アリス イン ナイトメアとは、「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」を原作とした3Dアクション・ホラー・アドベンチャーゲームである。 原題は「American McGee's Alice」。
2000年10月5日にエレクトロニック・アーツより発売。日本語版はWindows版が2001年1月25日(ベスト版は2004年3月18日)、Macintosh版が2002年3月21日に発売されている。
メインディレクターは『Doom II』や『Quake』シリーズのデザインを手がけたアメリカン・マギー (American McGee)。作曲者にNine Inch Nails創設期のメンバー、クリス・ブレナ(Chris Vrenna) を加え、今までのアリスには無かった独特の暗くよどんだ美しい狂気の世界を演出している。ゲームにはマギーがプログラマとして携わった『Quake III』のエンジンを使用。当時最高レベルの3D技術を持って作成された。
2001年発売の日本語版は音声、字幕共に英語・日本語の両方を選ぶことができ、さらに字幕に日本語を選んだ場合ゲーム中の背景の文字(看板等)が日本語に変わるという高いローカライズを持っている(なお、ベスト版では英語音声と英語字幕はなく、日本語のみである)。
日本語版声優は、アリスに『ポケットモンスターシリーズ』のシゲル、『天地無用!シリーズ』の鷲羽で知られる小林優子、チェシャ猫に『ONE PIECE』のサー・クロコダイル、『ドラゴンボールZ』のダーブラで知られる大友 龍三郎を採用。その他キャラの声優も含め、ゲームの雰囲気にあった声優陣がアリスの世界を演出している。
アメリカでは未だ根強い人気があり、ファンも少なくない(Youtubeにも多くのプレイ動画やMAD、トレイラー等が公開されている)。なお、アメリカン・マギーの最新作としては「American McGee's Grimm」が7/30よりエピソード形式でダウンロード販売される予定(北米のゲームサイトで販売されるため、日本での入手が可能かは現時点で不明)。
2007年にサラ・ミシェル・ゲラー主演で映画化の予定が報じられたが延期され、2008年4月の段階でさらに1年延期されたことが判明。2009年映画化予定。
「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」という二つの冒険のあとも、幼いアリスはたびたび夢の中で帽子屋や白ウサギと出会い、奇妙なお茶会を楽しんでいた。しかし、そんな楽しい日々も長くは続かなかった…
アリスの家は火事にあい、アリスを残して家族は全員死亡。その影響でアリスは心を閉ざしてしまい、精神病院へと入れられる。
あれから10年。アリスは18歳になったが、治療の甲斐なくその心はあの日からずっと砕けたままであった。
ある日、持っていたウサギの人形から助けを求められ、アリスは再び不思議の国へと向かう。
しかし不思議の国やその住人達はアリスの心の影響を受けてか、かつての面影を一切残さない悪夢と狂気の世界に変わり果てていた。
血のついたナイフを握り締め、アリスは決心する。もう一度、美しい不思議の国を取り戻そう――と。
――ようこそ、ゆがんだ不思議の国へ。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/11(木) 20:00
最終更新:2025/12/11(木) 20:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。