エプシィガンダムとは
| EPSY GUNDAM エプシィガンダム |
|
| 型番 | 不明 |
| 頭頂高 | 22.0m / 32.30m(全高) |
| 重量 | 125.0t(本体) / 155.0t(全備) |
| 出力 推力 |
3,340kw 155,500kg |
| 搭乗者 | - |
| 装甲 | ガンダリウムγ(未完成) ガンダリウムε(完成機) |
| 備考 | 核融合パルス推進システム“ブラッサム” |
| 武器 |
|
アナハイム社がγガンダムことリック・ディアスの次に開発した2番目のエゥーゴ機。
開発コードは「ε(エプシロン)ガンダム」。その通称を「エプシィガンダム」という。
エプシィはG計画の中でも特に高い理想を到達点としており推進システムのダウンサイジングとその採用を目標として開発されていた機種であった。
当時の技術力では開発期間は10年前後にも及ぶ長期的な展望の開発プランとなる事が予想されていた。
しかし当時としては即戦力を最優先にした開発が求められていたため、開発チームと設計データを「デルタガンダム」に移行・流用させた。
エプシィの開発が難航した理由は、背部の「核融合パルス推進システム“ブラッサム”」にあった。これは背部に装備したグライバインダーの発展型に装備される物である。
通常、核融合パルス推進は木星ヘリウム採取船団(大型宇宙艦)の長期的航行やコロニーの移動等に使われる技術。
エプシィにおいてそれを更にダウンサイジングさせ、MSの推進技術として採用する構想だったのである。
本機の完成案では核パルス推進システムをMS用にダウンサイジングしたブラッサムを搭載するが、ガンダリウムγではセイル基部のフレーム強度が足りなかったため、改良素材「ガンダリウムε」を装甲に使用する。しかし、あくまで公式にはガンダリウムεは開発中とされ、完成したという記述がないため完成したかどうかは不明。
開発はγガンダムの完成後から始まり、大まかな計算でU.C.0090~0095年の間に終えると思われていた。しかし詳細は不明だが、U.C.0087年の起動実験失敗を最後に、以降の開発記録が途絶えている。
エプシィはブラッサムの搭載によって「155t」の超重量級MSとなる。推進システム非使用の際は完全に死重となっているのだが、運用上特に支障はないようだ。
富野御大の草案では元々ガンダムMk-Ⅱがデルタガンダム、エプシィというガンダムMk-Ⅱの競作機であった。
その後に新装甲「ガンダリウムε」を採用した機体という設定に変更されるも、ポジションは百式に奪われることに。
その後永野氏がエプシィのデザインを一部採用、富野が筆を執った小説版表紙絵に描かれた。
G計画の「εガンダム」は、これを立体化するにあたり、様々な設定を追加していった機体である。
初出は小林誠氏の俺ガンダム集オリジナル企画『ジ・エボリューション・オブ・ガンダム』。
この機体は「サイコガンダムMK-V」である。プロトエプシィからΖΖガンダム(サイコガンダムMk-V改)に繋がっていったという設定のため、エプシィの名はついても上記の機体群とは全く関係ない。
| アナハイム社ギリシア文字ガンダム一覧表 | |
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最終更新:2025/12/11(木) 07:00
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