阪急百貨店とは、阪急グループの百貨店である。本店は梅田にあり、現在はH20リテイリングに属する阪急阪神ホールディングスの中核企業。
うめだ本店は全国最古にして、全国最強の電鉄系百貨店である。
日本一の実力を誇るといわれるアマチュア吹奏楽団、阪急阪神百貨店吹奏楽団でもその名を知られ、ニコニコの動画ではこれの類が多くを占めている。
前身は白木屋梅田出張店、後にそれが小林一三の手によってフランスのデパートメントストアに触発され百貨店とした。後の全国的に広まった屋上大食堂、古美術展など阪急によって始められたものも多い。
ファッションに力を入れ、伊勢丹と提携していた時期もあった。それゆえ東の伊勢丹、西の阪急といわれ、ファッションにおいて絶対的なブランド力を得ていた。後に村上世彰による阪神グループの敵対的買収(要は利鞘を分捕るハゲタカファンド)の影響を受け、阪神グループと統合し、庶民派の代表的存在だった阪神百貨店(しかし、富裕層の顧客も多く、世間のイメージとはだいぶ違う)も阪急グループの一員となり、激戦区梅田にて、梅田本店とともに共存共栄している。
そして、現状阪急に百貨店を支配された阪神の立場は
阪急 33-4 阪神
となっている有様である。
とはいえ同じグループなので少し触れておきます。ブランド力の強い阪急との合併は、阪神にとっても大きな影響を受け、庶民派として健闘してきた阪神が阪急に吸い取られるかの如く、規模縮小を余儀なくされている。かつて売上1000億円以上を稼いでいた阪神うめだ本店は現在900億弱となっており、売り場面積も最盛期より4割も減少した。また、沿線の支店も苦戦を続けており、西宮店はまだ健闘しているものの、阪急が同じテリトリーに進出したために売上減、阪急空白エリアの尼崎に進出したりしたが、沿線のカラーもあり色々と迷走(裏を返せば、阪急が相手にしていなかった)、また庶民イメージを挽回しようと超高級住宅地の御影にも進出してみたものの、売上面積は3.34…じゃなくて5.59億円と全く冴えていない。
なお、阪神は昔熊本市に進出し、くまもと阪神を運営していたこともある。
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最終更新:2025/12/13(土) 13:00
最終更新:2025/12/13(土) 12:00
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