エリナ・デア=フォーゲルヴァイデとは (エリナデアフォーゲルヴァイデとは) [単語記事]

「子供扱いしないでよ！私だって華麗に戦えるんだからッ！」　

エリナ・デア=フォーゲルヴァイデとは、RPGアクションゲーム『ゴッドイーター』シリーズの登場人物である。
CV:阿澄佳奈

概要

ゴッドイーター（無印）で華麗な戦死を遂げた神機使い、エリック・デア=フォーゲルヴァイデの妹。
無印の時点ではまだ幼く、非戦闘員「裕福そうな少女」としてアナグラに登場するモブキャラクターだった。

身体が弱く、欧州の空気が肌に合わなかったため極東へ静養に来ており、寂しさから兄へ頻繁に手紙を送っていた様子。
手紙の内容から口にできない寂しさを感じ取った兄は、神機使いとして激戦区である極東への転属に自ら志願する。（詳しい内容はエリックの項目も参照）

後に兄は戦場で無念の戦死を遂げるが、それを聞いた少女は「みんな嘘を言っている」となかなか兄の死を信じることができなかった。
しかし周囲の悲しみを知って最終的に兄の死を受け入れ、そして1つの決意をする。

兄と同じ神機使いになり、アラガミのいない平和な世界を作ると。

ゴッドイーター2

2では立派な美少女に成長し、戦死した兄の遺志を継いで華麗に戦うことを決意。新型の神機使いとして登場することとなった。

極東支部では初のチャージスピア使いで、最年少の14歳。
神機の愛称は「オスカー」。

性格は対抗心が強く負けず嫌い。年頃もあってか素直になれない発言も多いが、打ち解けてみれば根は優しくて素直な子である。
普段は背伸びしがちなだけであり、実際は歳相応の子供っぽいところも。

隊長である藤木コウタ、同期で兄の友人でもあったエミール・フォン＝シュトラスブルクと共に第一部隊所属隊員として活動する。
特にエミールと組むことが多く、色々な意味でぶっ飛んだエミールの発言の数々に突っかかる凸凹コンビっぷりを発揮し、コウタをいつも悩ませている。

主人公達ブラッドにも最初は対抗心を燃やしていたが、主人公の戦い方を見て考えを改め、戦い方の参考にさせて欲しいと申し出る。

本人は常に華麗に戦うことを心がけているが、経験不足なために空回りしがち。序盤はリンクバーストどころか防御すらしない、と完全に猪突猛進タイプ。
未熟で非常に危うい面が目立つが、キャラクターエピソードを進める度に徐々に経験を積んだ、一人前の神機使いとして成長していく。

戦闘スタイル

チャージスピアによる突撃と離脱、またショットガンによる接近戦が得意。

序盤だとできる行動が少なく、キャラクターエピソードを進めるまでは戦力として不安が残る。
だがエピソードを進めることで防御の習得に始まり、回復アイテムや回復弾、リンクバーストの使用、ブラッドアーツの会得など大幅に行動が改善され、最終的にはブラッドメンバーに勝るとも劣らない、頼りになる戦力へと成長する。

スピア状態で戦うことが多く、立ち回りも堅実。
銃による誤射も少なめで連れ歩きやすい。ただし銃形態になると被弾率が高まるのが玉にキズ。また味方の攻撃にも割と巻き込まれる。
リンクバーストやリンクエイドの頻度が高いので、背中を任せるには打ってつけ。

さらに体力強化（大）とバースト時の体力自然回復による粘り強さと、プレイヤーをリンクエイドで復活させた後の「復讐の憤怒（バースト化）＆体力自然回復」でのリカバリーの速さなど、作中でも屈指のタフネスさを持つ。
長期戦などアイテムが不足する場所では、ぜひ彼女を連れて行ってあげよう。