アンヘル・ディ・マリア(Ángel Fabián Di María Hernández, 1988年2月14日 - )とは、アルゼンチンのサッカー選手である。フランス・リーグ・アンのパリ・サンジェルマン所属。ポジションはMF。
1992年にアルゼンチン・プリメーラ・ディビシオンのロサリオ・セントラルのユースへ入団。2005年にトップチームデビューを果たす。当初はサイドバックとしてプレーしていたが、2007年にサイドハーフへコンバートされると才能が開花し、着実に経験を積んでいった。
2007年にポルトガル・プリメイラ・リーガのベンフィカへ移籍。すぐにポジションを掴みUEFAチャンピオンズリーグに出場するなど、大きな飛躍を遂げた。
2010年にスペイン・リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーへ移籍。当時のマドリーの監督であったジョゼ・モウリーニョのスタイルであるカウンター戦術にフィットしレギュラーとして活躍。2011-12シーズンにはクラブのリーグ優勝にも貢献した。2013年にジョゼ・モウリーニョの退任、ガレス・ベイルの加入などが重なり退団が噂されたが残留。出場機会が減ると見られていたが、センターハーフで起用されると期待に応えて質の高いプレーを披露し、2013-14シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献した。しかし2014年にハメス・ロドリゲスが加入し、それに追い出される形で退団することとなった。
2014年にイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。大きな期待を背負って迎えた加入1年目の2014-15シーズンでは中盤戦から徐々に調子を落とし始め、終盤戦では低調なプレーに終始。シーズン中にはルイス・ファン・ハール監督との確執も噂され、27試合3得点10アシストを記録したものの1年で放出されることとなった。
2015年にフランス・リーグ・アンのパリ・サンジェルマンへ移籍。
FIFAU-20ワールドカップ2007、U-23オリンピック代表などに参加しており、どちらの大会でも優勝している。特にU-23オリンピック代表では重要なゴールを数々決め、アルゼンチンの金メダル獲得の原動力となった。
2008年にアルゼンチン代表デビュー。2010 FIFAワールドカップ、2014 FIFAワールドカップ、コパ・アメリカ2011、コパ・アメリカ2015などの国際大会にエントリーされており、2014 FIFAワールドカップでは準優勝に貢献した。
代表ではリオネル・メッシ、セルヒオ・アグエロ、ゴンサロ・イグアインなどと共に強力な攻撃陣を形成している。
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最終更新:2025/12/06(土) 16:00
最終更新:2025/12/06(土) 15:00
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