、JPYチョークスラム(膝を折らないタイプ)、DTPN(どたぷん)スプラッシュ(だるまジャーマンの体勢から前に倒れて相手を潰す)、コブラクロー、JPYデライトムーン(貴音との合体技。あずさがパイルに構えた相手を貴音がハイジャック。貴音の下に寝かせた相手も尻で潰す)。
 必殺技はクイーンズ・バレー・ドライブ(パワーボムの体勢から相手の尻を支えて上に放り、相手の両足首を両手で掴んで叩きつける)、キング・バレー・ドライブ(パワーボムの体勢から相手の首を両手で抱えて背後にスープレックス)、ディーバ・パラダイス(千早との合体技)、エロスボンバー(貴音との合体技。あずさの胸と貴音の尻で相手をプレス)。

 水瀬伊織(アイドルランクC:ユニットランクB)
 常識人枠筆頭にして、ツッコミ役筆頭。春香と同じく当初は企画に難色を示していたが、石油王に『私の国に元気を与える為に協力して星井欲しい』と頼まれた事で覚悟を決める。そして決めたからにはしっかりと行う。ボケる事は滅多にない(18話くらい?)……ながら、絶叫や顔芸(本編中、やたら顔面パンチをされる)が多い。特にアイロワ四大絶叫のうち三つ(はやし、ぶでぃあ、うぇるば。もう一つは奈良県)を発している。たまに額が光る。口癖は『(そんなの)当たり前じゃないっ!』、『そんな事もわからないのっ!?』

 ファイトスタイルは千早と同じく蹴りが主体……ながら、千早とはかなり毛色が違う。千早がベタ足からのシンプルな蹴りが中心ならば、伊織は飛翔系の蹴り主体。また、かわされる事は多いが左腕での裏拳をよく使う。腕力がないので持ち上げる系の技はほぼ使わない(ダイアモンド・レイクフォールというボム系の技があるが、あれは相手が飛んだところを捕まえるか、もしくは誰かに担ぐのを手伝ってもらう)。

 得意技は獅子舞ヘッドバット、うさちゃん裏拳、ヘッドバッド、チンクラッシャー、ローキック、パントキック、前方二段蹴り、ヘッドフラッシュ、ダイアモンド・レイクフォール(左肩の上に相手を横向きに担ぎ、前方に倒れ込みながらボム風に落とす)、断崖式ダイアモンド・レイクフォール。
 必殺技はエスキュート・バイト(跳躍し、両肘と両膝で相手の顔を挟み込む)、エスキュート・スパイク(肩掴み側頭部切り)、真エスキュート・スパイク(相手の片腕を両手で掴んだ状態から、相手の顎に横薙ぎで膝蹴りを打ち込む)、ダイアモンド・ガルウイング(やよいとの合体技)。 

 菊地真(アイドルランク:C)
 体育会系にして企画での優勝候補筆頭。微妙にズレている部分があるものの、意外(?)と常識人枠。企画に関しては最も乗り気で、その圧倒的な身体能力で他のアイドルにとって驚異的な存在となる。容赦がないようで相手に気を遣う部分もある(ただ、妥協を嫌うので一度戦うと『何もそこまで』という技をやよい相手ですら躊躇なく放つ)。ソツがなく、卑劣感でもなく、変顔もほとんどしないのでネタとしては美味しくないが、この人の場合ネタがないのがネタなので問題ない。任侠映画の影響で、口癖は『安物の浪花節は命取りになる(よ/で)』。

 ファイトスタイルは外連味(誤魔化し)のない直球スタイル。主にシンメトリー(左右対称)系の技を好み、ジャーマンやパワーボムを好む。プロレスを楽しみたいのとその威力による惨事を危惧して、(道場に通っている)空手の技はここ一番以外封印している。打撃系も使用は稀(やよいに腹パンチをした程度)。構えが独特(天地魔闘の構え?)。

 得意技はジャーマンスープレックス、パワーボム、サンダーファイアーパワーボム、火の玉チェストブリーカー(火の玉ボム風に持ち上げて、わき腹から膝に落とす)、←からの腹パンチ、カナディアンデストロイヤー(小早川瑞樹のヘブンドライブに酷似してるが、回転するタイミングと角度が微妙に異なる)、カオス・スフィア・ボトム(短編002で初音さんにかましている技)、ダブルアームスープレックス。

 必殺技は”相手を模した技を閃く程度の能力”によるガルウイングストレッチ(やよい)、ガルウイングストレッチ-熱血-(やよい)、シュリンプアーチデスロック(律子)、リボンクラッシュ(春香)、愛龍拳(愛)、セーブレススープレックス(愛)、フランクフルトソールドアウト(涼)、フレンドビューティスープレックス(ともみ)。愛龍拳とセーブレス(略)以外は左右対称の技。更に切り札として”刹那(正拳突き)”があるが耐久力を認めた相手にしか使わない。

 双海亜美(アイドルランク:C)
 双子でアイドルをしているほうの妹側。二人に関しては設定は2準拠なので、最初から真美もアイドルとして(亜美とは別に)活動をしている。なお、竜宮小町は存在していない。天真爛漫の享楽主義で、企画に対しても真美と組んで(残り二人になった時点で戦って優勝を決める)台風の如き活躍を見せる。口癖は『がっちん!』。

 ファイトスタイルは真美ありきのコンビネーションスタイル。元気の良さが伝わる、全身のバネを活かした蹴り技なども多い。また、亜美は浣腸系の技が多いのもポイント。合体して打つ技では基本、弾役。

 得意技は正面跳びドロップキック、ミドルキック、浣腸(放つ際には『南無!』と叫ぶ)、浣腸スープレックス、ゆりかごドロップ(セントーン)、サマーソルトキック、双子キャノン(スカイラブハリケーンからドロップキックを放つ)、双海ブリッジ(11話参照)、カナリアスタナー(12話参照)、TT(トーテムポール)フットスタンプ(真美が亜美を肩車したまま放つ)、プランA(相手を前後から攻撃する)、プランB(相手の周囲を二人でぐるぐる回る)、サンドイッチラリアット、八の字固め、転蓮華。
 必殺技はトータルトカチネーション(正面から真美がローリングソバット、背後から亜美が水面蹴りを同時に放つ)、完成版双海ブリッジ(13話参照)、八丈島落とし(=NIKU⇒LAP)、双海ドッキング。

 双海真美(アイドルランク:C)
 双子でアイドルをしているほうの姉側。765プロ唯一の左利き。姉という事で合体技では発射台役を担い足の負担を一身に請け負う。亜美に比べると比較的クールで理知的な一面があるのもその(姉である)為。口癖は『んっふっふ~(亜美も使う)』、『あろっ?』。

 ファイトスタイルも亜美とほぼ一緒だが、司令塔としての役割をする他、亜美が蹴り傾向にあるのに対し、真美は腕を使った個人技も用いる。

 得意技は当然、コンビ技のレパートリーを亜美と共有するが、個人技として手刀浣腸、ダーク♂エルボー、スパイラル浣腸、トカチバインなどの技を亜美とは別に使う。必殺技は完全に一緒。

 星井美希(アイドルランク:B)
 765プロが誇るゆとりアイドル……のはずだが、当作品ではあまりそういった部分は見えないような、そうでもないような、とりあえずいつもおにぎりを食べるか寝るかしている。当企画でも説明中はほとんどの時間を寝ており、少ない起床時間で伊織に説明を聞いたのみである(それだけで理解してるのも凄いが)。 身体能力だけでなく格闘センスも高く、真と並ぶ優勝候補となっている。口癖は『あふぅ』、『~なの』。

 ファイトスタイルはトリッキーで分類が難しいが、強いて言えばルチャに近いスタイル。高度な関節技などもさらりとこなしてみせる。それでいて説得力の高い技を使うのも魅力か。また、律子の影響で目潰しを使うアイドルの一人(他にはやよいや涼がいる)。

 得意技はゆとりクラッシュ(クロスチョップで相手の首を固定して頭突きを打ち込む)、フランケンシュタイナー(スーパージャンケンで使用の際は名称が”アルティメットチョモルメラン”に。何に勝てる役なのかは不明)、フロッグスプラッシュ、スーパーキック、ハイフライシザースキック(高く跳躍して右足首と左踵で相手の頭部を挟む)、福岡式ライダーキック(高い場所からの前宙ドロップキック)、リバースDDT、ゆとりスパイク(小早川瑞樹のシスターキックとフォームは同じ=瑞樹から盗んだ。暗示効果はなし)、ローリングソバット。
 必殺技はゆとりファイナル(高い場所から前宙で跳躍し、相手を飛び越える際に首を掴んで一本背負いの要領で投げる)、マリオネットストレッチ(4話参照)、変形マリオネットストレッチ(アルティメット・デスペナルティ)、ゆとりネオファイナル(ダブルアームの体勢から前方に回転して相手を飛び越え、ダブルアームボム)、アンチェイン・マリオネット(スタナ―の体勢から後方回転して相手の背後に降下し、その最中相手の両脇腹を引っ掛け、裏フランケンの容量で後頭部から落とす)。

876プロダクション(バンナムプロダクション)

 日高愛(アイドルランク:D)
 876プロの元気印。母親はかつて不世出のスーパーアイドルと言われた日高舞。かつては娘としてのコンプレックスに悩み、七光りに頼らず自身の力で認めてもらおうとオーディションを重ねるも努力が実らず泣き虫な一面があった。転機はオーデションの一つで特別審査員をしていた天海春香との出会いで、以降、876プロを紹介されてから少しずつ前向きに、強く変化していく。ちなみにまだ母親を乗り越えている段階ではないので持ち歌に”ALIVE”は連ねられていない(はなまるがメイン持ち歌)。口癖は『○○するよー!』、『~! 多分!』。

 ファイトスタイルは超直線的。破壊力はあるものの、単調な軌道ゆえに度々攻撃をかわされてしまう。また、13歳という年齢が生み出す無邪気さは本気で嫌がる相手(主に涼)すらも嬉々として地獄に突き落としまくる。カゴに涼をぶち込んだ自転車ごと持ち上げる怪力を有している。実は天才的なセンスを秘めており、大概の体勢から打てる投げ技で、様々な拘束から逃れる事が可能。

 得意技は愛ちゃんパンチ、愛ちゃんボンバー、愛ちゃんはなまるボンバー(バーストアピールの後半の動き)、リアルスクラップバスター(相手を小脇に抱えてごみ箱に突っ込む)、自転車(チャリ)で轢く、チャリアット(自転車に乗ってのラリアット)、日高山盛り花丸スペシャルウルトラグレートゲンキッキスパークリングドライブツイスター落とし(相手を自転車のカゴに突っ込んで、自転車ごとブラックタイガーボム)、バンナム・スピンヘッドベリアル(転生編16話参照)、メディカルジエンドノーザンライト(相手の尻に右手の指を三本突っ込みながらのノーザンライトSP)。
 必殺技は不明。多分、相手がグロッキーするまで延々と殴り続けるので存在せず……だったが、第二期(転生編)での正規参加に伴い開発。はなまるクラッシャー(回転しながらのサイコクラッシャー)、はなまるボム(どんぐりボムの要領で相手を持ち上げてのスパイラルボム)。

 水谷絵里(アイドルランク:D)
 ネットアイドルだったが、フリーランスの尾崎プロデューサーにスカウトされてアイドルの世界に。非常に機械に強く、本シリーズでは765プロの依頼で管制室の管理を務める。戦乙女計画編では主要アイドルで唯一戦闘シーンがないアイドル。設定などの詳細は大百科記事”水谷絵理”をどうぞ。口癖は『ひうっ(驚声)』。

 得意技は四次元ニーパット、アームバー、スフィンクス(変形コブラツイスト)、アームホイップ。
 必殺技はデジタル・クラッチ(ボーアンドアローとロメロを足して割ったような技)。

 秋月涼(アイドルランク:C)
 秋月律子の従弟(=男)。女の子に好かれる為にカッコよくなりたい、という目的の下、性別を隠してアイドル活動をしている(まず女性アイドルとして認められたら男性としての転生デビューをしていいと、社長と約束を交わしている為)。男らしい一面もあるにはあるが、不幸属性は他の追随を許さず、登場すれば大概酷い目に遭っている。更に律子には度々顎で使われており、今回も自宅でエクレアを食べながらサッカー観戦している最中に呼び出された。相手が女性なので暴力を基本的に封じており、真の実力は不明。が、耐久力は貴音に負けずある様子。口癖は『ぎゃおおおおん(絶叫)!』

 ファイトスタイルは不明(絵理と違って戦闘シーンがないわけではなく、ほぼやられる場面しかない為)だが、パンチとキャメルクラッチ、そして目潰しを本編では使用している。

 得意技は真直伝のフランクフルト・ソールドアウト、カナディアン・バックブリーカー・バスター。
 必殺技はダズリングアンラック(不幸のオーラを相手に飛ばし、動きを封じたところで相手の胴体にしがみ付く。そこからぐるっと相手の胴回りを270°回り、デンジャラスバックドロップ)。

西園寺プロダクション(3104プロダクション)

 小早川瑞樹(アイドルランク:A)
 元祖漫画版アイドルマスターのキャラ。本編で後半に乱入してくる西園寺軍団の筆頭格にして、現在四人しか存在しないAランクアイドルの一角。才色兼備で若手時代からその才能を評価されていた。春香の歌を聴いた事で765プロに春香に興味を持ち始めると同時に(自身とは色合いの異なった)彼女の可能性に恐れを抱く。妹属性でツンデレという、どこかの額が広い人と激しいキャラ被りがある。ただし瑞樹の兄は彼女のプロデューサー。

 ファイトスタイルは”大胆”。既存の技に改良を加えたものが多く、底が見えないレパートリーの豊富さも特徴。打撃技は蹴りが主体だが、別にパンチが苦手というわけではない。また、高いカリスマ性を利した”暗示を叩き込む”技を用いる(比肩するカリスマ性を有する相手には効かない、もしくは効果が薄い)。

 得意技は一人版ヘブンインパクト(相手を肩車した状態から首を抜いてスタナ―)、ヘブンズハンマー(相手の足側のクラッチが異なるデスバレーボム)、プラチナスクリュー、ノーモーションミドルキック、暗示系キック(シスターキック、R18キック)、スゥイート・チン・プラチナミュージック。
 必殺技はヘブンドライブ(高速低空カナディアンデストロイヤー)、ヘブンノウズ(ターンオーバーキン肉バスターに似てるが、首と背中にダメージを特化させるクラッチになっている)。

 田崎恵(アイドルランク:B)
 小説版アイドルマスターのキャラ。アイドルをしながらもよっくんのマネージャを兼任している、所謂”ジャードル”。よっくんの事が大好きだが(LIKEではなくLOVE)よっくんは彼女(というよりはその部分)を嫌っており、よっくんが自身を『西園寺ナンバー2』と称するのは(本来ナンバー2の)恵を存在していない事にしている感がある。酷い。
 西園寺アイドルのプロジェクト・ワルキューレ乱入には西園寺の主要アイドルで唯一参加していない……が、転生編22話で初登場。初っ端から衣装持ち(ドレスホルダー)である事が発覚する。

 よっくん(虎櫨瑶子/アイドルランク:B)
 小説版アイドルマスターのキャラ……ではあるが、登場はおろか田崎恵が『よっくんのマネージャになりたいんですよぉ』とその存在を示す発言をしたのみ。キャラ設定の詳細は大百科記事”よっくん”を是非。当シリーズではB級グルメマニアであり、和風淑女及び少女漫画を好む(あくまで同性愛的なものではなく、愛でる的なもの。本人曰く『花の匂いを嗅ぎはしても食べはしないようなもの』)。
 同じ女の子スキーの傾向がある恵を嫌うのは、彼女が純正の同性愛者である事及び金髪である事から。逆にいかにも和風淑女なあずさの熱狂的なファン。そもそも今回、事務所からの乱入支持よりも前に会場におり、それもあずさの勇姿を観たいからだった。よく孤独のグルメの言葉を用いる。口癖は『んーふーん?』。

 ファイトスタイルはヒット&アウェイを軸とした打撃系。何故か無拍子という沖縄空手の技術(予備動作を悟られ辛くして技の出を見切らせない)を体得している。裏技も得意で、雪歩とはプロレスらしからぬ(よっくんはそうでもないかもしれないが)死闘を展開してみせた。

 得意技は無拍子ムーンウォーク、無拍子地獄突き、トワイライトスクリュー(某日常で登場したドラゴンスクリュー)、視線の先に札束を配置しての余所見、バック転による回避。
 必殺技はウィッシュスター(飼い犬のシャリオに跨って突進)、オーロラフォール(鞍馬の容量でシャリオの上から後方に跳躍して、寝転んでいる相手の顔面にヒップドロップ)、エクリプスープレックス。

 我那覇響(アイドルランクC:ユニットランク:B)
 公式でも御存知の沖縄娘。当シリーズでは西園寺所属となっている。短い期間でランクCに上り詰めており、また、貴音とのユニット”月と太陽”はユニットランクBを誇っている。企画への乱入は(実質首謀者である瑞樹を除けば)最も乗り気で、その速度を活かした快活な動きは相手を翻弄し、的を定めさせない。通称”スピードクイーン”。
 公式同様、多数のペットを飼っていたり、やよいの事を『ペットのハム蔵に似ている』と好意を見せる。765プロのアイドルとはこれまでほとんど縁がないので『沖縄っぽい人』、『沖縄もどき』などと呼ばれている。変顔頻度はそこまで高くないが、たまに見せるそれは強烈。しれっと一瞬だけ中指を突き立てるようなマッドさも持つ。口癖は『自分、カンペキだからなっ!』、『~だぞっ!』。

 ファイトスタイルは類稀な俊足を利した攻め一辺倒。形容するならば”蜂の様に舞い、蜂の様に刺す”か。パンチも蹴りも均等に使いこなす、当作品では何気に珍しいキャラ。美希ほどではないが跳んだり跳ねたのルチャっぽい動きもする。全身のバネが卓越しているので跳躍系の技の打点がとにかく高い。

 得意技はなんくるなっくる(ディスカスパンチ)、ダイビング・エルボー、ムーンサルトアタック、踵落とし、あみあばさー(雨+はりねずみの意。北斗百烈拳)、ヴァン・ドミネーター(物を投げ渡し、反射的に受け取った相手の両手が塞がったところで蹴りを放つ。本家は椅子を使い、椅子越しに相手を蹴る)、ハイフライドロップキック、hbk(相手の首に右手を添えて軸を固めてのニーリフト)、ダブルラリアット、フェイスクラッシャー、フルネルソンホールド、ネオロビンスペシャル(転生編15話参照)、サンシャイン・ヌンチャク(貴音が響の足首を掴んで振り回す)、ルナストライク(23話参照。涼を倒した技)。

 必殺技はfrom900(足で相手の手をロックしての高角度ダブルアームDDT。900は那覇の郵便番号)、サンフランシスコムーン(貴音が相手を抱えたまま壁に突進、そのまま固定したところに響が駆けていき顔面に蹴り→その後、貴音が相手を背後に反り投げる)。サンフランシスコムーンEX(無印とほぼ同じだが、響の蹴りが爪先で相手の口の中に突き刺さる部分が異なる)。

 四条貴音(アイドルランクC:ユニットランク:B)
 こちらも公式では961所属だったり765所属だったりするが、当シリーズでは西園寺所属。亜美に対する真美の如く、響に指示を送る司令塔的な役割をタッグでは担当する。一見クールな常識人枠の印象を受けるが、何気に響さえも圧倒する西園寺で一番のボケ体質。やはり食いしん坊属性があり、『死中に活』を『シチューにカツ』と聴き間違えてダウン中に反応するなど食い気を見せる。口癖は『はやーっ!』。あと、よく”卑劣”の事を”ヒレカツ”と言い間違える。

 ファイトスタイルはあずささんを凌ぐパワーファイト。鈍重な動きをカバーする一撃必殺の大技達を有し、作品中最高の耐久力でいかなる攻撃をも防ぐ。シンプルな技が多く、(ゆえに相手の両手がフリーなケースが多いので)裏技で返される事も多い。漫画のチートキャラとは異なり鍛えられない部分は普通に弱いので目潰しとか鼓膜突きとか筋肉の薄い部分(顎、膝など)への攻撃は効いてしまう。

 得意技はタッグ技の詳細に関しては響欄を参照。ジャイアントスイング、胡桃割りネックハング(ネックハンギングツリーの後、相手の顔を両膝に叩きつける)、銀小町(垂直に振り下ろす手刀)、ベアハッグ、ダッシュラリアット、チョークスリーパー、サンシャインヌンチャク、ルナストライク、カザハナドライバー(超対空式垂直落下リバースブレーンバスター)、JPYデライトムーン(あずさとの合体技)。
 必殺技はモンデンキント・デストラクション(20話参照)、サンフランシスコムーン、サンフランシスコムーンEX、エロスボンバー(あずさとの合体技)。なお、響とのコンビネーションは本編23話時点で108あるらしい。

 S@ion5(ユニットランク:C)
 西園寺所属の5人一組ユニット。誰かが抜ける度にメンバーは補充される形で、現在は第二期(安藤が新人。抜けた人は不明)。詳細は大百科記事”S@ion5”を。

和風プロ(02プロダクション)

 十和田斎(アイドルランク:B)
 中堅プロダクション”和風プロ”の看板アイドル。低い身長(130cm台)かつ12歳という年齢ながら、物おじしない態度で看板アイドルとして努めている。律子のそれを逆にしたような銀髪のツイン三つ編みが特徴。というか外見は某戦国BASARAのいつきまんま。本シリーズでは西園寺同様に企画の妨害に臨むが……? 口癖は『ビバ』。

 得意技は不明。必殺技は大きなハンマーによるフルスイング、羅生門(市絵項目参照)。

 浅井市絵(アイドルランク:C)
 和風プロのナンバー2アイドル。斎とは逆に高身長(170cmはゆうに超えている)で、長い黒髪と年齢にそぐわぬ老けた大人びた顔立ちをしている。少し武士の鎧にも似た桃色と銀のカラーリングの衣装を着用しており、今回の企画乱入でもこの服装で来ている。こちらは某戦国BASARAの”お市”まんま。口癖は『~也』、『~するが吉』。ちなみに一見かませ犬ぽいが他のアイドル達の強さがおかしいだけで、一般的には強い人間の部類に入る(ワルキューレ編最終回参照)。

 得意技は不明。必殺技は斎との連携技・羅生門(市絵がパイルドライバーの形に捉えた相手を斎がハンマーで縦に打ち付け、相手を地面に串刺し=犬神家状態にする)。

961プロダクション(黒井プロダクション)

 黒井那由多(佐藤詩音/アイドルランク:?)
  突如アイドル業界に舞い降りた新星にして、黒井社長の一人娘……というのはギミックで、961プロの秘蔵っ子。業界を震撼させる961プロの一大プロジェクト・リーインカーネーションのキーパーソンと目されている。歌を激しく嫌悪しながらもある事情によりアイドルを強いられている。その声質は瑞樹に感涙させる資質を持ち、その上春香を凌ぐ説得力を現時点で有するが、本人は事あるごとに自虐している。なお、狙っているわけではないが歌っている時以外はやたらと言葉を噛む。口癖は『下らないですよ(、その質問が私にとって)』。

 ファイトスタイルは春香に近く、ドロップキックやスープレックスなど王道的な技が目立つ中でダイブ系も兼ね備える。春香との一番の際はストレッチ技の豊富さか。持ち技的には某豊田さんと被るものが多い。

 得意技はドロップキック、鎌固め、ダンシングツリー、ムゲンスープレックス(J・O・スープレックス)、シューティングスタープレス(その場跳び含め)、ブレーンバスター。
 必殺技はICBM(ミサイルキック)、ムゲンスープレックスEX、リーインカーネーション(詳細不明)。

 サイネリア(鈴木彩音/アイドルランク:?)
 ネットアイドルだが、プロジェクト・リーインカーネーションに際して那由多同様、961に籍を置いて地上波やラジオといった表舞台に進出する。しかし他のメンバーとは異なり決して生の本人はせず、映像・声としての出演に終始。そのミステリアスさと陽気な性格のミスマッチで多大な支持を得る。961加入の経緯は不明だが、黒井社長自身が誘ったらしい。デジタル・ディーバ(電脳歌姫)、ドライツェーン(ドイツ語で13)など通称が多いのも特徴で、総称として”1000の通り名を持つアイドル”と呼ばれる。特に口癖はないが、ネット用語を好んで用いる。

 ファイトスタイルは万能型。ほぼ全ての技に”サイ”が付き、特に腕力を要するボム系以外の技を幅広く使いこなす。基本的には”投げて、固める”スタイル。

 得意技はサイドキック、サイキック(太腿へのストンピング)、サイドスープレックス、サイコスタナー(ダイヤモンドダスト)、サイドワインダー(変形チョークスリーパー)、サイレントクラッチ(転生編05話参照)、サイクリングヤッホー(腕取り式逆片エビ固め)、ドライツェーン・サイクル(相手の首裏に深々とインパクトを与えるニールキック)。
 必殺技はサイクロンスプラッシュ(変形スカイツイスタープレス)、Sign out(サインアウト=ブレンバスターをかけるような体勢から跳躍して勢い良く中空で側転、DDTのように相手を頭から叩きつける)。

 双葉杏(アイドルランク:?) 
 身長139cm、体重30kgという17歳らしからぬミニマムな体が特徴。自堕落の鉄人とも言うべきものぐさぶりで、961プロに加入したのも印税による左団扇の生活を夢見ての事。反面、歌唱力と閃きに関しては黒井社長も目を見張るものを持っており、スカウトも社長が町で『んーっふ!』ときて直々に行った。どちらかと言えば利己主義のきらいがあるものの、那由多の背景に関しては何か思うところがあるようで、リーインカーネーションに関してはそれなりの協力姿勢を見せてはいる。口癖は『飴舐めたい』、『○○って○○だよね』。

 ファイトスタイルは返し技が主体。自分はなるべく動かずに相手の力を利用して戦う。あまりの軽量で威力が期待できない上、高い場所に上るのが面倒という理由で飛び技は皆無。ただし、切り返しにはルチャをイメージさせる技(本人は意図していない)を多く用いる。

 得意技は消力ディフェンス、空気投げ、でんどん(背中に張り付き、相手が潰そうと倒れた時に飛び退く)。その他、あらゆる攻撃を自らの攻撃へと変える返し技のセンスを持つ。  
 必殺技はアプリコットストライクスリー(クロスアーム式変形巴投げ)。最初、技名を訊かれた際は『アメナ・メターイ(=飴舐めたい)』と答えたが、黒井社長が慌てて閃いた名前を付けた。

 前川みく(アイドルランク:?)
 961の一大企画”リーインカーネーション”に携わる四人のアイドルのラスト一人。唯一、正規のオーディションを勝ち抜いてユニットメンバー入りを果たした実力派。四人の中では最も人当りが良く、外交面でのイメージメーカーとしても役割を果たしている。目的はトップアイドルになる事で、四人の中で最も(アイドルとして)純粋。黒井社長には大変な恩義を感じており、そのせいで(悪事に)利用されてしまうような場面も。口癖は『にゃ☆』、『にゃあ~!』。

 ファイトスタイルは俊敏さを活かした立体戦闘。ここまでは響と被るがみくのほうは曲線的な動きを得意とする。また、蹴り技が非常に強力で、大きな隙を見せればたちまち鍛え抜かれた足が飛んでくる。一方、関節技など器用な寝技は非常に苦手で、自らグラウンドに持ち込む事は稀。

 得意技はねこパンチ、ねこマフラー(相手の首に上半身を巻き付け、片腕を両足で固める技)。ダブルライダーキック、回転地獄蹴り(バク宙ドロップキック)、変形マヤ式ジャーマン。
 必殺技はみくねこスタンプ(ファイアーバードフットスタンプ)、みくねこクラッシュ(背後から相手の腕に十字の形でしがみ付き、片手の振りを利用して背後に一回転、相手を首から串刺しにする)。 

 雪(アイドルランク:B、ユニットランク:B)
 元はあの東豪寺麗華すらも憧れたアイドルユニット。だが、その麗華が所属する幸運エンジェルに妨害工作を行った為に数倍増しの報復を受けて芸能界から干された雪月花のリーダー。つまりは、魔王エンジェル誕生の原因である。961の新番組のネタ作りの為に、黒井社長の保護を受けて再誕。捲土重来と魔王への逆襲を誓う。非情に無口だが冷静で、いかにもリーダー格らしい佇まいを見せる。

 必殺技はブリザードスープレックス(吹雪原爆固め)。 

 月(アイドルランク:B、ユニットランク:B)
 同上、雪月花の一員。最も961に恩義を感じている。一見知的な参謀キャラ的外見だが非常に導火線は短く、顔面を一発打とうものならたちまちキラーとしての本性が露になる。ちなみに雪月花は転生編開始時点で再デビュー直後の為、ランクは当時のもの。

 得意技はダッシュパンチ、”合わせる”目潰し、変形ドラゴンスリーパー、サーフボードスタンプ(サーフボードストレッチの体勢から頭を踏み落とす)、リバースサーフボードストレッチ、ハイアングルボディスラム、弓矢固め。
 必殺技はムーンドライブプレス(胸を支点にした月面水爆)、ムーンライダー(弓矢固めの体勢から相手を上に放り、相手の背中に両足を乗せた状態から横に半回転してマッスルインフェルノのように落とす)。 

 花(アイドルランクB、ユニットランクB)
 雪月花の一員で、ユニット最年少。他二人のクールなルックスとは対照的にコケティッシュなイメージで売っている。実力は最も劣るが、努力でそれをカバーしてくらいつき、業界を干された時点で他二人に並ぶアイドルランクBにまで上り詰めている。いわば雪月花の安定感は彼女の努力の賜物と言えなくもない。花鳥風月と命名された独特の構えを用い、また、泣くと急激に強くなる)。

 必殺技はフラワーロック。 

 藍澤光(アイドルランク:?)
961の新番組オーディション合格者。二位通過ながら一位(みく)とは結構な差をつけられての合格。とはいえみくがズバ抜けているだけで決して実力がないわけではない。第一回放送分の収録で初っ端から黒井那由多と遭遇して、僅か14秒で敗戦。その後……。 

 BABYA(アイドルランク:?)
961の新番組オーディション合格者。光と競っての三位通過。他を寄せ付けず首位突破したみくに嫉妬する反面、良きライバルである光とは仲が良い。光がアイドル然とした衣装ならば、こちらはラフな服装で、曲もどちらかと言えばバンド的な曲調。第一回放送分の収録では雪との戦いの末、ブリザードスープレックスで轟沈。その後……。ちなみに読みはベイビアではなくバビア。本名は始音カイ。

東豪寺プロダクション(1054プロダクション)

 東豪寺麗華(アイドルランク:A/ユニットランクA+)
 現在、国内最高のカリスマ性を持つとされる魔王エンジェル(ユニットランクA+は現在魔王とジュピターのみ)のユニットリーダーにしてプロデューサー、更には東豪寺財閥の令嬢。ファンの前(猫かぶり)と本性のギャップは非常に激しい。かつては正統派ユニット”幸運エンジェル”として自らの家柄などに頼らず頑張っていたが、とある事件をきっかけに変心。黒井社長ですらドン引きしかねない手段を用いて芸能界でのし上がっていった。自分達が頂点を掴む事でアイドル業界は終焉を迎えると考えており、目下最大の敵・961に激しい敵意を表している。ちなみに伊織とは幼馴染。

 必殺技はバッド・アップル。

 三条ともみ(アイドルランク:B/ユニットランクA+)
 長身、クール、穏やかな物言いが特徴的な、魔王エンジェルの一員。麗華達とは幸運エンジェル時代からの付き合いで、(今の麗華のやり方に)不本意らしき様子を見せる事もあるが、自分達の力だけではあの時麗華を救えなかったという現実を受け止め、それらの意向を黙認している。961を倒す為に有力(かつ忠実な)アイドルを多数抱え込もうとしており、その一環としてアイドルヒットマン(=闇討ち)を行っている。その際の口上は『貴方の(アイドル)人生、ここで区切らせてもらう』。

 ファイトスタイルは躍動感のあるジャイアント・スタイル。公式NPCとしての彼女がDaに弱い事もあって、速度はあるけど細かい動きが幾分苦手という設定。あずさや貴音を上回る長身からの攻撃はそのどれもが驚異的。

 得意技は踵落とし、アンカースマッシュ(大きな振り幅のスマッシュ)。
 必殺技はワースト・クライム(肩車をせずにJOサイクロン風に落とす。その際、開脚する)。

 朝比奈りん(アイドルランク:B/ユニットランクA+)
 麗華、ともみと経緯を共有する魔王エンジェルの一員。初登場は最も早く、戦乙女企画編の第29話(たこ焼き屋の常連として、だが)。17歳という年齢ながら、ロリータキャラを前面に押し出している。カゲワル属性は麗華と共通か。メンバーの中では最も小柄だが、胸は最も大きい。カゲワルキャラではあるものの、麗華のやり方にはともみ以上に内心抵抗を覚えている。口癖は笑う際の『いひひっ♪』と、見下しを兼ねた時の笑いで出る『忌卑卑卑っ』。

 暮内陽多李(アイドルランク:C/ユニットランク:C)
 1054の二番手ユニット、レッド・ショルダーの白いほう。魔王エンジェルに心酔しており、無礼な事を働く輩には容赦しない、魔王の門番的存在。読みは”くれうち ひたり”。由来は暮内=くれない=紅(レッド・ショルダーの赤を意味する)、ひたり=左。元は大人しく本が好きな少女だったが、ユニット結成後は未来に感化されて彼女以上に尖った性格へと変貌する。しかしながら芯は変わらず、優しく仲間想いの一面も。

 得意技はワンパン・de・ジ・エンド(カウンタースマッシュ)、サンフランシスコ方円陣(未来との連携技=プランB)、ブラッディ・シザース(未来との連携技。20話参照)、ブラッディー・マグナム(未来との連携技。20話参照)。
 必殺技はフライング・ショルダー・アタック、ブラッディー・トレイン(未来との合体技。ロングホーントレイン)。

 香田未来(アイドルランク:C/ユニットランク:C)
 レッド・ショルダーの黒いほうにして右側。双子のように陽多李と馬が合う。強いて言えば未来のほうが比較的穏やかな気質。読みは”こうだ みき”。由来は香田=かた=肩(レッド・ショルダーの肩を意味する)、未来=みき=右。素の性格とレッショルの一員(アイドル)としての性格はほぼ一緒で、非常に導火線が短く、麗華にスカウトされるまでは頻繁に喧嘩をしていた。実力は高いが貴音曰く『あくまで一般人としてはの話。アイドルとしては未熟!』。しかしながら陽多李と組んだ時の実力はシングルのそれとは比較にならないほど上がる。

 得意技はローキック、ハイキック、パーム・ドロップ、サンフランシスコ方円陣(陽多李との連携技=プランB)、ブラッディ・シザース(陽多李との連携技。20話参照)、ブラッディー・マグナム(陽多李との連携技。20話参照)。
 必殺技はブラッディ・ショルダー(片膝を着いた状態からの肩固め)、ブラッディー・トレイン(陽多李との合体技。ロングホーントレイン)。

サンライズプロダクション

 シェリル野村(アイドルランク:B)
 サンライズプロの看板アイドル。本編では戦乙女編で画像だけ早々と登場している。MMDモデルが存在するので登場が予定されているもまだ本編には登場せず、唐突に後輩のほうが本編登場してしまった。理知的でクールな印象だが、サービス精神は人並み以上にある。

 得意技はダイヤモンドクレバス、ノーザンクロス(変形の垂直落下式ダブルアームスープレックス)。
 必殺技はトライアングラー。 

 リイカ・ラン(利衣華蘭/アイドルランク:C)
 サンライズプロの二番手アイドル。9歳の頃からアイドルをするも中々その実力は認められず、長い下積みだったものの、R15寸前の妖艶な歌詞が印象的な”性感秘孔”がヒットして一気にCランクへと上り詰めた。第二期となる転生編では765アイドルを差し置いて、ファーストカットから(しかも動画シーンで)登場している。元ネタは言わずもがなだが、香ばしいシーンのモデルはどっかの緑髪の双子の妹のほう。やったよ、悟史君! ちなみに100Mを12秒8で走るらしい。高校の陸上部女子にはもっと速い人はわんさかいるけど、速いか遅いかと言えば確実に速い。

 HELP(能勢真里亜/アイドルランク:D)
 負傷で961特番への参加を断念したリイカの代理で出場する事になったインディーのアイドル。シェリル曰く『ダーク系でそれなりの人気』。芝居がかった独特の悪魔口調と、千早をも凌ぐ貧乳が特徴。『地獄からやってきた悪魔の遣い。何人もの人を殺めている』と歌手としての自身を設定しており、HELPという名も『殺めた人が自分を見て”HELP!”と呼ぶ(命乞いをする)』から。実力はそれなりで、格闘技の経験があるような様子も見える。

 得意技は地獄キック、地獄式タックル。必殺技は不明。

こだまプロダクション

 日笠ひかり(アイドルランク:C/ユニットランク:B)
 『歌って、踊れて、走れるアイドル』をコンセプトに生まれたアイドルユニット・新幹少女のリーダー的存在……と思われる少女。メンバーでは最も長身で、顔付きに見合った(?)クールな性格を持つ。転生編の二週間前、芸能人大運動会にて765に完敗を喫しており、その雪辱に燃えている。余談だが、悪口でやよいを凹ませた張本人であり、それにより新幹少女は律子の報復を受けて数日間入院する事となった。

 得意技は右ストレート、右フック、右アッパー、クリンチスープレックス(ノーザンライトスープレックス)。
 必殺技はマッハカウンター。

 庄子のぞみ(アイドルランク:C/ユニットランク:B)
 新幹少女最速にして、女性アイドル界最速の脚(100m11秒9)を持つ少女。なお、新幹少女の中で一番の胸囲の持ち主でもある(とはいえのぞみでも巨乳というわけではない)。前述の大運動会にて真に一目惚れしており、今回の特番に意欲的な姿勢を見せていたのもその為。真が絡まない分には常識人。西園寺の方々みたいだ……。

 得意技はエクスプレススピアー。
 必殺技はバク宙DDT。

 斉藤つばめ(アイドルランク:B/ユニットランク:B)
 新幹少女最年少(正確な年齢は不明)ながら、人気は一番。熱狂的なファンを持つ。所謂あざといタイプで、素の性格は砕けたもの。マイペースな二人に振り回されて苦労人の一面もある。

 得意技はストンピング、ジャンピングニードロップ、スワロードライバー(エレクトリック・チェアー・ドライバー)。
 必殺技はスワローテイルバスター(変形パイルドライバー。23話参照)。

アイドル以外の主要人物

765プロダクション(ナムコプロダクション)

 高木順一朗
 御存知『ティンときた』の人。本シリーズではMMDモデルがない為入院中の為、登場していない。入院中、石油王と話をした結果、企画を承諾して蛇沼を社長代理に頼みこむ。蛇沼とは旧知の仲で、同僚だった事もあるらしい。

 音無小鳥
 同じく御存知妄想女性事務員……だが、妄想はほとんどする事がない(頭の中ではどうか知らないが、作品中の描写はない)。とはいえそれを行っている形跡や、そういった性癖は時折見受けられる。割とイケメンな時もあるのだが、やはり一番崩れる確率が高い職員なのでそこいらは帳消し。

 必殺技はサムライボム、世界一優しいツームストンパイルドライバー。

 蛇沼社長代理
 どっからどう見ても軍人というかスネークな人。下の名前は不明。高木社長とかつて同僚だったらしいが、どういった業界にいたのかは不明。いつもたこ焼きをつついている。犬が昏倒する程度の臭気を放つ放屁をする。本編が進むにつれ、彼の経歴が次第に浮き上がってくるかもしれません、多分!

 春日野P
 本シリーズのプロデューサー。下の名前は不明。MMDモデルがGS(ガールズサイド=アイマスキャラの性転換)のハル(春香の男性版)で、そこから春日野の名前が。キャラが安定しないのが個性と言えば個性。

 石油王
 765プロの社員ではない。かつて結婚の際にあずさに借りがあり(アニメ版アイドルマスター8話を参照)、以後、高木社長と交流が深まる。765プロのアイドルを自分の国に売り込み飛躍させようと考え、その為に祖国で現在流行中のプロレスを用いてPVを作る事を考えた(プロジェクト・ワルキューレ)。詳しくは1話参照。
 国でも指折りの大富豪で、企画会場のなぎさ町は企画中、住民達に(金の力で)退去してもらっている。SPを付けているが、真とも互角近く渡り合える実力者集団。

 花子(フラワーガール)
 やよいの誕生日のステーキの材料として真が用意してきた黒毛の牝牛。尋常ならぬ巨大な体を持つ。伊織と戦い追い詰めるもヘッドフラッシュからの断崖式ダイアモンド・レイクフォールに敗れ去り、その後、ステーキにされるはずが伊織の仏心によって命を救われ、高槻家の飼い牛となった。本編では花子と書いて”フラワーガール”とルビられてたがどちらが正式な名前かは不明。

 必殺技はハリケーン・ヒート(相手を上方に飛ばし、下から背中を突き刺して回転させる)。

876プロダクション(バンナムプロダクション)

 石川実
 876プロ社長。容姿は不明だが、シルエットからスタイルの良さは窺える。アイドルの持ち味を開放的な手段で引き出すが、一方で765プロの高木社長よりもシビアな面も兼ね備える(愛を母親のネームバリューで売り出そうとする、など)。ここは小規模事務所のハングリーさゆえか。涼を女性と偽りデビューさせようとしたり、幾分トリッキーな思考も窺える(まあ、結果が付いてきてはいるのだが)。転生編22話で初登場。

 岡本まなみ
 876所属のマネージャー。職員では一番の常識人? 外見は若く見え、ルックス・スタイルともにアイドルと呼べそうなハイクオリティさを持つ。アイドルへの気配りができる反面、外交的な手腕はその性格から不得意らしい。かつて母親の偉大さとそれに対する葛藤で悩んでいた愛を導き、本編のような明るい子に変わる手助けをした。当然、愛からの信頼は山よりも高く海よりも深い。短編05話で初登場。

 尾崎玲子
 水谷絵理のプロデューサー(だが876所属ではなくフリー)。ネットアイドルだった絵理の才覚を見出し、熱心な誘いの末に絵理を876に招き入れた。まだ13歳の愛ちゃんに首掻き切りポーズ、中指立て他、教えるべきではない乱暴な言動を教えているようだ。転生編23話にてようやく姿が(回想ながら)初登場。

 日高舞
 876の職員ではないが、日高愛の母親なのでこちらに表記。かつてSクラスアイドルをも超越し、SSクラスと呼ばれた伝説のアイドル。13歳でデビューし僅か3年のキャリアで、アイドル史の頂点として名を残す功績を挙げてみせた。15歳で愛を出産しており、現在29歳。小鳥さんより年下の可能性が微レ存? 本シリーズの独自設定である”精神聖衣”の覚醒者で、かつて一度公にその覚醒姿を披露した事がある。第二期”転生編”では961の特番の解説を務める。

西園寺プロダクション(3104プロダクション)

 西園寺美神
 西園寺プロ社長。黒髪のボブショートヘアに大きなサングラスが特徴。かつて765プロのアイドル(高木社長と一悶着の後に決別)であり、また、春香がアイドルを目指すきっかけとなった”歌のお姉さん”その人でもある。春香達がアイドルになった丁度その頃、春香達の先輩アイドルを引き抜くなどして敵対関係となった。その後、紆余曲折の末冷戦状態となるが今回、小早川瑞樹の提案に頷きプロジェクト・ワルキューレの妨害にGOサインを出す。余談だが面接に来た律子を落としており、律子とも軽い因縁があるにはある。

 小早川P
 西園寺のプロデューサー筆頭格であり、小早川瑞樹の実兄。自信家で狡猾な部分もあるが実力は確か。一見クールに振る舞ってはいるが、瑞樹にはデレデレな一面もある。カリスマ性があるのかないのか、瑞樹のシスターキックが効かない数少ない人物(ただし、キックとしての威力は普通に受ける=暗示効果は発動しない)。

 シャリオ
 よっくんの飼い犬で犬種はシェルティ。性別は不明。名前(シャリオ)はフランス語で”戦車”の意。穏やかな気性の犬だが、よっくんには忠実で、彼女に応じて765プロのアイドル(というか雪歩)と戦いを繰り広げた。優れた嗅覚で雪歩の技を破り、追い込んだ。時折心理描写があり、その際の口癖は『わんふー』。

961プロダクション(黒井プロダクション)

 黒井崇男
 961プロ社長にして、プロジェクト・リーインカーネーションの仕掛け役。元は高木社長と一緒に仕事をしていたが、アイドルを育てる方向性の違いから彼と袂を分かちプロダクションを立ち上げる。彼にとって基本的にアイドルは自身の成功の為の手段・道具であり、高木との会話でも『アイドルを信頼だと? 馬鹿馬鹿しい(アニマス21話)』と一笑している。娘というギミックを用いている那由多は彼の姪。

 TONOS
転生編で961特番の実況を努める男性。終始ハイテンションで特番を盛り上げつつ、日高舞の相手・ツッコミ役もこなす。読みはそのまま”トノス”。同名の早漏防止薬があるが、語呂で付けただけで特に関連はなし。

 佐藤将也
 黒井社長の甥にして、黒井那由多(=佐藤詩音)の実弟。姉の歌を聴く事が大好きで、また自身も歌を愛して姉弟でアイドルになる事を夢見ていたが、プロレスごっこ中の事故によって頭部を強打し、声を失ってしまった。その件で両親が揉めた末に父親が蒸発。母子家庭となった上、早期に手術をせねば一生声が出せなくなる恐れがあると宣告される。強く憎むプロレスと歌に那由多が努めるのは、彼の手術費用を捻出する為に他ならない。

藤波プロダクション(2473プロダクション)

 辰巳藤真
 古き良きアイドルプロダクションを守るべく、頑固にその道を貫く社長。が、最近は入って来たアイドルは少しでも人気が出ると次々と移籍してしまい、それに頭を抱えている。自身も昔は結構な実力を持った歌手だった。危険な行為、危険なシーンを観ると頭上で両手を何度も交差させる癖(ドラゴンストップ)がある。私服がクソダサい。

 山崎和夫
 フリーのプロデューサーであると同時に、オフの日は整体師をしている異色の業界人。フリーとは言え実質藤波プロ専属で、社長が行う他事務所へのクレームの裏に彼の口添えがある事も多々。ワルキューレ・プロジェクト編での登場はないが、8話の画像で辰巳社長の斜め後ろにその姿が確認できる。

 西村修一
 藤波プロの中堅プロデューサー。癖のあるアイドル達を、気持ち悪いほど頑固な気質でまとめ上げようとしている。一見素直そうだが、その部分が災いして『ファンは馬鹿です』など爆弾発言をかまして藤波プロを危険にさらした事もある。一応、生え抜きPでは筆頭格。なお、このプロダクションにはプロジェクト・ワルキューレ編時点では女性アイドルは存在しない。

サンライズプロダクション

 岩久照吾
 シェリルとリイカのプロデューサー。体型が変。社長に『微エロとハーフ』路線を提唱し、二人をそれぞれBランクとCランクにまで育て上げた。今回、リイカが襲われた事で犯人の尻尾を掴むべく首を突っ込み過ぎた為に半角スペースさん謎の覆面によってプロデューサー生命を奪われそうになる。”あの台詞”を言わせるべく周囲がそれに繋ぐ言葉を頻繁に投げかけるも口にせず、そのせいでしばしば殴られる。名前の由来は元ネタのイワーク・ブライアから(イワーク=岩久、ブライト=照る=照、ア=吾は”あ”とも読む)。

所属事務所不明/アイドルか不明のキャラ

 初音未来
 畑の持ち主である地主の娘(ちなみに愛も近所に住んでいるようだ)。畑からの声に野菜泥棒(=真と伊織)を警戒し、見回りに来るもうさぎを発見して一安心(実際は伊織の人形)……したところに背後から真の攻撃(カオス・スフィア・ボトム)をくらい気絶。その後、伊織達が野菜を盗んだかは不明。読みは『みくる』。なお、転生編にてたこ焼き屋で働いているのが確認される(バイトか店の人間かは不明)。

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;=ω)あ、特に御座いません(汗)。

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