ネクスト

ネクストとは、アーマードコア4～fAに登場するアーマードコア・ネクストの通称である。

概要

劇中に登場する架空の粒子であるコジマ粒子を軍事転用したケースの最たるものであり、従来のアーマードコアの動力源をコジマ粒子によるものに置き換えたことによる大容量のエネルギーを得、機体の周囲にコジマ粒子を安定還流させ物理攻撃に対する防護膜とすると同時に空気抵抗を減衰し、加えてクイックブーストと呼ばれる前後左右方向への急加速を可能とするブースター、高度な戦術的機動性を確保可能とする巡航型オーバードブーストを搭載。
更にはAMSと呼ばれる操縦者の脳波を直接読み取る技術を操縦方法として採用。
結果として従来のアーマードコアの持つ汎用性と火力に加え、圧倒的な機動性と防御能力を持つに至る。
アーマードコア4以前の国家解体戦争においては、国家側の有する通常兵器郡は数で勝っているにも関わらずごく少数のネクスト相手に一切歯が立たず、企業側の圧倒的な勝利で決着することとなった。

しかし、ネクストは同時に致命的な欠陥を持つ兵器でもある。
第一にコジマ粒子を採用していることに由来する、環境汚染。
コジマ粒子は性質としては放射能に近いものであり、空間に残留し環境と人体に致命的な悪影響を及ぼす。
コジマ技術の塊でもあるネクストは「歩く汚染源」でもあり、ネクストが戦闘行為を行った地域は不毛の大地と化してしまう。
また、この性質によってネクストの搭乗者は総じて短命であるといわれる。

第二に、AMSという操縦方法により操縦者が限定されてしまう点。
AMSを扱うためには特殊な才能が必要であり、劇中ではAMS適正と呼ばれている。
適正の無い者にはまず操縦自体が不可能であり、適正があっても低い者は操縦に高い精神負荷を負う事となる。
これによってネクストは非常に個人への依存性が高く、組織の主戦力としては信頼の置けないものとなってしまっている。
これは後に企業がアームズフォートを製造する直接的な理由ともなっている。

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関連項目

• アーマードコア
• ACｆA